2018年12月18日更新
にんにくは代表的な香味野菜です。
一度の食事で食べる量は、せいぜい1片か、2片程度でしょう。
そのため、にんにくが余ってしまうことも多いと思います。
今回は、余ったにんにくを上手に保存する方法をご紹介します。
にんにくはいつまで美味しく食べられるのでしょうか。
これは保存方法によって違うので、食べられるかどうかは、にんにくの状態を観察して確認することが大切です。
臭いを嗅いでみて、にんにくの臭いではなく、腐った臭いがしていたら、賞味期限が切れています。
また、触感が柔らかく、ねばねばしているものも腐っています。
にんにくのしわが多いときや、皮に黒カビが生えているとき、中身がすかすかのときも食べられないので廃棄しましょう。
芽が出ている場合でも食べることはできますが、芽が多いようであれば捨てた方がよさそうです。
にんにくを長く美味しく食べるには、発芽と乾燥を防ぐことが重要です。
発芽してしまうと、にんにくの栄養分が奪われてしまうからです。
20度前後で、湿気があり、日当たりが良い環境では、発芽しやすいです。
保存場所はこの条件に注意して選ぶと良いでしょう。
また、にんにくが乾燥しないように、皮を付けたまま保存することが大切です。
では、具体的にどうやってにんにくを保存すればいいのでしょうか。
おすすめのにんにくの保存方法をいくつかご紹介します。
にんにくは常温でも保存できます。
直射日光や湿気をさけ、20度前後の気温で保存しましょう。
ネットやかごに入れて、冷暗所に吊るしておくのがおすすめです。
こうすることで、約1カ月は美味しく食べられます。
にんにくは冷蔵庫でも保存できます。
買った状態のにんにくは、乾燥しないようにペーパータオルまたは新聞紙でくるみ、冷蔵庫にいれましょう。
この方法では、1カ月から2か月ほど保存することができます。
料理につかうと、にんにくが余ってしまうこともありますよね。
残ったにんにくは、まず1片ずつに分けましょう。
そして乾燥を防ぐために、同じくペーパータオルでくるみます。
こうすると、丸ごと保存する時と同じで1~2か月食べられます。
にんにくを長持ちさせるには、オイルや醤油などに漬けて、調味料にするといいでしょう。
この方法をとると、約1年保存することができます。
さらに、オイルに漬けると、にんにくの血液をさらさらにする働きを高めることも期待できます。
以上、にんにくを長く美味しく食べるためのポイントと保存方法をご紹介しました。
にんにくは一度にたくさん食べることはなかなか難しいですよね。
冷蔵庫ににんにくが余っている方は、ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
2018年12月16日更新
にんにくを食べると、ダイエットや美肌に効果があることをご存知でしょうか?
しかし、いざにんにくを食べようとしても、美味しいレシピが思いつかない時もあります。
美容を意識して食べる場合でも、美味しく食べれたら長く続けられるかもしれませんよね。
そこで、今回はにんにくを楽しく美味しく食べられるおすすめレシピを5つご紹介します。
にんにくは小さくカットして、炒め物や煮込み料理、パスタに使うことが多いですよね。
しかし、美容のためなど、にんにくをメインで食べたいときもあるでしょう。
そんなときは、美味しいにんにくを丸ごと使ったレシピがおすすめです。
にんにくの上部を切り取って耐熱容器に上向きで入れます。
全体にオリーブオイルと塩コショウをかけて、フタをします。
電子レンジで4分蒸し焼きにして、火が通ったら完成です。
蒸しにんにくは、たった10分で調理できます。
自分なりに味付けをいろいろ試すと、料理が楽しくなりそうですね。
にんにくの皮をむいて、トースターで焼きます。
表面が柔らかくなったら完成です。
香ばしく、ほっこりした食感が魅力的です。
にんにくが苦手な人も食べやすい料理となっています。
まず、豚ひき肉にしょうが汁と酒、塩コショウとゴマ油を加えて混ぜます。
そこにキャベツと白ネギを入れてさらに混ぜましょう。
揚げたにんにくの皮をむいて、ひき肉と皮で包んで揚げたら完成です。
食べるときは味噌と酢、醤油、ラー油を合わせたタレがおすすめです。
調理に時間はかかりますが、非常に美味しいレシピです。
にんにくをうまく活用するとより料理がおいしくなります。
まずフランスパンを食べやすい大きさにカットします。
