2019年06月06日更新
「にんにくの高血圧に対する効果が知りたい」
「にんにくって高血圧の予防に役立つの?」
これから、健康のためににんにくを食べることを検討している方はこのような疑問を持っている方が多いです。
今回は、にんにくで高血圧を防ぐ役割とそれを担うにんにくの中に含まれる物質をご紹介します。
高血圧とは、血圧が基準値よりも高い状態を指しています。
自覚症状がなく、直接的に体に影響があるわけではありません。
そのため、発見しても放置する人も多いですが、死に直結することもある危険な病気です。
塩分の取りすぎや運動不足、アルコールやたばこが原因と考えられています。
年齢を増すごとに、高血圧になる人が多いです。
そのため、高齢の方で高血圧に悩んでいる方も非常に多いです。
にんにくには、血圧を低下させる効果があると言われています。
その効果は、一般的な降圧剤にも負けないほどの力があるようです。
また、このにんにくの3つの成分が血圧を下げる効果は科学的に証明されています。
にんにくの血圧を下げる3つの成分はそれぞれ、「アリイン」、「スルフィド類」、「硫化水素」と呼ばれています。
それでは、この3つの物質がどのように血圧を下げることに役立っているかを詳しく説明していきます。
アリインは、にんにくのにおいを発する成分です。
殺菌作用があると言われており、コレステロール値を抑制して血行を促進する役割があります。
アリインは、加熱して調理することでそのまま摂取できます。
スルフィド類は、血液中の血小板の粘着力を弱めることで、血液の流れを高めて血圧を下げる役割を持ちます。
硫化水素と聞くと、毒ガスを想像する方も多いです。
しかし、体内の中では血管の膨張を手助けする役割を持つことが判明しています。
血液に、硫化水素が入ることで酸素濃度が低くなったと勘違いをして、血管が膨張をして酸素を取り込もうとする働きがあるからです。
以上のように、にんにくは高血圧の予防をはじめ非常に健康に良い食品です。
高血圧の予防だけではなく、ガンの予防や疲労回復、免疫力アップ、アンチエイジングにも効果的であると言われています。
食べ始めてからすぐに実感できるわけではないですが、何か月も継続的ににんにくを食べることによりその効果を得られるでしょう。
ぜひみなさんもにんにくを食べることで、健康的な体をつくっていきましょう。
2019年06月05日更新
「お歳暮に何を送ろうかな」
「お歳暮としてのにんにくの選び方ってある?」
と、お歳暮についてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、お歳暮に食べ物が多い理由、お歳暮としておすすめのにんにくの選び方について、ご紹介します。
お歳暮という言葉は元々、「年の暮れ、年末」という意味でした。
毎年、年末になると、一年間お世話になった人に贈り物を持参する習慣ができ、これを「歳暮回り」と呼ぶようになりました。
そして今では、贈答品そのものを「お歳暮」と呼ぶようになったのが名前の由来です。
何かと忙しくなる年末を避け、11月下旬~12月20日くらいに贈るのが一般的です。
事情があって間に合わなかった場合は、慌てて送るよりも「御年賀」として、新年に届ける方が良いです。
戦前は、米、野菜、魚、鏡餅、酒などの神棚にお供えするものを「お歳暮」と呼んでいたことから、現在もお歳暮には食べ物が多いと言われています。
また、形に残らず、味だけが頭に残るというのも、お歳暮で食べ物を選ぶ人が多い理由です。
百貨店で売っているお歳暮のにんにくではなく、食品メーカー独自が直営サイトを持ち、工場直送で対応してくれる専門店で買うことがおすすめです。
価格も品質も安心です。
