2019年04月10日更新
「にんにくは健康に良いとよく聞くけど、どれが良いのだろう?種類ごとに特徴の違いはあるのだろうか」
このように、どのにんにくを選ぼうか迷われている方もいらっしゃると思います。
にんにくにはどのような種類があるのかを知っておくと、選ぶときの基準が作れるので楽ですよね。
そこで今回は「にんにくの種類ごとの特徴」をご紹介します。
日本国内で消費されているにんにくの比率は、海外産が60%、国産が40%です。
その中でも、中国産のにんにくが、圧倒的にシェアが多いのです。
しかし、安全性を考えると、国産のにんにくを選ぶ方が良いでしょう。
国産のにんにくも大きく分けて3種類あるので、それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
にんにくは、生産する場所によって、味や栄養価に違いが生まれます。
産地によって、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。
青森県はにんにくの生産量が日本一多く、7割近くのシェアを誇ります。
その中でも有名なのが、この「福地ホワイト六片」という品種です。
この品種の特徴は、一粒一粒が大きく外皮が真っ白で、見栄えがいいという特徴 があります。
糖度が高く、にんにく特有のからさが抑えられているので、最もポピュラーな品種だと言えます。
青森産の他にも有名なのが、北海道の富良野で栽培されているにんにくです。
独特な風味と甘みがあるため、味がよくとても人気なにんにくの一つです。
外皮は白色ですが、りん片が赤みがかった色をしています。
茎や葉の栽培もできるので、家庭栽培ができる点でも有名です。
ウイルスや疫病に強いタイプのにんにくで、昔からある品種です。
栄養価が高く、香りや辛さが強いという特徴があります。
ただ、外皮がピンク色なので、見た目にあまり人気がなく、生産量が少ないためあまり見かけなくなってきている品種でもあります。
この品種の特徴は、熟す期間が早いため、収穫する期間が短いという特徴があります。
外皮は白く、りん片が12個前後あるため見栄えが良い点も魅力の一つです。
ほとんどの品種には、休眠と呼ばれる「成長が止まる時期」があるのですが、この品種にはそれがないため、収穫の時期がとても早いという特徴があります。
上海早生と同じように、りん片の数が多いという点も特徴の一つです。
寒い地域で栽培されているにんにくよりもサイズが小さく、外皮が玉ねぎのような色です。
最近は、需要が増えてきているため、新しく生産を始める方が増えてきている品種でもあります。
今回は「にんにくの種類ごとの特徴」をご紹介しました。
にんにくは、栽培される地域で特徴が違います。
寒い地域で栽培されるにんにくは、糖度が高く、りん片の粒が大きい特徴があります。
また、暖かい地域で栽培されるにんにくは、りん片の粒は小さく、数が多いです。
このように、にんにくの種類ごとの特徴を把握して、自分にあったにんにくを選んでくださいね。
2019年04月08日更新
「にんにくを効果的に取り入れるには、どのような食べ方をしたら良いのだろう?また、食べるときの注意点とかはあるのだろうか?」
このように、にんにくの食べ方に悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。
また、食べるときの注意点を知っておかないと、かえって体調を悪くしてしまうこともあります。
そこで今回は「にんにくを食べるときの注意点」をご紹介します。
にんにくはたくさん食べれば食べるほど良いというわけではなく、適量を食べることが大切です。
食べ過ぎるとお腹を壊してしまい、腹痛で動けなくなり、最悪の場合は入院してしまうことになります。
以前、ラーメン屋で生のにんにくを大量に入れたラーメンを食べて入院した方もいらっしゃるので、しっかりと適切な量を把握しましょう。
では、どのくらいの量を食べれば良いのかを見ていきましょう。
抗菌・殺菌作用がとても高いにんにくには、腸内細菌を減らす効果があります。
悪玉菌を減らす分には良いのですが、善玉菌や消化吸収に役立つ細菌まで減らしてしまうと、お腹を壊してしまいます。
そのため、食べ過ぎは良くないと言われているのです。
