2019年01月06日更新
『いつも手足が氷のように冷たい』『足先などが冷たくて、なかなか寝付けない』といった悩みを抱えている女性は、少なくないことでしょう。
男性よりも筋肉量が少ない女性は、温かい血液や体液を循環させるために必要な筋肉のポンプ作用も弱くなりがちなので、男性よりも冷え性に悩む人が多いと言われています。しかし、『ただの冷え』と侮り放置してしまうと、重大な病気への引き金となってしまう恐れもあるため注意が必要です。
では、そんな冷え性はどんな原因から引き起こされるのでしょうか。そして、その対処方法にはどのようなことが挙げられるのでしょうか。
冷え性を引き起こす原因は、主に二つあります。
その一つが、先述したように筋肉量の不足により血液などの循環が悪くなってしまうという現象です。
血液や体液が十分な量とスピードで流れていないと、毛細血管にまで温かな血液が行き渡らずに『冷え』という現象で現れてしまいます。
それを防ぐために有効なのが、軽い筋肉トレーニングやウォーキングなどで主に足の大きな筋肉を動かし、体全体の血流を良くすることです。
ストレッチやリンパマッサージなども、同様の理由で有効です。
その場しのぎではなく血の巡りそのものを改善することで、冷えを感じることが少なくなって来ます。
そしてもう一つの理由が、根本的に体温が低いということです。
運動習慣の低下や心理的なストレスにより低体温の人が増えてきていると言われていますが、そういう人は大抵手足も冷たくなっており、辛い症状があると訴えているものです。
食生活や生活習慣の改善などで温活に取り組むのも大切ですし、腹巻きやカイロなどを活用して直接的に体を温めることも大切です。
全身浴で体の芯から温める習慣をつけると同時に、時間がある時や特に冷えが気になる時、就寝前などに足湯を行うとだいぶ症状が緩和されるのでおすすめです。
これらの原因・対処方法とともに特に見直したいのが、食生活です。
生姜や根菜類といった体を温めるような食材を意識的に摂取するほか、香辛料を上手に活用するのも一つの手段と言えます。
特におすすめなのが、にんにく成分を食生活に取り入れることです。
にんにくには体を芯から温め、代謝をあげる役割が期待できます。
いつもの料理に少しプラスするだけでも、風味が良くなると同時に体がすぐに温まることを実感することが出来るでしょう。
臭いや保存方法などが気になる方や、出来るだけ手軽に摂取したいという方にはサプリメントの活用がおすすめです。
このように、ちょっとしたことの積み重ねで体は温かい状態に導くことが出来ます。
小さなことからスタートし、冷え性を撃退していきましょう。
2019年01月04日更新
スーパーでにんにくを買うとき、何を基準ににんにくを選んでいますか?
せっかく買うなら、できるだけ良いにんにくを選びたいですよね。
そこで、美味しいにんにくの選び方のポイントをご説明します。
人にはそれぞれ味に好みはあります。
そのため、何を美味しいと思うかは人によって違うかもしれませんが、今回は一般的に美味しいとされるにんにくの選び方を説明します。
一般的に美味しいとされるにんにくには、2つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、新鮮であることです。
2つ目のポイントは、香りと風味、そして辛みのバランスが良いことです。
にんにくを観察する時は、次のポイントを確認しましょう。
にんにくを手に持って重さを比べてみましょう。
重いにんにくには、身がしっかり詰まっていて新鮮なものが多いです。
にんにくを買うときに、簡単に確認できるのが皮の色です。
白いにんにくは新鮮であることが多いので、おすすめです。
茶色っぽいにんにくもありますが、特に問題ありません。
赤色っぽいにんにくは、にんにくに含まれる成分と鉄などが反応したもので、収穫直後に見られる現象です。ただし青森県のにんにくの規格としてはC級品もしくは規格外となります。見た目が悪いというだけで、味は変わりません。
にんにくの臭いを軽く嗅いでみましょう。
にんにくに臭いがきついというイメージを持ってる方は多いかもしれません。
しかし、実はそのままのにんにくは臭いがないんです。
にんにくに傷がつくと、臭い成分が発生するのです。
もし、にんにくの臭いが強かったら、傷や、虫に食べられた部分があるのかもしれません。