常温にして柔らかくしたバターにすりおろしにんにくを混ぜてガーリックバターを作ります。
トースターでフランスパンを焼いたら、冷めないうちにガーリックバターを塗ります。
料理時間はたったの5分なので、手軽につくれますね。
オリーブオイルとにんにく、唐辛子をフライパンに入れて、弱火でオイルを温めます。
にんにくに色がついて、泡が小さくなったら、スパゲティのゆで汁とパセリ、塩を入れます。
茹でたスパゲティとよくからめて、オイルが白っぽくなったら完成です。
以上、おすすめのにんにく料理のレシピを5つご紹介しました。
株式会社岡崎屋では、にんにく日本一の青森県田子町から安全で新鮮なにんにくを産地直送いたします。
にんにく料理を作るときは、ぜひ株式会社岡崎屋で美味しいにんにくをお買い求めください。
2018年12月14日更新
「きれいになりたい」
「美しい肌を手に入れたい」
そんな方に、おすすめしたい食品がにんにくです。
にんにくには、いろいろな美容効果があるのです。
しかし、食べ方によっては、それほど効果が得られないこともあります。
そこで、この記事では美容に効果的なにんにくの食べ方をご紹介します。
そもそもにんにくを食べると、どのような美容効果があるのでしょうか。
にんにくを食べることで期待できる効果を3つご紹介します。
にんにくには抗酸化作用をもつ成分がたくさんあります。
この抗酸化作用が、シミやシワの原因である活性酸素を取り除いてくれるのです。
血の巡りが良くないと、肌がくすみやすくなります。
しかし、にんにくに含まれる成分であるスコルジニンによって、血行が改善されます。
そのため、にんにくにはくすみを予防する効果も期待できるのです。
腸内の悪玉菌が増えると、肌に悪影響を与えます。
その悪玉菌をやっつける働きがある成分がにんにくには含まれています。
そのため、にんにくは美肌にも効果的です。
これらの美容効果をより獲得するためには、どのような食べ方が効果的なのでしょうか。
そこで、効果的な食べ方のポイントをご説明します。
じゃがいもには、ビタミンCが豊富に含まれています。
このビタミンCには、にんにくの血行促進や抗酸化作用の効果を高めてくれます。
そのため、アンチエイジングやくすみの改善に効果的です。
血行を改善する効果があるアリシンは、にんにくを刻むとたくさん生成されます。
ご自分で料理される場合は、にんにくをできるだけ細かく刻むようにしましょう。
これによって、くすみ改善の効果を期待できます。
にんにくを大豆と一緒に食べると、アンチエイジングに効果的です。
大豆には、イソフラボンがたくさん含まれており、このイソフラボンが細胞を若く保ってくれるためです。
一度にたくさん食べるよりも、継続して食べ続けることがポイントです。
食べ過ぎると、胃腸が荒れることもあるようです。
1日の摂取量の目安は、生にんにくは1片、加熱したものでも3片ほどがおすすめです。
美容効果を得るためには、少なくとも週に数回はにんにくを食べるようにしましょう。
以上、にんにくの美容効果とそれを引き出すための食べ方をご紹介しました。
食べ方によっては、なかなか美容効果が出ないこともあるかもしれません。
にんにくを食べるときは、最大限にんにくの美容効果がでるように工夫して調理してみてください。
2018年12月12日更新
「アルギニン」という成分をご存知でしょうか。
聞きなれないこの成分は、にんにくのような身近な食品に含まれているのです。
いろんなメリットがあるこの「アルギニン」についてご説明します。
アルギニンとは、にんにくに含まれる非必須アミノ酸です。
人間の体を作るには、20種類のアミノ酸が必要です。
このうち、必須アミノ酸は体内で作り出すことができず、食事で摂取しなくてはいけないアミノ酸です。
一方、非必須アミノ酸は体内で作り出すことができるアミノ酸です。
非必須アミノ酸であるアルギニンは、体内で作ることができますが、その量は少ないです。
そのため、足りない分は食事で摂らなくてはいけません。
成長期は、とくに作り出せる量が少ないので、注意が必要です。
この特徴から、準必須アミノ酸として扱われることもあります。
準必須アミノ酸のアルギニンを摂ることで、体にとって良いことがたくさんあります。
アルギニンが体にもたらす効果を3つご紹介します。
肌荒れでお悩みの方は、ぜひアルギニンを摂取しましょう。
そもそもなぜ肌荒れが起こるんでしょうか?
