2018年12月08日更新
「いつまでも綺麗でいたい」
そう願う女性は少なくないでしょう。
社会で生きる上で、美しさは自分への自信につながるかもしれません。
世の中には、美しくあるためのさまざまな美容対策がありますが、実はにんにくを食べることも美容に効果的なのです。
この記事では、にんにくに期待される美容効果についてご説明します。
韓国人の女性には、美しい方が多いと感じたことはありませんか?
彼女たちの美しさには、普段の食生活が関係しているといわれています。
韓国の料理には、にんにくがふんだんに使われています。
このにんにくが、美容に良いとされているのです。
同じ人でも、肌がきれいだと美しく見えますよね。
つまり、美しくあるためには美肌をつくることが大切です。
にんにくは、この美肌づくりに役立つ働きを持っているのです。
にんにくは強力な殺菌作用を持っています。
この殺菌作用には、ニキビなどの肌トラブルを改善する効果があるといわれています。
にんにくは、新陳代謝を上げる働きもあります。
この働きによって、肌のターンオーバーが正常になり、肌がきれいになることが期待できます。
多くの女性を悩ませる便秘。
これは、腸内環境の乱れなどが原因です。
腸内環境が乱れていると、肌に悪影響を与えることもあります。
にんにくには、腸内環境を正常に整える働きがあります。
そのため、便秘を解消することで、結果的に肌がきれいになるかもしれません。
にんにくには、ダイエットに効果的な成分も含まれています。
ダイエットで美しいスタイルを手に入れたい方にも、にんにくはおすすめです。
足がむくんでいると、足が太く見えてしまいます。
この足のむくみに悩まされている女性は少なくないでしょう。
むくみを改善するためには、血流を改善することが大切です。
にんにくには、血液をさらさらにして、血流をよくする働きがあります。
そのため、にんにくはむくみのない美脚をつくることに役立つ可能性があります。
ノルアドレナリンというホルモンには、脂肪の分解や燃焼の促進に効果的だといわれています。
にんにくは、このノルアドレナリンの分泌を促す働きがあります。
こうして代謝が良くなれば、痩せやすい体になれるかもしれません。
以上、にんにくの美容効果をいくつかご紹介しました。
にんにくは、食べると口臭や体臭の原因になるので、せっかく綺麗になっても臭くなってしまわないか心配ですよね。
そのため、にんにくの美容効果を期待される方は、臭いを抑える効果があるリンゴやブドウを一緒に食べましょう。
美容効果を享受しつつ、臭いを抑えることができます。
2018年12月06日更新
にんにくには、さまざまなダイエット効果が期待されています。
実は、にんにくを食べるタイミングによって、どれほど効果が引き出せるかが異なるのです。
この記事では、にんにくを食べてダイエットをしたい方のために、効果的な食べるタイミングについてご紹介します。
そもそもなぜ、にんにくがダイエットに効果があるといわれているのかご存知ですか?