お子さんがいる家庭には、少し甘めで辛さの少ないにんにくを、大家族の家庭には、家族みんなで分けられるようにたくさん数が入っているものを、三世代で同居している家庭には、世代を問わず食べられる味のにんにくを、などと、相手の家族構成や人数によって、にんにくの種類や量を考えましょう。
自分が住んでいる地域で作られたにんにくを選ぶと、相手の印象にも強く残り喜ばれやすいです。
相手に贈る理由が健康や美容のためなら、黒にんにくを、にんにく独特の香りや味を楽しんでほしい場合は、普通のにんにくを贈りましょう。
にんにくと黒にんにくは、特徴が全く違うので、相手のことを考えて選ぶと良いですね。
今回は、お歳暮に食べ物が多い理由、お歳暮としておすすめのにんにくの選び方についてご紹介しました。
一番大切なのは、相手がいかに喜ぶかです。
にんにくをお歳暮で贈ろうと考えている方は、今回の記事を参考にしてみてください。
2019年06月04日更新
「にんにくがおいしく食べられる時期っていつ?」
「にんにくの旬の季節を知りたい」
にんにくの旬の季節は夏です。
夏以外に出回っているにんにくは、夏に採り入れたものの皮を乾燥して保存したものです。
今回は、にんにくの旬の季節や、にんにくの収穫時期・乾燥方法についてご紹介します。
旬とは、自然の中で育てた野菜や果物がよく摂れる季節や、魚がたくさん摂れる季節のことです。
食べ物によって、その時期は違います。
旬に採れたものは、一年で一番おいしく、栄養も多いと言われています。
にんにくは、9~10月ごろの秋口に植え付けを行います。
収穫期は、春から6~7月にかけてです。
しかし、乾燥期間を置くために、店頭に並ぶのは7~8月になります。
基本的ににんにくは1年中出回りますが、旬の季節は夏になります。
そのため夏には、皮が薄くみずみずしいにんにくが出回ります。
にんにくの収穫のタイミングは、茎や葉っぱの状態を見て判断します。
下の方から30~50%くらいが黄色になってきて、緑の葉っぱが5~6枚ほど残っている頃が収穫のタイミングです。
この条件がそろったときに、試しに1株掘ってみることをおすすめします。
その1株の根っこが出ているところが水平になっていたら、収穫のタイミングとして正しいと判断します。
丸みを帯びている場合は早い、球の外側の皮が破れていると遅いです。
収穫時期が遅れて梅雨の時期に入ると、土中で球が腐ったり、片鱗がバラバラになって品質が落ちたりするので、収穫時期を逃さないように気をつけましょう。
収穫した後のにんにくは、水分を多く含んでいるため、そのままだとすぐに傷んでしまいます。
そのため、収穫後は乾燥させて、保存しましょう。
乾燥させるときは、茎のところを10㎝ほどヒモでしばって干すため、収穫する際は茎をある程度残して収穫しましょう。
干す場所は、カビが生えて腐るのを防ぐために、風通しが良く、直射日光や雨に当たらない日陰がおすすめです。
乾燥させる期間は、30~50日くらいが目安です。
今回は、にんにくの旬の季節、そして、にんにくの収穫時期・乾燥方法について、ご紹介しました。
生にんにくと、乾燥させたにんにくの好みは、人によってそれぞれです。
料理によって、使い分けることも重要ですね。
普段食べているにんにくとは、少し違う旬のにんにくを、ぜひ召し上がってみてください。
2019年06月02日更新
「にんにくって、どんな種類があるの?」
「にんにくの種類と、それぞれの特徴を知りたい」
とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
にんにくの種類は栽培する土地の気候と位置で「寒地型」「暖地型」「低緯度型」の3つに分類されます。
今回は、「寒地型」「暖地型」「低緯度型」ごとのにんにくの種類と、その特徴についてご紹介します!
