2019年02月06日更新
「にんにくは生で食べるとより健康に効果的。」
こんなことを聞いたことがある方はいらっしゃいませんか?
実はにんにくの代表的な成分であるアリシンは生の状態が最も効果を持っているのです。
そこで今回は、生にんにくの食べ方、生にんにくの注意点も合わせてご紹介させていただきます。
にんにくを生で食べることに抵抗がある方はいらっしゃるでしょう。
そのような方には、にんにくをすりおろして使うことをおすすめします。
にんにくは調味料のように料理に使用することがほとんどですが、すりおろすことで生でも食べやすくなります。
お肉の付け合わせでも良いですし、生魚と一緒に食べることもおすすめです。
なぜにんにくがこんなにも健康によいとされているのかというと、にんにくに含まれているアリシンが強い殺菌効果を持つため生ものを食べたときに起こりうる食中毒を予防できる可能性が高まります。
その証拠に九州でよく食べられている馬刺しは、付け合せに必ずといっていいほどにんにくのすりおろしが出てきます。
健康効果の高い生にんにくですが、食べるときにはいくつか注意が必要です。
にんにくの成分は非常に強い作用を持っています。
だからこそ疲労回復や強い殺菌効果が期待できるのですが、食べ過ぎはよくありません。
生にんにくは1日にどれくらい食べるのが適正なのでしょうか?
結論としてはすりおろした場合には、薬味程度の量がよいでしょう。
体質にもよりますが、それ以上を食べると腹痛、下痢、頭痛などが起きてしまう可能性があります。
大量ににんにくを食べて救急車で運ばれたという例もありますので、適切な量でにんにくを楽しんでくださいね。
にんにくの臭いの原因は、健康に効果的とされる代表的な成分であるアリシンです。
そしてこのアリシンはにんにく内部にあるときはアリインと呼ばれ、空気に触れることでアリシンという成分になります。
すりおろしたにんにくは空気にかなり触れますので、臭いはその分強くなります。
生にんにくを食べるときはその日にもう予定がないことを確認、また次の日にもにおいが残る可能性があるので臭い成分の除去に効果的な食べ物、飲み物を一緒に食べると良いですね。
今回はにんにくを生で食べる方法と、生にんにくの注意点をご紹介しました。
にんにくを生で食べると健康に非常に効果的ですが、食べすぎると効果が強すぎて体に悪影響を及ぼすこともあります。
その点には注意しましょう。
そしてにんにくを美味しくいただきましょう。
2019年02月05日更新
にんにくを安心安全に摂取するなら、事前にどれくらい鮮度がもつのかを確認してみることをおすすめします。
買い物の際にでもしっかりとチェックしておくことで安心して摂取できるだけでなく、身体に大きな負担をかけてしまうこともありません。
にんにくの賞味期限は、常温で保存した場合、約2週間から1ヶ月程度だと言われています。
食事に使用し、みじん切りにしたりすり下ろしたものは傷みが早いので、その日のうちに使い切ってしまうことをおすすめします。
より長く日持ちさせるなら、冷蔵することをおすすめします。
冷蔵保存することで約1ヶ月ほどの期間にわたり、安全にそして美味しく食べることができます。(使いかけや冷蔵庫内の温度によってはその限りではありません)
最も安全に摂取する方法として挙げられるのがサプリメントで摂り入れることです。
現在、数多くのメーカーからサプリメントが販売されています。
適量を摂り入れることができ匂いも気にならないので、効率良くストレスを感じずに健康対策や美容対策を行うことができるでしょう。
サプリメントによって消費期限には違いがあるので、商品別にきちんと確認することが大切です。