そのため、選ぶときはにおいがないものを選びましょう。
皮と身の間に隙間がなく、くっついているにんにくは新鮮です。
隙間があるにんにくは、鮮度が低く、水分が抜けている、ということかもしれません。
国産かどうかで、にんにくの値段は異なります。
国産と外国産では品種がちがうので、味や食感も異なります。
外国でつくられたにんにくは、香りや味は薄いものが多いです。
そのため、熱を加えると、香りがとんでしまうものもあります。
値段を気にせず、良いにんにくを手に入れたい場合は国産がおすすめです。
以上、美味しいにんにくの選び方をご紹介しました。
何も気にしないでにんにくを選んでいる方は、一度ご紹介したポイントを参考にして選んでみませんか。
いつもよりにんにくが美味しく感じられるかもしれませんよ。
2019年01月02日更新
ポリフェノールが多い食べ物を考えるとき、何が思いつきますか。
多くの方は、ワインやチョコレートなどを思い浮かべるかもしれません。
しかし、実はにんにくを熟成させた黒にんにくにも、ポリフェノールが豊富に含まれているのです。
この記事では、にんにくに含まれているポリフェノールの特徴をご紹介します。
そもそもポリフェノールが何かよくご存じない方もいらっしゃるでしょう。
ポリフェノールとは、光合成をする植物に含まれている成分です。
食品の色や苦みの原因となる成分でもあります。。
ポリフェノールは数千種類もあるので、種類によって特徴はさまざまです。
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」はもちろん、お茶に含まれる「カテキン」も、このポリフェノールの1種です。
ポリフェノールにはたくさん種類があります。
しかし、ほとんどの種類のポリフェノールが共通して持っている特徴もあります。
それが、抗酸化作用です。
抗酸化作用とは、酸化を防ぐ働きのことです。
人間の体内では、呼吸で取り込んだ酸素がほかの成分と結びつくことで、エネルギーが作られます。
ポリフェノールには、余ったエネルギーが酸化することを防いでくれます。
生のにんにくにもポリフェノールは含まれています。
しかし、これを熟成させて黒にんにくにすると、ポリフェノールが大きく増えるのです。
この黒にんにくが主に含んでいるのは、「ケルセチン」というポリフェノールです。
黒にんにくの中でも特に、皮に豊富に含まれています。
ポリフェノールの効果は種類によって違いがありあます。
では、その中で、ケルセチンにはどのような効果があるのでしょうか?
ここでは、ケルセチンの効果を簡単にご紹介します。
関節炎などの炎症によって活性酸素が作り出されます。
ケルセチンは、この活性酸素を取り除くことで炎症や痛みを抑える働きをもっています。
花粉症などのアレルギーは、ヒスタミンという物質が原因であるといわれています。
ケルセチンは、このヒスタミンの働きを防ぐ働きがあるため、アレルギー改善の効果が期待できます。
ケルセチンには脂肪を分解するために必要な酵素の活性化を助ける働きがあるといわれています。
そのため、ダイエットの効果も期待できるのです。
以上、ポリフェノールと、にんにくに含まれるケルセチンの特徴をご紹介しました。
しかし、ケルセチンが特に多く含まれるにんにくの皮はだいたい捨てられてしまいます。
黒にんにくを食べるときは、ぜひ一度皮を捨てずに集めて、皮茶にしてみてください。
ケルセチンを摂取でき、その効果を実感できるでしょう。
2018年12月31日更新
「最近、物忘れがふえた」
「シミやシワが増えた」
このように、体の老化に悩んでいる方は多いでしょう。
老化防止のために良い対策がないか、いろいろ試している人もいるかもしれません。
そのような方に、ぜひおすすめしたいのが「にんにく」です。
にんにくには、老化防止効果を期待できる働きがあるからです。
老化とは、新陳代謝が低下することを意味しています。
新陳代謝とは、古い細胞が新しく生まれ変わることです。
加齢とともに、新陳代謝が低下することで、体にさまざまな変化があらわれるのです。
歳をとると、いろいろな変化があらわれます。
このような老化を引き起こす原因物質に、活性酸素という物質があります。
細菌から身を守ってくれる活性酸素は、増えすぎると細胞を傷つけて、体の酸化を引き起こします。
