青森県田子町から新鮮なにんにく、生にんにく、熟成黒にんにくを産地直送!10,800円以上で全国送料無料!

  • 2022年07月04日更新

    にんにくは健康に良い?主な効能について紹介!

    健康を維持するために様々なサプリや健康食品を取り入れる方は多いですが、食事でそれらの栄養素が摂れたら一番嬉しいですよね。
    そんな方におすすめなのは、食事に積極的ににんにくを取り入れる方法です。
    にんにくは多くの栄養素がぎゅっと詰まっているので、にんにくに含まれている主な成分とその効能について紹介します。

    □にんにくの主な栄養素とその効能

    にんにくの主な栄養素としてアリシン、カロテン、葉酸、ビタミンB6とリンの5つが挙げられます。
    毎日の食生活に少しでもにんにくを加えることで、健康的な身体を手に入れるための手助けをしてくれます。

    *アリシン

    にんにくには、滋養強壮の効果があり、これにはアリシンという成分が関係しています。
    滋養強壮とは、身体の弱い部分を栄養素などで補い、強い身体を作ることで、アリシンの場合はビタミンB6の吸収を助けてくれます。
    そのため、疲労回復や優れた殺菌作用により体内に侵入した危険な菌を殺菌してくれることから、免疫力向上の効果もあります。
    他にも血液の流れを助けてくれることから、冷え性の改善や動脈硬化、血栓などを防ぐのも助けてくれます。

    *カロテン

    カロテンは、にんじんや唐辛子にも含まれている赤色の成分であり、にんにくの芽の部分に多く含まれています。
    体内で吸収されるときは、ビタミンAに変化するため、肌や粘膜の健康を維持する手助けをしてくれます。
    ビタミンAが足りなくなると、爪が割れてしまったり肌トラブルの原因となってしまったりするので、身体の健康のためにも毎日摂取することがおすすめです。

    *葉酸

    葉酸は、葉野菜にも多く含まれている成分であり、にんにくの場合は芽の部分を中心に多く含まれています。
    貧血予防に効果があり、他にも妊娠中には胎児の育成もサポートしてくれます。
    妊娠中は細胞分裂などが普段以上に活発に行われる時期であり、葉酸はDNAの合成にも影響するので、妊娠中ににんにくを食べると胎児の育成をサポートしつつ同時に鉄分も補給できるため食事に取り入れるのがおすすめです。

    *ビタミンB6

    ビタミンB6は、エネルギー代謝を上げてくれる他に、タンパク質の分解を助けてくれるため、ダイエットや筋トレをしていてプロテインなどのタンパク質を積極的に食べている方にはぜひ一緒に摂って欲しい成分です。
    ビタミンB6が足りなくなると、口内炎や身体のむくみ、痙攣、湿疹など様々な身体のトラブルの原因となってしまいます。
    ビタミンB6の一日あたりの摂取量は1.3mgが推奨されていますが、にんにく100gあたりに1.53mgと豊富に含まれているため、ビタミンB6を積極的に摂りたい方におすすめです。

    *リン

    リンは健康的な骨や歯を作る手助けをしてくれる成分です。
    リンの1日あたりの摂取量は、男性が1000mg、女性が800mgが推奨されていますが、にんにく100gあたり153mgとリンが豊富に含まれています。
    骨や歯を作る手助けをしてくれる成分のため代謝反応にも大きく関わる成分です。
    毎日リンをたくさん摂ることで、体内のリンの濃度を一定に保つことができれば、健康的な身体を維持できます。

    □にんにくの保存方法

    にんにくを冷蔵庫で保存する場合1ヶ月間は持ちますが、薄皮を剥きジップロックに入れて保存するようにしましょう。
    冷凍保存の場合は、薄皮は剥かずに冷凍用の保存袋に入れて保存するのがポイントです。
    にんにくは冷凍しても硬くならないため、取り出してすぐに調理に使えます。

    微塵切りやすりおろした状態で冷凍するのもおすすめですが、冷凍をすると風味が飛んでしまうので、2週間ほどで使い切ってしまうのがおすすめです。
    にんにくを微塵切りやすりおろして醤油に漬け込む方法もありますが、この場合は1週間ほどしか持たず、匂いが強いため密閉容器に入れて保存する必要があります。