まず、にんにくに期待されているダイエット効果を簡単にご説明します。
ダイエットのために筋肉をつけたいときに、にんにくはおすすめです。
にんにくを食べると、筋肉を分解して、脂肪を増やす効果のあるコルチゾールの分泌を抑制できるといわれているためです。
にんにくは、脂肪の分解と燃焼を助ける働きがあるといわれています。
これは、にんにくを食べることで、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されやすくなるからです。
にんにくには、糖の代謝を助ける働きがあります。
臭い成分であるアリシンは、糖をエネルギーに変えるビタミンB1と結合して、その吸収効率を高めてくれるのです。
一般的に生のにんにくは1日1片、加熱した場合は3片までがよいとされています。
これには、いくつか理由があります。
にんにくは、糖質の多い野菜です。
ダイエット効果を期待して食べ過ぎると、糖質をたくさん摂取することになります。
これではダイエットには逆効果です。
にんにくは胃腸を刺激する働きがあります。
食べ過ぎると胃が荒れてしまい、腹痛になることもあります。
ダイエットのためには、1日のどのタイミングでにんにくを食べたらいいのでしょうか。
にんにくは健康食品なので、特に食べるタイミングが決まっているわけではありません。
しかし、そのダイエット効果を引き出すためには、運動の前に食べることがおすすめです。
運動前に食べることで、エネルギーを効率的に消費することが期待できます。
また、にんにくには、疲労回復効果もあるので、ダイエットの継続にも役立つかもしれません。
肉や穀類のようなビタミンB1を多く含む食品を食べるときに、にんにくを一緒に食べることもおすすめです。
糖の代謝が良くなることが期待できるからです。
以上、ダイエット効果を高めるために、いつ、どれくらいにんにくを食べたらいいのかご説明しました。
他の食べ物と同じで、にんにくでダイエットするためには、適切なタイミングで適切な量を摂取することが重要です。
にんにくをつかってダイエットしたい方は、毎日運動前に1片だけ食べるようにしてみませんか。
2018年12月04日更新
洋服には様々なブランドがありますよね。
今では、野菜にもブランドとも呼べる地方によっての違いがあります。
そこで今回は、日本全国にある国産にんにくの種類をご説明します。
日本全国のにんにく生産量が1位で、国内シェア8割を誇るにんにく王国が、青森県です。
そんな青森県のブランドにんにく田子にんにくの発祥の地である田子町のにんにくが福地ホワイトです。
他のにんにくに比べ、1片1片が大きいのが特徴で、雪国らしく皮が真っ白で美しいにんにくです。
粒が大きいため、黒にんにくにも向いている品種です。
地名が名前になっているにんにくが富良野です。
名前から分かる通り、北海道の大地で育まれている品種になります。
青森と近い北海道のにんにくですが、りん片が赤っぽくなっていて色味が強く出ているという違いがあります。
茎にんにくや葉にんにくとしても栽培されている品種です。
北海道で古くから栽培されている品種が北海道在来です。
近年、真っ白のホワイト種と呼ばれる品種が人気を高めたため、ピンク色をしたこの北海道在来はすっかりレアな品種になってしまいました。
しかし、この品種はウイルスに耐性があり、病気に強いという特徴があります。
免疫系を強める作用があるフラボノイドをたくさん持っていて、香りと味が強いという特徴があります。
西日本の九州、四国を中心に栽培されている品種が上海早生です。
この上海早生は成長が早いため、早く収穫が行えるというメリットがあります。
粒の数が12個ほどと寒地型である福地ホワイトなどに比べると一つ一つが小さいです。
近年、国産にんにくが人気の高まりを受け、再び人気が高まってきた品種が壱州早生です。
これは、長崎県壱岐市が発祥の品種で、上海早生同様に粒の数は12個ほどです。
皮は白に近い褐色をしていて、寒地型の真っ白とは違います。
低緯度の沖縄で栽培されている品種が沖縄早生です。
一般的なにんにくには生長が止まる休眠期間があるのに対し、この品種はそれがなく、冬の間でもすくすく生長を続ける極早生と呼ばれます。
そのため、早く収穫をすることができます。
島にんにくは、島にんじんなどと同様に沖縄に古くから栽培されている品種で、粒の小さいのが特徴です。
その小さな実の中には凝縮された旨味が詰まっています。
一口に国産にんにくといってもたくさん品種があります。
自分がどんなにんにくが好きなのか探してみるのも楽しいかもしれませんね。
2018年12月02日更新
黒にんにくは体に良いと聞いたことはあっても、具体的にどのような健康効果が得られるのか知らないという方もいるのではないでしょうか。