現在、年齢や性別を問わず健康や美容のために積極的に黒にんにくを摂り入れる方が増えています。
黒にんにくは、赤外線を用いて長期熟成されており、栄養価が高いことでも知られています。
しっかりと安全性を守り栄養価も維持するなら、冷蔵保存がおすすめです。
高温や湿気から守り冷蔵保存することで安心安全に摂取することができます。
通販でも購入することができる岡崎屋の黒にんにくは、常温で1年間保存することができます。
S-アリル・Lシステインが豊富に含まれているだけでなく、ポリフェノールやアルギニン量が多いのも特徴です。
自分で黒にんにくを作った場合、冷蔵で保存していてもあまり長い期間保存することはできません。
自分自身で食材の安全を守ることは難しいという方や面倒なことが苦手という方には、サプリメントがおすすめです。
サプリメントではありませんが、岡崎屋の黒にんにくは1個1個脱酸素剤入りパックされた状態で袋詰めされているので、長期間にわたり品質を保持することができます。
もし、サプリメントを利用せずに生の食材で摂取していくなら、最も安全な保存方法は冷凍庫です。
冷凍庫は、温度が一定に保たれているのはもちろんのこと、直射日光に当たることもありません。
また、夏や梅雨の季節は、カビの発生が心配です。
しかし、冷凍庫に保存しておくことでカビの発生を防ぐことができます。
しかも、黒にんにくは冷凍庫に入れても完全に凍る事はありませんので
冷凍庫から出してすぐに食べることが出来ます。
より安全性を守るなら、ビニール袋で包んで冷凍庫で保存しておくことをおすすめします。
2019年02月03日更新
スタミナをつけたい・疲れを取りたいという時に体に良い食べ物として、にんにくがあります。
なんとなく、疲労回復効果を期待することが出来るとは思っていても、それがどのような理由であるのかが分かる人はそれほど多くはありません。
にんにくは薬味や料理の香り付け、そのままとしても様々な食べ方があります。
にんにくのにおいの元とは?
にんにくの特徴として、独特のニオイがあります。
そのニオイの元となっているのが、アリシンです。
アリシンは硫黄化合物ですが、切ったり潰すことでアリイナーゼと呼ばれる酵素と反応し、発生します。
アリシンには胃液の分泌促進やたんぱく質の消化促進、代謝を高めるという効果を期待することが出来ます。
胃液の分泌が多くなれば、その分食べ物の栄養を効率よく吸収することが出来るようになるため、疲労回復効果を期待することが出来ます。
また代謝が低下すると、疲労が蓄積されてしまうことが懸念されますが、アリシンにより代謝が高められることで疲労が蓄積されるのを防止することが出来るでしょう。
□アリチアミン
さらに、豚肉に多く含まれていることでも知られているビタミンB1はにんにくにも多く含まれています。
ビタミンB1はアリシンと体内で結合することにより、アリチアミンとなります。
アリチアミンには疲労を回復させるだけではなく、末梢神経を正常に保つ事が出来るような働きを期待することが出来ます。
ビタミンB1は体内に蓄積することが出来ないため、一度にたくさん摂取しても吸収されない分は排出されてしまいます。
また、熱に弱いという特徴があるため、十分な量を摂取することが難しい栄養素の一つでもあります。
アリチアミンは脂溶性のビタミンであるため、排出されにくく糖質をエネルギーに変換するのにも役立ちます。
ただ、日常的ににんにくを食べるとなると、気になるのはそのニオイです。
ニオイの元となるアリシンには強い殺菌作用があり、虫歯や歯周病予防にも効果があるとされています。
さらに、多くの菌を抑制するともされており、医薬品よりも高い効果を期待することが出来るという論文もあるほどです。
□においを消すには加熱調理!