    常温のまま保存してしまうと、発芽してしまったり香りや風味が損なわれてしまう可能性があります。

    □にんにくの食べすぎ注意と1日の適量

    前述したように、にんにくを食べるとたくさんの健康効果が期待できますが、適量を守らずに食べすぎてしまうと逆効果で副作用を引き起こしてしまいます。
    主な副作用は、めまいや吐き気、貧血、嘔吐などが挙げられます。
    せっかく健康のために食べている食品なので、適量を守って食べるようにしましょう。

    にんにくの1日あたりの適量は、生の場合は1片、加熱したら4片ほどです。
    しかし、体調や体質によって適量は変わるので、自分のコンディションに合わせた適量を見つけるのが大事です。

    □まとめ

    今回は、にんにくの主な栄養素やそれらの効能について紹介しました。
    健康に気を遣いたいが何から始めたらいいか分からないという方は、毎日の食事ににんにくを取り入れる事から始めるのがおすすめです。
    当社は、白にんにくだけではなくにんにくの加工品も販売しているので、興味のある方はぜひホームページをご覧ください。

  • 2022年06月30日更新

    黒ニンニクは肌荒れにも効果的?1日の摂取目安を紹介!

    白にんにくを熟成して製造される分、黒にんにくは白にんにくよりも栄養価が高く健康に良いという事を聞いたことがある人は多いでしょう。
    しかし、黒にんにくは健康だけではなく、肌荒れや美容に対しても効果的でもあります。
    今回は、黒にんにくの栄養がもたらす美容・健康効果や1日の摂取量の目安を紹介します。

    □黒にんにくの栄養素やその健康・美容効果

    前述したように、黒にんにくは白にんにくを1ヶ月間じっくりと熟成させる事によって作られています。
    1ヶ月間熟成されている分、普通の白にんにくよりも数倍栄養価が高く、その分体に嬉しい効果をもたらしてくれます。
    健康面・美容面の両方で効果的な栄養素が多く含まれているので、それぞれに着目して体にもたらすメリットを解説します。

    *シスチン

    シスチンは非必須アミノ酸の一種であり、必須アミノ酸であるメチオニンを元に体内でも生成することができます。
    しかし、体内で生成する分だけだと足りないことが多いため、食事などからも積極的に取りたい栄養素の一つです。

    シスチンが体にもたらす主な働きは、強い抗酸化作用と代謝をサポートしてくれることです。
    どちらの働きも、美肌を作るためや身体の酸化・老化を防ぐためには重要な役割です。
    また、多くのスキンケア化粧品やサプリメントにも含まれている成分であるため、さまざまなタイプの肌トラブルを改善するために身体の内側から手伝ってくれます。

    *アルギニン

    アルギニンは、シスチンと同様に体内でも生成できる非必須アミノ酸の一種です。
    成長期の子供や筋トレを積極的にする人にとっては、シスチンと同じように体内で生成される分では足りないため、食事で補うことが大切です。
    黒にんにくに含まれるアルギニンの量は、白にんにくに含まれている量の3倍あるため、アルギニンを積極的に摂りたい人にとって、とてもおすすめです。

    アルギニンが体にもたらす主な働きとして、疲労を感じる原因となる物質のアンモニアを除去して疲労回復をサポートしたり、インスリンの分泌を促したりすることが挙げられます。
    また、リジンと合わせて摂ることでストレスの緩和などが期待されます。
    その他にも、コラーゲンの生成も促してくれるので美容面でも嬉しい働きをしてくれます。

    *ポリフェノール

    黒にんにくには、ポリフェノールが豊富に含まれています。
    他の野菜と比べても、黒にんにくに含まれているポリフェノールの量は群を抜いており、多くの健康効果が期待されます。
    抗アレルギー性質があることからアレルギー症状の改善が期待できたり、強い抗酸化作用を持つので、老化の原因となる種類の活性酵素を除去も期待できます。
    他にも免疫力を向上してくれるので、風邪の予防にも効果的です。

    *S-アリルシステイン

    S-アリルシステインは、黒にんにくが作られる過程で生成される成分の一種です。
    ポリフェノールと同様に強い抗酸化作用を持つことから、シミの予防であったり悪玉コレステロールの結びつきを防止してくれたりするので、腸内環境も整い美肌にも効果的です。
    さまざまな病気にも効果的であることがわかっていて、現在も研究が進められている成分の一つです。

    *リジン

    リジンは必須アミノ酸の一種であり、アルギニンやシスチンとは違って体内で生成することができません。
    体内の2パーセントから10パーセントのタンパク質は、このリジンでできています。