適切な摂取量は、生の場合は2、3個のかけら、加熱したものは4、5個くらいのかけらが目安です。
実は抗菌・殺菌作用を持っている成分であるアリシンは熱に弱く、加熱すると量が減ります。
そのため、にんにくをたくさん食べたい場合は、生のにんにくをそのまま使うのではなく、炒めると良いでしょう。
ここまでで、適切な摂取量を知っていただけたと思います。
では次に、食べる際の注意点を知りましょう。
みなさんご存知のように、にんにくを食べた後は刺激臭が漂ってしまいます。
刺激臭となる原因は先ほど紹介したアリシンという成分です。
アリシンを減らすと臭いが少し抑えられるので、翌日に大事な会議やデートがある場合には、なるべく加熱処理をしたにんにくを食べるようにしましょう。
もし翌日に臭いを残したくない場合は、熱いお風呂に入ってしっかりと汗をかくことや、牛乳を飲んで成分を中和するなどの方法が有効です。
にんにくは健康にとても良いからと、365日の食事に取り入れてしまうと、かえって効果が減ってしまうことがあります。
先述したように、にんにくには抗菌・殺菌作用があるため、腸内環境を荒らしてしまうことがあります。
善玉菌が増えなくなってしまうと、お肌の調子が悪くなったり、消化不良でお腹を壊しやすくなったりしてしまうので、摂取量には注意しましょう。
今回は「にんにくを食べるときの注意点」をご紹介しました。
にんにくは大量に食べれば良いというものではなく、適切な量を摂取することが重要です。
この記事でご紹介したように、食べる頻度や食べる量には十分に注意しましょう。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にご連絡くださいね。
2019年04月06日更新
「にんにくには老化防止効果があるって聞いたけど、本当なのだろうか?また、どのような成分が含まれているのか気になる。」
このように、にんにくが老化防止につながるのかを知りたい方は多くいらっしゃると思います。
どのような成分に効果があるのかを知ると、安心して食べることができますよね。
そこで今回は「にんにくにはどのような老化防止効果があるのか」をご紹介します。
そもそも、どのような原因で身体の細胞は老化してしまうのでしょうか?
結論から言うと、老化は酸化ストレスによって引き起こされます。
酸化ストレスによって細胞が酸化してしまうと、細胞組織が破壊されてしまいます。
その結果、お肌のツヤがなくなり、体の至る所で問題が発生してしまうようになります。
タバコや紫外線、化学調味料などによるストレスが原因です。
ストレスが溜まると活性酸素ができてしまい、体の細胞を攻撃してしまいます。
そのため、極力ストレスを溜めないようにすることや、活性酸素ができるのを防ぐために抗酸化物質を取り入れることが大切です。
抗酸化物質は酸化がされやすいという特徴を持っています。
活性酸素は、細胞を酸化させる物質ですが、抗酸化物質があると、それを優先的に酸化させます。
そのため、体が酸化されるのを防ぐ効果があります。
抗酸化物質が多く含まれている食材はたくさんあります。
しかし、にんにくは数ある食材の中でも、かなり抗酸化力が高い特徴があります。
では、にんにくにはどのような成分が含まれているのかを一緒に見ていきましょう。
この成分は最も抗酸化力が高い成分の一つです。
生のにんにくにも豊富に含まれているのですが、にんにくを長期間熟成させるとさらに量が多くなります。
健康食品として人気な黒にんにくや熟成にんにくに若返り効果があると言われる理由の一つです。
にんにくには、ビタミンCも含まれています。
ビタミンCは体内では作られていないため、食材から摂取する必要があります。
体に溜め込んでおくことができないので、毎日の食事で取り入れることが大切です。
細胞膜のリン脂質の酸化を防ぐ効果があります。
リン脂質が酸化すると、過酸化脂質が発生してしまい、細胞を傷つけてしまいます。
そのため、ビタミンEをしっかりと取り入れると老化を防ぐことができます。
今回は「にんにくにはどのような老化防止効果があるのか」をご紹介しました。
にんにくに含まれている硫黄化合物やビタミンには抗酸化作用があり、老化防止につながることを知っていただけたと思います。
この記事を参考に、老化防止のためににんにくを取り入れてみてはいかがでしょうか?