「福地ホワイト6片」とは、にんにくの生産量日本一である青森県で栽培されています。
雪のような美しい白さから、「福地ホワイト6片」と名付けられました。
1片が大きく、色は雪のように白く、表面に張りがあり、身が引き締まっていることが特徴です。
凍土が凝縮されつつ、辛みとのバランスが良いので、にんにく特有の香りがマイルドで、調理に使いやすいにんにくです。
「富良野」は見た目が鮮やかな赤紫色ですが、中身は真っ白です。
にんにくらしい香りが強く、生では少し辛みがありますが、火を通すととても甘みが強くなります。
火を通したときのほくほくとした触感が魅力的なにんにくです。
「上海早生」は皮がやや黄色がかっています。
また、鱗片(りんぺん)が12個前後に分かれるので、1つの鱗片の大きさが小さいのも特徴です。
にんにくらしい香りと味ですが、ややマイルドで、加熱するとあっさりとした味わいを楽しめます。
1球で100~150gまで育つので、全体的にずっしりと大きいです。
鱗片が8~10個に分かれますが、球自体が大きいので、鱗片も大きいです。
にんにくらしい香りが強く、辛みも強いので、にんにくの味や辛みを楽しみたい人にはおすすめです。
「島にんにく」はたくさんの鱗片ができる小柄なにんにくです。
主に沖縄で作られています。
島にんにくは香りがいいので、食欲を誘う香りが広がります。
球の重さはだいたい50gですが、鱗片は12個くらい入っているので、鱗片の大きさは小さいです。
皮が黄色や薄い褐色ですが、中身は真っ白です。
島にんにくほどの強い香りや辛みはなく、味も香りもマイルドです。
今回は、「寒地型」「暖地型」「低緯度型」ごとのにんにくの種類と、その特徴について、ご紹介しました。
にんにくにも、たくさんの種類があることを理解していただけたでしょうか?
今回の記事を参考に、お好みのにんにくを見つけてくださいね。
2019年05月30日更新
生活習慣病に効くんです!黒にんにくのすごい効能!
「黒にんにくは健康によいって本当?」
「黒にんにくの生活習慣病に対する効能を知りたい」
とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、黒にんにくが生活習慣病に効能である理由についてご紹介します。
生活習慣病とは、生活習慣が原因で起こる疾患の総称です。
生活習慣病は、大きく分けると、「がん、糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症、高血圧、肥満」の7つに分けられます。
生活習慣病の原因として、不規則な生活、食生活の乱れ、飲酒や喫煙、過労やストレスの蓄積、運動不足、身体の衰え、遺伝や体質などの原因が挙げられます。
黒にんにくに含まれている多くの栄養素の中で、生活習慣病の予防や緩和に役立つ栄養素をご紹介します。
「アリシン」には、ブドウ糖を効率よくエネルギーに変換してくれる働き、血糖値の上昇を抑えて血液の流れを正常にしてくれる働き、殺菌効果の高さで風邪などを予防する働きがあります。
また、「アリシン」には強い抗酸化力があります。
増えすぎた活性酸素は、老化の原因になるだけでなく、病気の原因にもなります。
「アリシン」にはこの活性酸素を抑制する作用もあります。
「スコルジニン」には、「ビタミンB1」の吸収率を上げる働き、血管を拡張する働き、新陳代謝を促進する働きがあります。
また、血栓を予防し、血液の流れもサラサラにします。
「アホエン」には、血液をサラサラにする、尿酸値を下げる、活性酸素を除去する、中性脂肪を下げる、コレステロール値を正常にするなどの効果があります。
血液をサラサラにしてくれる働きは、血液や血管に異常を起こす生活習慣病の予防や改善の手助けをします。
「ポリフェノール」は、抗酸化作用で活性酸素による体内の酸化を防ぎます。
「S-アリルシステイン」には、老化や動脈硬化、生活習慣病の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
「S-アリルシステイン」は吸収が速いため、即効性も期待できます。
今回は、黒にんにくが生活習慣病に効能である理由についてご紹介しました。
生活習慣病は、日常の中に潜んでいる病気です。
黒にんにくで生活習慣病の予防をしてみませんか?
生活習慣病の予防や緩和をしたい方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。