    脳が働くために必要なブドウ糖をスムーズに届けてくれるため、集中力アップや他にも疲労回復などの効果があります。
    肝機能や育毛、免疫力のサポートなども行ってくれるため、身体のいろんなところの健康にとって大切な成分です。
    リジンの摂取量が少なかったり、足りなくなったりすると集中力が落ちるだけでなく、免疫力が弱まることから抵抗力も一緒に弱まってしまうので、健康を維持するためにもリジンをきちんと摂ることが大事です。

    □黒にんにくの1日の摂取目安量とは

    黒にんにくは、サプリでも薬でもないため1日に必ず摂取しなくてはならない量などは決まっていません。
    自分の体質や体調にもよりますが、1日に食べる量は1粒から3粒くらいを目安にすれば良いでしょう。
    食べるタイミングも自由ですが、朝に食べるとその日1日を元気に過ごせますし、夜だと疲労回復効果をサポートしてくれます。
    また、代謝アップも期待できるので運動する30分から1時間前に食べると自分のベストパフォーマンスを発揮しやすくなります。
    1日に食べる量と同じように、自分の体調に合わせて食べる時間を調節すれば、自分が望む効果をより効率的に得られるでしょう。

    □黒にんにくの食べ過ぎの注意点

    白にんにくを食べすぎてしまうと、腸内環境を乱してしまいますが、黒にんにくには特に食べ過ぎによる重篤な副作用はありません。
    しかし、まだ体が慣れていない時や体質によっては胃の不快感や下痢などを感じる場合があるので、食べ始めるときは少量から少しずつ食べる量を調節するのがおすすめです。

    □まとめ

    今回は、黒にんにくの主な栄養素の健康効果や1日に食べる目安について紹介しました。
    健康に気を遣いたいが、サプリメントが苦手で生活に取り入れづらい方などには黒にんにくがとてもおすすめです。
    黒にんにく以外にもにんにくを加工した商品などを用意していますので、ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。

  • 2022年06月26日更新

    にんにくを食べると健康に?食べることのメリットについて紹介します!

    さまざまな料理で使われているにんにくは、健康的な体を作るための手助けをしてくれます。
    健康に良いことを知っていて積極的に食べている方が多いですが、実際にどのようなメリットがあるか知っている方は少ないでしょう。
    そこで今回は、にんにくを食べることのメリットやその適量、効率的な食べ方について紹介します。

    □にんにくを食べることのメリット

    にんにくの主な栄養素として、アリシン、アリイン、アリナーゼ、ジアリルジスフルィド、アホエン、スコルジニン、アリチアミン、ゲルマニウム、チルアリルトリスルフィなどが挙げられます。
    これらの栄養素を摂取することで、アンチエイジング、疲労回復、免疫力アップ、冷え性改善、美肌作用などのメリットがあります。
    栄養素の中でも、アリイン、アリシン、スコルジニンの3つが特に優秀であり、健康的な身体を作るのを手助けしてくれます。
    「アリイン」は長ネギや玉ねぎ、ニラなどにも含まれていますが、にんにくに含まれているアリインの量は他の野菜と比べて圧倒的に多いです。
    このアリインという栄養素は、すりおろした時や切るときなど傷がつけられると酵素と反応して、「アリシン」へと変化します。

    アリシンは、にんにく特有の匂いの元となる成分です。
    アリシンの効果は強力であるため、すぐに効果を実感できます。
    アリシンの匂いを嗅いだだけで体温が上がったり、食べた直後から血流や代謝を上げてくれます。
    そのため、血液がサラサラになって血糖値や血圧が改善されたり、強力な抗菌効果により風邪の原因の一つでもある連鎖球菌を殺してくれたり、さらには酸化防止作用によって免疫力もあげてくれることが期待できます。

    また、アリシンはビタミンB1の吸収を助けてくれる役割もあります。
    そのため、豚肉や赤身肉、ほうれん草などのビタミンB1が高い食品と合わせて食べるのがおすすめです。
    ビタミンB1と合わせて食べることにより、より高い疲労回復効果やストレス解消効果が期待できます。

    スコルジニンは、アリシンを加熱した時に発生する栄養素です。
    スコルジニンを摂取すると新陳代謝を活発にしてくれたり、体内の栄養素を燃焼する手助けをしてくれたり、エネルギー生産の効率をあげてくれます。
    これにより、疲労回復や体を温める効果が期待できます。