黒にんにくには様々な健康効果がありますが、そのうちの一つに免疫力を高めるというものがあります。
そこでこの記事では、黒にんにくの効果の一つである免疫力の向上について解説します。
黒にんにくの人気の火付け役とも言える、弘前大学で教授をされていた佐々木甚一教授の研究により、黒にんにくに免疫力を高める効果があることが判明しました。
生のにんにくを黒にんにくに加工する過程で、S-アリルシステインという物質が増加します。
S-アリルシステインには、体の抗酸化作用を高め、免疫力を高める効果があります。
人の体の中には活性酵素というものがあります。
この活性酵素は、年齢や日常の生活習慣によって増えるとされており、これが増えると老化や免疫力の低下につながります。
黒にんにくに含まれるS-アリルシステインという成分は、これを食い止める働きがあります。
また、この成分は体内に侵入してきたウイルス、有害物質を攻撃するナチュラルキラー細胞という免疫細胞をパワーアップさせることができます。
他にも、生のにんにくに含まれているアリシンという物質が黒にんにくになる過程でビタミンB1と結合し、アリチアミンという物質に変化しビタミンB1の吸収を簡単にする効果もあります。
そもそも免疫力とはどういうものなのでしょうか。
私たちは時々風邪を引いたり、感染症にかかったりしてしまいますよね。
これは、体の中にウイルスが侵入し、悪さをしているからです。
簡単に言うと、免疫力はこのウイルスたちに対抗するためのものです。
具体的にどのような仕組みでこれが行われているのかというと、体の中には免疫細胞と呼ばれる細胞があります。
皆さんがよく聞く白血球もその一つです。
その他にはマクロファージ、ナチュラルキラー細胞、リンパ球などがあります。
これらの細胞が働くことで体の中のウイルスや有害物質が除去されます。
この記事では黒にんにくの持つ健康効果の一つである免疫力アップを解説しました。
ただ健康に良いと思っているよりも、自分の体のどこに作用するのか、どんな効果があるのかを知っておくことで、より黒にんにくを安心して食べることができますよね。
免疫力に不安があるという方は、ぜひ黒にんにくを試してみてはいかがでしょうか。
2018年11月30日更新
にんにくと聞いて、「田子にんにく」が頭に浮かぶ方も少なくないと思います。
今回は、そんな人気のブランドにんにく「田子にんにく」の歴史についてご紹介します。
田子にんにくとは、青森県にある田子町で収穫されるブランドにんにくです。
少し読みづらいこの「田子」という文字ですが「たっこ」と読みます。
これは、アイヌ由来の言葉で「小高い丘」という意味があります。
この町は秋田県、岩手県との県境に位置する町でここには山岳があり、そこから4本の河川が流れています。
この町では、一次産業である農業従事者が人口の38%を占める農業の町で、その多くは葉たばことにんにくの栽培を行っています。
そんな田子町が2006年に東北地方初の地域ブランドとして認定されたのがこのブランドにんにく、「田子にんにく」です。
そのため、この町はにんにくのふるさととも言われています。
ここからは、地域ブランドに認定されるまでになった田子にんにくの歴史を見ていきましょう。
今から50年ほど前、田子町では「福地ホワイト種」というにんにくの種類に特化して育てていくことを決定しました。
その理由は、このにんにくが小ぶりながらも高い品質で非常においしく消費者を裏切らないにんにくだと伝えていきたいと考えたからです。
それから50年間、田子町の農家ではこの福地ホワイト種を育ててきました。
50年という長期間この努力を続けてきた裏には品質の追求、間違いのない高級ブランドにんにくを提供するという信念がありました。
実は、田子町では農業だけでなく畜産業も盛んに行われています。
にんにくに限った話ではなく、「家畜なくして農業なし」とも言われるほど農業と畜産業は密接な関係を持っています。
畜産の場で牛が出す牛糞は農業の現場では重宝され、栄養価の高い土を生み出すことにつながり、有機栽培が可能になるということです。
現在、国をあげて行っている畜産業と農業のコラボレーションですが、実は50年も前からこの田子町では行われていました。
こういった歴史があり、田子にんにくは誕生しました。
今回は、ブランドにんにくである「田子にんにく」の歴史をご紹介しました。
農家の愛情と情熱を全面に受けて育った最高級のにんにくである田子にんにくはやはりどこか違います。
そんな田子にんにくをみなさんもぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?