そして、体が酸化することによって、より老化が進んでしまうのです。
にんにくには、肌を若く保つ効果があります。
その効果につながるにんにくの働きについてご紹介します。
にんにくには、老化の原因の1つである体の酸化を防ぐ働きがあります。
肌の細胞を支えるためには、コラーゲンとエラスチンというたんぱく質が必要です。
しかし、年齢を重ねるごとに、このたんぱく質は減少するといわれています。
近年、研究がすすみ、体の酸化がこのたんぱく質の減少に関わっていることが分かってきました。
にんにくには、体の酸化を防ぐ働きがあるので、老化防止の効果が期待できるのです。
にんにくの成分には、加齢とともに低下する新陳代謝を改善する効果があるといわれています。
肌を外からの刺激から守り、うるおいを維持する「表皮」の細胞も、新陳代謝によって新しく生まれ変わります。
これを肌のターンオーバーといいます。
歳をとると、ターンオーバーが乱れてしまうこともあります。
にんにくは新陳代謝をあげることで、ターンオーバーを正常にする働きがあるといわれているのです。
年齢を重ねるごとに、私たちの脳は萎縮していきます。
これによって、認知機能が低下することもあります。
しかし、近年の研究によって、にんにくには脳の委縮をおさえる働きがあることが分かってきたのです。
にんにくは脳の老化を防ぐ効果も期待できるわけです。
以上、にんにくを食べることで期待できる、老化の防止の効果についてご説明しました。
にんにくの老化防止の効果は、すぐに感じられるものではありません。
老化防止のためににんにくを食べるなら、1日1片ずつ続けて食べることがおすすめです。
2018年12月29日更新
にんにくを食べると、美容や健康への効果が期待できます。
しかし、にんにくには副作用もあり、食べ過ぎると体の不調につながります。
健康の維持には、にんにくの副作用についてよく知っておく必要があります。
そこで、今回はにんにくの副作用をいくつかご紹介します
生のにんにくを食べるときには、その副作用に十分注意しなくてはいけません。
生のにんにくを食べ過ぎると、お腹が痛くなったり、胸やけを起こしたりします。
にんにくを食べると、アリインが強力な殺菌作用のあるアリシンに変化します。
アリシンの殺菌力は、抗生物質の殺菌力にも及ぶほど強力なのです。
このにんにくの成分が、悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺菌してしまうと、腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
その結果、下痢や便秘を引き起こしてしまうこともあるのです。
また、にんにくの強い刺激が原因で、胃壁が傷つくこともあります。
にんにくアレルギーの場合、にんにくを食べると吐き気や腹痛、頭痛などの症状が起こります。
しかし、にんにくの殺菌作用によって腹痛が起こる場合もあり、アレルギーであることを見過ごしてしまうこともあります。
にんにくをほんの少ししか食べていないのに、体の調子が悪くなっている方は、にんにくアレルギーかもしれません。
にんにくの成分の1つであるスコルジニンには、血液をサラサラにする効果があります。
しかし、血液の流れが良すぎると、小さな切り傷でも血が止まらないこともあります。
また、ヘモグロビンの数が減り、貧血の状態になることもあります。
そして、貧血が原因で頭痛やめまい、吐き気などの症状が起こる可能性があるのです。
にんにくを食べて、口や体がにんにく臭くなったことはありませんか。
口臭や体臭のせいで、周りの目が気になってしまうこともあります。
このにんにくの臭いは、食べてから16時間、長いときは約2日も続くこともあります。
これは、単に臭いが口に染みついているからではありません。
臭い成分であるアリシンが体内に吸収されて、毛穴から排出されるためです。
黒にんにくとは、生の白にんにくを熟成させたものです。
この黒にんにくは、生の白にんにくと比べてほとんど副作用がありません。
これは、腹痛や口臭・体臭の原因となるアリシンが熟成の過程でほとんど無くなってしまうからです。
以上、にんにくの副作用とその原因をご説明しました。
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