    □にんにくの適量とは

    どんなに体や健康にとって良い食品でも、適量以上に食べてしまうと身体にとって毒になってしまうことがあります。
    にんにくもその例外ではなく、適量を守らずに食べすぎてしまうと腹痛やめまい、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。

    このような症状は、にんにくを食べすぎることによって血液中のヘモグロビンが減少してしまうことから引き起こされます。
    にんにくの1日に食べる適量は調理方法によって異なります。
    生の状態で食べるのであれば、1日に1片まで、加熱された状態で食べるのであれば、1日に4片までが適量の目安になります。

    しかし、この量はあくまでも目安のため、自分の体質や体調に合わせて食べる量を調節することが大事です。
    特に、体調が優れないときや幼い子供の場合は、1日に食べる量をこの目安より少なくするのがおすすめです。

    □にんにくの効率的な食べ方

    にんにくはさまざまな調理方法で食べられていますが、どうせなら一番効率の良い方法で食べたいと考える方が多いでしょう。
    結論から言ってしまうと、一番にんにくの栄養素が効果的に摂取できるのは生の状態で食べる方法です。
    これは、にんにくに含まれているビタミンBが熱に弱い栄養素であるから、炒めたり茹でたりして調理をすると崩壊して失われやすいという特徴があるからです。
    しかし、にんにくに含まれているアリシンはビタミンBと結合するため、刻むか、すり潰してから加熱した場合では、ビタミンBは失われにくくなります。

    前述したように、アリシンはにんにく特有の匂いの元となる成分のため、匂いが気になる方や苦手な方は、調理をするときに熱を加える方法か丸ごとホイル焼きをしてしまう方法がおすすめです。

    また、にんにくを冷凍して保存するとき、冷凍したにんにくの栄養素がどうなるか気になる方は多いでしょう。
    長期間冷凍をすると、もちろんビタミンなどのにんにくの栄養素は減ってしまいます。
    それだけではなく、にんにくの表面が乾燥してパサついてしまうなどの「冷凍やけ」を起こしてしまう場合もあります。
    これを防ぐためには、冷凍をする前に水気をしっかりとって、2週間から1ヶ月の間に食べてしまうことが大切です。

    □まとめ

    今回は、にんにくを食べるメリットや食べる適量、効果的な食べ方について紹介しました。
    健康に良い食品だからと言って食べすぎるのではなく、適量を守って食べることが大切です。
    当社は、白にんにくだけではなく黒にんにくなど健康に良い食品をたくさん取り扱っています。
    興味のある方はぜひホームページをご覧ください。

  • 2022年06月22日更新

    にんにくは体にいいの?健康効果について紹介します!

    香り高くパンチの効いた味わいが人気で、料理によく使われるにんにくですが、どんな健康効果があるかご存知ですか。
    実はにんにくには、多くの健康効果が期待されています。
    今回はにんにくの健康効果についてご紹介するとともに、実生活でも使える美味しいにんにくの選び方、生で食べる際の注意点についてもご紹介します。

    □にんにくの健康効果

    漠然と、にんにくは健康によいというイメージをお持ちの方は多いはずですが、実際どんな健康効果が期待できるのでしょうか。
    ここでは、にんにくの健康効果を4つご紹介します。

    まずは、疲労回復効果です。
    にんにくの独特な香りの元でもある、アリシンという成分がビタミンB1と結合するとアリチアミンという成分になります。
    このアリチアミンが、血中に長く留まることにより、疲労回復が期待できるのです。

    2つ目は、血行促進効果です。
    先ほども出てきたアリシンは、加熱すると硫黄化合物へと変化し、血液をサラサラにしてくれます。
    また、にんにくに含まれるビタミンEも末梢血管を広げてくれるとされています。

    血液がサラサラになると、手足の末端までしっかりと血液が行き渡るので冷え性の改善にもつながる可能性があります。
    また、血液がドロドロだとなりやすい高血圧の改善につながる場合もあります。

    3つ目は、免疫力アップです。
    にんにくに含まれる、アリシンや硫化アリルといった成分は、強い殺菌作用があり体をウイルスや最近から守る効果があります。
    にんにくが使われる料理が「スタミナ料理」と呼ばれる所以はここにあります。