ニオイが気になるという場合には、調理の際に加熱をすることをおすすめします。
また、食べる前にアリシンと結合する性質のあるたんぱく質を含む牛乳を飲んだり、ポリフェノールとリンゴ酸が含まれているりんごを食後に食べるという方法もあります。
一日に食べる量の目安としては、生の状態であれば1日に1片、加熱した状態であれば1日に2片から3片です。
疲労回復効果があるからと、食べ過ぎは健康を害する可能性があるため、注意が必要です。
2019年02月01日更新
にんにくを含む料理は独特のコクとうまみがあり、多くの人を魅了してやみません。
例えば黄金色の焼き目が食欲をそそる餃子は、あの特有の味わいをぬきにして堪能することは出来ないでしょう。
ところが食べる時間帯を選ぶことにならざるを得ないのは、臭いの強さにあります。
人に会うアポイントがあるとメニューも選ばざるをえないほどのニオイをもつ食材ですが、消す方法を知っておけば不快感を与えることなく、存分にグルメを楽しめることでしょう。
そこで今回はにんにくを含むメニューを食べたときにも安心できるように、そのニオイを消す方法を御紹介してまいりましょう。
にんにくは食事などで体内に取り込まれると、強烈なニオイ成分に変化することが知られています。
個人差が大きいわけですが、人によっては接近するのも憚れるほどのレベルの異臭になるほどです。
これはニンニクに含まれる「アリイン」と呼ばれる物質の化学変化することが深く関係しています。
アリイン自体には悪臭を放出することはありませんが、調理時に細かく切ったりすりつぶしたりする工程を経ることで「アリナーゼ」と言う酵素と結合することになります。
その結果、アリインが「アリシン」という成分に化学変化して悪臭を放つことになる訳です。
ニンニクのうまみを感じるためには加熱や加工を行なうことが欠かせません。
生のままでかじれば強い辛味を持っているので、そのままでは料理の食材に活用することは困難だからです。
この強い臭いがある一方で、殺菌効果や滋養強壮効果を高く持っているので、エジプトのピラミッド建築の時代から、人類はニンニクを親しんできた歴史をもっているのです。
ところでニンニクの臭いは口から放出されるのはもちろんですが、全身から漂ってくる側面もあります。
ニオイに成分の多くは肝臓で代謝されて分解されてしまうわけですが、料理につかわれるニンニクは肝臓の分解機能を越えるほどの分量を口にしないとうまみなどを感じることが出来ないので、餃子などを食べると翌日の悪臭をもたらすと言うわけです。
そこでとにかくすぐにニオイを消したいときにおすすめなのは「リンゴジュース」を飲むことです。
リンゴジュースに含まれる「りんご酸」と言う物質がアリシンと結合して分解するので、悪臭の原因をもとから分解してくれます。
効果を確実にするにはりんごの皮ごとすりつぶしたフレッシュジュースがおすすめです。
またニンニクを含む食材を食べることが事前に分かっているなら食前に牛乳を飲んでおくのも対策になります。
牛乳に含まれるたんぱく質や脂質がにおい成分をブロックしてくれます。
2019年01月30日更新
滋養強壮や疲労回復、アンチエイジングなど様々な効果効能があるにんにくは、健康や美容に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。
日本人はもちろんのこと、世界中の人から愛されている食材です。
優れた効果効能があることから、つい食べすぎてしまったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、きちんと効果を実感したいからといって過剰に摂取することはおすすめできません。
身体に大きな負担をかけてしまうことがないようにまずは事前に適した摂取量を確認してみましょう。
にんにくは、加熱してもそのままでも気軽に食べることができます。
最近では、サプリメントでも摂取することができ、子供から高齢者まで手軽に食べることができるのも魅力です。
安心安全な食材なので、特に一日の目安摂取量は定められていません。
しかし、食べすぎてしまうと胃腸に大きな負担をかけてしまう可能性があるので注意しましょう。
一度にたくさん食べてしまうことで胃痛に悩まされてしまったり腹痛に襲われてしまうということも考えられます。
特に空腹時に大量に摂取してしまうと胃腸に負担をかけてしまうため、注意が必要です。
にんにくは、一度に大量に食べるのではなく、少しずつ様子を見ながら摂ることがおすすめです。
大量に食べてしまうと胃腸や身体に大きな負担をかけてしまうだけでなく、匂いが気になってしまうこともあるでしょう。
特に女性の場合、大量に食べてしまったことで口臭に悩まされてしまったという方も少なくありません。
適量を摂取し匂いを気にせず健康対策や美容対策をしたいという方におすすめなのがサプリメントです。
最近では、年齢や性別に関係なく手軽に摂取できるサプリメントが増えています。
にんにくには健康や美容に欠かすことのできない成分の一つであるアリシンが含まれています。
しかしながらアリシンは、匂いを発生させる原因でもあるため、積極的に摂ることに抵抗があるという方も少なくないでしょう。
アリシンを摂取すると風邪やインフルエンザの予防になるだけでなく、腸内の悪玉菌の活動を抑えてくれるなど嬉しい効果を発揮します。
しかし、アリシンの殺菌効果は非常に高いと言われており、胃腸の調子が悪い方が大量に摂ってしまうことはおすすめできません。
身体に負担をかけずに安心安全ににんにくからアリシンを補っていくなら、そのまま食べる場合、一日ひとかけらほどを目安に食べることをおすすめします。
また、そのまま食べるのではなく、少しずつ食事に取り入れてみることで身体への負担を軽減することができるでしょう。