2019年04月05日更新
ビタミンB1は疲労回復、体力増強に有効なビタミンです。
しかしこのビタミンB1は水に溶けやすく、体に吸収されにくいため尿から排泄されてしまうのです。
実はこういった性質を持つビタミンB1をより効果的に摂取するためにはにんにくと一緒に摂取することが効果的なのです。
そこでこの記事では、ビタミンB1の効果となぜにんにくと一緒に食べると効果的なのかについてご紹介したいと思います。
ビタミンB1の代表的な効果は、疲労回復、体力増強です。
これは食事で摂取したタンパク質などのエネルギー源を代謝により消費し、エネルギーに変えることで実現します。
この代謝を良くするという役割をビタミンB1が担っています。
そんな魅力的な効果をもったビタミンB1ですが、その特性に弱点があります。
それはビタミンB1が水溶性であることです。
どういうことかというと、せっかくたくさん摂取しても尿として排泄され、体内に留まり作用することが難しいということです。
先程、ビタミンB1には水溶性という弱点があることについてはお話しました。
この弱点はにんにくと一緒に摂取することで克服できるのです。
にんにくに含まれるアリインという物質は、組織が破壊されることによってアリシンという物質に変化します。
そしてこのアリシンがビタミンB1と結びつき、アリチアミンという物質になります。
ビタミンB1からアリチアミンとなることで、この物質は脂溶性となります。
ですので水溶性という弱点を克服し、よりスムーズに腸で吸収されやすくなります。
ビタミンB1とにんにくを一緒に食べると良いということは分かったけど、どうやって調理すれば良いの?
こういった疑問をお持ちの方は多いかと思います。
そんな方におすすめなのが、ポークステーキです。
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれていて、またにんにくとの相性も抜群です。
にんにくは切り刻んだり、すりおろしたりして傷つけることによってアリシンを生み出しますので、スライスにしてにんにくと一緒に焼いたり、すりおろしてソースにしたりすることでより効率的に摂取することができます。
今回は疲労回復に効果的なビタミンB1をより効率的に摂取するためには、にんにくと一緒に食べると良いということをご紹介しました。
にんにくにはこういった健康をサポートする効果がたくさん含まれています。
私たち岡崎屋はにんにくをより食べやすくした加工食品を多数取り扱っていますので、気になった商品がありましたらぜひ試してみてくださいね。
2019年04月03日更新
にんにくは古くは薬とも呼ばれていたほど、健康に効果的な食べ物です。
その代表的な効果に風邪予防があります。
しかし、にんにくを食べることで風邪予防ができる理由について詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか?
そこでこの記事では、にんにくの風邪予防効果について説明していきたいと思います。
にんにくはなぜ風邪予防に効果的と言われているのでしょうか?
それを知るためにはまず風邪の原因から考える必要があります。
風邪の原因はウイルスです。
体内にウイルスが侵入することによって引き起こされます。
そのため最も効果的な対策はウイルスに全く触れないということですが、それは現実的ではありませんよね。
そこで、にんにくを食べることが効果的です。
もう一つの対策として、体内に侵入した菌やウイルスを殺菌・抗菌するということがあります。
にんにくはこの殺菌、抗菌という点で力を発揮します。
にんにくにはアリインという硫黄化合物が含まれています。
このアリインがにんにくの組織が破壊されることによってアリシンという成分に変わります。
このアリシンには高い抗菌作用があります。
この作用によって体内に侵入した細菌やウイルスを撃退することが可能になります。
にんにくを食べ腸内に潜む悪玉菌や風邪の原因となるウイルスを殺すことによって、風邪予防をすることができるのです。
先程もご紹介したアリシンには体温を上昇させる、交感神経を刺激してホルモン分泌を促すという効果もあります。
これによって体内の免疫細胞が活性化し、風邪にかかりにくい体を実現することができます。
上記でご紹介した効果以外にも食欲増進や不眠改善などの効果もあり、生活習慣を整え、風邪を引きにくい体に近づけることができます。
せっかく風邪予防を期待してにんにくを食べるわけですから、できる限り効果的に摂取したいですよね。
にんにくの有効成分であるアリシンは、にんにくの組織が破壊されることによって生み出されます。
ですので、すりおろす・刻むなどの調理法が適しています。
しかし、アリシンは臭いの原因でもあるため、強烈な臭いが気になるという方もいるかと思います。
そんなときにはオリーブオイルなどの油に混ぜたり、調味料のように使用すると臭いを抑えることができます。
また、にんにくは大量に食べると、その効果の高さから体調不良を引き起こすこともありますので、その点には注意しましょう。
今回はにんにくの風邪予防効果についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
万能薬とも呼ばれるにんにくですが、予防にも効果があるとは驚きですよね。
にんにくの健康効果を得るためには1度に大量に食べるのではなく継続して食べることが大切です。
毎日の食卓に少量のにんにくを加えてみてはいかがでしょうか?