    4つ目は、動脈硬化の予防です。
    血行の改善が期待できると、善玉コレステロールという高比重リポタンパクの一種が増加します。
    この善玉コレステロールは動脈硬化を抑制する働きがあります。
    つまり、にんにくには動脈硬化の予防効果も期待できるということです。

    こういったにんにくの健康効果を最大限享受するためには、すりおろしなど、生で食べることがおすすめですが、生だと臭いや辛さがキツいという方もいらっしゃるでしょう。
    にんにくの栄養素は加熱しても失われにくいものばかりなので、加熱しても問題ありません。
    加熱する際には、油を使用することで、油がにんにくを包み込み栄養素の揮発を防いでくれます。
    加熱して食べる際は、なるべく油を使用するようにしましょう。

    □美味しいにんにくの選び方

    新鮮で美味しいにんにくには共通の特徴があります。
    ここでは美味しいにんにくの選び方をご紹介します。

    色は白くてツヤがあるものを選びましょう。
    茶色っぽくなっているものは鮮度が落ちてきています。

    重さはできるだけ重いものが良いです。
    大きい割に軽いものは水分が抜けて中がスカスカになっている可能性が高いです。

    形は下部が大きく、頭の茎部分がよくしまっているものが良いです。

    匂いに関してですが、まだ剥かれていない状態のにんにくは強い匂いがしません。
    まるごとの状態で匂いの強いものは、傷がついているか、虫に食われている可能性があるので、いい匂いがするからと選ばないようにしましょう。

    芽が出ているにんにくも食べられないわけではありませんが、日にちが経っているものなのでなるべく避けましょう。

    □生にんにくを食べる際の注意点

    炒め物などに加えて、加熱して食べられることが多いにんにくですが、生で食べる場合もありますよね。
    すりおろしたにんにくなどは薬味としてよく使われます。
    しかし、生のままのにんにくを食べる際にはちょっとした注意が必要です。

    *適量を超えて食べない

    にんにくは適量であれば問題ありませんが、食べ過ぎるのは少し問題があります。
    特に生にんにくは、殺菌作用が強いため食べ過ぎると胃腸が荒れてしまう可能性があります。

    にんにくの1日の摂取量目安は、生であれば1片、加熱したものであれば2〜3片です。
    この摂取量は目安量なので個人差がありますが、お腹が弱い方などは特に食べ過ぎには注意しましょう。

    *空腹の状態で食べない

    空腹時に生にんにくなどの殺菌作用が強いものを食べてしまうと、直接胃の粘膜を刺激するため、激しい胃痛に襲われる場合があります。
    胃だけでなく腸管も刺激されてしまい、便秘の症状が出る場合もあります。

    生のままでにんにくを食べる際には、牛乳やヨーグルトといった乳製品と一緒に食べるのがおすすめです。
    乳製品には、タンパク質が豊富に含まれており、このタンパク質が、にんにくの主成分であるアリシンを包み込み、独特の匂いや殺菌作用を弱めてくれます。
    にんにくと乳製品を美味しく一緒に摂るというのは中々難しいですかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみましょう。

    □まとめ

    今回はにんにくの健康効果や、選び方、生で食べる際の注意点についてご紹介しました。
    総合して、にんにくは食べすぎなければ、非常に身体に良い食材だと言えるでしょう。
    料理としての汎用性も広く摂りやすいですよね。
    今夜のおかずに取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 2022年06月18日更新

    普通のにんにくと黒にんにくの違いは?それぞれの特徴について紹介します!

    ニンニクを想像してください、と言われて多くの方が想像するのは白いにんにくではないでしょうか。
    スーパーに行っても並んでいるのは白いにんにくですよね。
    しかし、黒にんにくと呼ばれる真っ黒なにんにくも存在することをご存知でしょうか。
    今回は、この黒にんにくについて普通のニンニクとの違いをご紹介します。

    □黒にんにくとは

    黒にんにくは健康食品としてテレビでもよく取り上げられています。

    黒にんにくは、その名の通り果実が真っ黒なにんにくで、白にんにくを高温多湿の環境に1ヶ月程度置いておくことで熟成させたものなのです。
    この変化はメイラード反応という反応だとされており、黒くするために科学的な添加物を使っているわけではありません。
    にんにくの旬は6月〜8月頃なので、収穫後1ヶ月熟成させる必要のある黒にんにくは夏から秋にかけてが旬になります。