その原因は、肌の角質層のアミノ酸と水分が足りていないことです。
そうすると、バリア機能が低くなって、肌のうるおいがなくなるのです。
そして、最終的に肌荒れにつながります。
アルギニンには、この角質層を保湿する働きがあるので、肌荒れに効果的だと言えるでしょう。
運動したときや、疲れがたまったときにもアルギニンは役立ちます。
疲労の原因の1つはアンモニアという成分です。
アルギニンは、この余分なアンモニアを取り除いてくれます。
そのため、アルギニンを食べることで、疲れがとれやすくなる、という効果が見込めます。
アルギニンには、免疫力を高める働きがあります。
アルギニンが、免疫細胞であるマクロファージの活性を促すからです。
病気にかかりにくい体をつくりたい方は、アルギニンを摂るといいかもしれません。
成長ホルモンがたくさん分泌されると、脂肪を代謝しやすくなり、強い筋肉を作ることにつながります。
成長ホルモンの分泌量は40代には成長期の約半分までに低下します。
成長期の子どもはもちろん、引き締まった体を手に入れたい大人にとっても、アルギニンは大切です。
以上、にんにくに含まれるアルギニンの特徴と働き、それによって得られる効果をご説明しました。
にんにくの中でも、黒にんにくにはアルギニンが特に豊富に含まれています。
健康な体作りのために、ぜひ黒にんにくを食べてアルギニンを摂取しましょう。
2018年12月10日更新
にんにく料理はとても食欲をそそる匂いがしますよね。
このように代表的な香味野菜であるにんにくですが、どんな成分があるのかよく知らない方も多いでしょう。
そこで、この記事では、にんにくに含まれる成分と、それぞれの特徴をいくつかご説明します。
にんにくに含まれるアミノ酸です。
体温を上げるための熱をつくらせる働きがあります。
にんにくは臭いが強いイメージありますよね。
しかし、アリインは味も臭いもしないのです。
にんにくを切ることで、酵素「アリナーゼ」がアリインに作用します。
これによってできた「アリシン」の臭いがにんにくの臭いを持っているのです。
アリシンは強い抗菌作用を持つ成分です。
この成分がにんにく独特の臭いを放つのです。
いろんな成分に変化しやすい特徴があります。
アリインをアリシンに変化させる酵素です。
熱に弱く、加熱すると働きが弱くなります。
そのため、加熱したにんにくは匂いが弱くなるのです。
にんにくに豊富に含まれるミネラルです。
酸素を体中に行きわたらせることで、疲労を回復することを助けてくれます。
臭いがない成分です。
酸化を防ぐ働きがあり、新陳代謝を促す働きがあります。
さらに、疲労回復にも効果があります。
肝臓の解毒作用を高める働きがある成分です。
黄色っぽく、水に溶けにくいという特徴があります。
にんにく油が黄色いのは、この成分が含まれているからです。
にんにくの臭い成分の1つでもあります。。
にんにくを食べた後は、口臭が気になりますよね。
実はこの成分によって、口が臭くなってしまうのです。
強い抗菌作用がある成分です。
アホエンは臭いがしません。
また熱に弱く、100度を超えると壊れてしまう特徴があります。
油に溶けやすいので、料理する時は一緒に油を使うといいでしょう。
にんにくを熟成させると、アミノ酸「S-アリルシステイン」が生成されます。
この成分は、にんにくだけに含まれています。
水溶性ですから、体に吸収されやすいという特徴があります。
そして血中で悪玉コレステロールと活性酸素が結合するのを防ぐため、動脈硬化の予防効果を見込めます。
以上、にんにくの主成分を6つご紹介しました。
にんにくには健康に良い成分がたくさん含まれています。
調理すると他の成分に変化する成分もあるので、目的に合わせて食べ方を考えると良いでしょう。