    発祥は三重県と言われていますが、当社ではにんにくの一大産地である青森県産のにんにくにこだわり、熟成させて作っています。

    黒にんにくはドライフルーツのような食感で、みかんのように皮を剥いてそのまま食べられます。
    食べた瞬間は甘酸っぱい香りが広がり、にんにく特有の臭さもほとんどありません。
    また、黒にんにくの特徴として、普通のにんにくと比べて胃への刺激が少ないことがあげられます。
    そのため子供からお年寄りまで幅広い層から人気を得ています。

    実は、黒にんにくは栄養価の高さでも注目を集めています。
    2006年に元弘前大学医学部教授である、佐々木甚一博士が黒にんにくの健康効果に関する論文を発表し、世間に広く知られることになりました。

    □黒にんにくと白にんにくの違い

    前章でも述べた通り、黒にんにくは白にんにくに比べてにんにく特有の臭いが減り、ドライフルーツのようなしっとりした甘みのある味になります。

    また、栄養成分が白にんにくに比べて増加します。
    特に増加する成分は次のようなものです。
    ・ピログルタミン酸
    ・プロリン
    ・シクロアリイン
    ・S-アリルシステイン
    ・アルギニン
    ・総ポルフェノール
    ・アミノ酸
    また、これらの栄養成分量は熟成の仕方によっても大きく変化します。

    これらの栄養素が増えることによって、疲労回復、生活習慣病予防、風邪予防、精力アップ、高血圧・動脈硬化の改善、アレルギー改善などの効果が期待できます。

    黒にんにくの健康効果の研究は、現在進行形で進んでおり、老化防止やがん予防にも効果があるという研究結果が出てきています。
    そのため、薬のように毎日食べている方も増えてきているのです。

    普通のにんにくであれば、臭いが少し独特であることや、胃への負担が大きいため毎日にんにくだけで食べるというのは中々難しいですが、黒にんにくは独特な臭いが抑えられ、干し柿や干しぶどうに近い甘酸っぱい味であるため、おやつ感覚で美味しく食べられるのです。

    □黒にんにくの美味しい食べ方

    これまでにもご紹介した通り、黒にんにくはそのままでも美味しく食べられます。
    また、健康的な栄養素を効果的に摂取するためには、生で食べるのが一番です。

    ただ、黒にんにくは生でなくても美味しく食べられます。
    ここでは、おすすめの黒にんにくの食べ方をいくつかご紹介します。

    1つ目は、刻んでサラダに加える食べ方です。
    フルーツのような甘酸っぱさが、サラダのあっさり感を邪魔せずにマッチします。
    また、黒という色も良いアクセントになります。

    2つ目は、ドレッシングやディップソースにする食べ方です。
    黒にんにく特有の甘酸っぱさはドレッシングに最適です。
    刻んだ黒にんにくに、オリーブオイル、酢、塩胡椒を加えたシンプルなソースは汎用性が高く野菜だけでなく、肉にも良くマッチします。

    3つ目は、炒め物です。
    黒にんにくは、他の食材と組み合わせることで、より効果的に栄養素を摂取できることもあります。
    特に豚肉との相性は非常によく、豚肉のビタミンB1と黒にんにくのアリシンが結びついてスタミナアップが期待できます。

    4つ目は、黒にんにく醤油です。
    黒にんにくと醤油をミキサーに入れて攪拌し、2週間ほど寝かせると、黒にんにく醤油ができます。
    黒にんにく醤油は、チャーハンやパスタ、焼うどんなどの味付けや、普通の醤油の代わりとしても使えます。

    5つ目は、お茶です。
    一般的ににんにくの皮は剥いたら捨ててしまうでしょうが、黒にんにくの皮はお湯を注いで蒸らすだけでお茶が作れます。
    川にはポリフェノールが豊富に含まれているので抗酸化作用による健康効果も大いに期待できます。

    食べ方もさまざまで、健康にも良い黒にんにくですが、食べすぎると胃もたれや胸焼けを起こす原因にもなるので注意しましょう。
    1日の適量は1〜2片とされており、一度にたくさん食べるのではなく、毎日継続的に少しずつ食べるのがポイントです。

    □まとめ

    今回は、黒にんにくと普通のにんにくの違いや、黒にんにくの食べ方についてご紹介しました。
    黒にんにくは普通のにんにくを熟成させることで、健康的な栄養素がグンと増加したスーパーフードです。
    現在も健康に関する研究が続けられており、ますます注目を浴びるであろう黒にんにくを一度試してみてはいかがでしょうか。

Information