2019年04月20日更新
「にんにくには免疫力を高める効果があるって聞いたけど本当なのだろうか?」
このように、にんにくが健康にもたらす効果を知りたい方は多くいらっしゃると思います。
免疫力を高めることができると体調を崩さなくて済むので良いですよね。
そこで今回は「にんにくが持つ免疫力を高める効果」をご紹介します。
みなさんの体には、感染症や、ウイルスなどの悪い物質に対して抵抗する力を持っています。
簡単にいうと、体が良い調子を維持するために必要な力のことです。
この免疫力は、全ての人が持っているものです。
しかし、ストレスがたくさんかかったり、低体温の状態が続いてしまったりすると、働きが弱くなってしまいます。
免疫力が弱くなると、ちょっとしたことで風邪をひいてしまったり、様々な病気が発生してしまったりします。
そのため、免疫力を高めておくことが、病気を予防することにつながります。
にんにくには、大きく分けて3つの免疫力を高める効果があります。
血液をサラサラにして、血流を増やすことで、細部にまで血液が届くようになり、新陳代謝を活性化させてくれる効果があります。
さらに、体を温めてくれるという効果もあるので、免疫機能を正常に保つことができます。
そもそも体が弱っているという状態を作らないことで、風邪を予防できます。
にんにくにはスルフィド類と呼ばれる成分が含まれています。
この成分は、ウイルスや菌などの悪い物質を食べてくれる特徴を持っています。
さらに、元からある抗体の生成を促進させてくれるという効果もあるので、2つの方向から免疫力を高めることができます。
にんにくが胃の粘膜を刺激して、胃液の分泌を高めることで、消化吸収を促進してくれます。
さらに、解毒や排泄をしてくれる肝機能の促進もしてくれるので、体の毒素を出しやすくなります。
その結果、体の中を綺麗に保ち、栄養をしっかりと吸収して体を丈夫に保つことができます。
今回は「にんにくが持つ免疫力を高める効果」をご紹介しました。
免疫力が低下してしまうと、ちょっとした環境の変化で体調を崩して、風邪を引きやすくなってしまいます。
病気を予防するためには、免疫力を高めることが大切です。
風邪を引きやすい方は、にんにくを食べて免疫力を高めてみてはいかがでしょうか?
2019年04月18日更新
「にんにくは使用頻度が高い訳ではないから、長持ちさせたいけど、どのように保存しておいたらいいのだろう?」
最近にんにくが健康にいいと聞く方は多いと思います。
そこで購入してみたはいいものの、一度の料理に大量に使う訳ではないので、保存をすることになると思います。
鮮度を保つためには、どのような保存方法が適しているのか見ていきましょう。
まずは、にんにくを保存する時の注意点を見ていきましょう。
実は、にんにくはそのまま出荷するとすぐに傷んでしまうため、数週間干してから出荷しています。
そのため、よく乾燥しているにんにくを選びましょう。
家で保存する場合は、乾燥した状態を維持するために、湿気が少ないところを選びましょう。
にんにくは放っておくと芽が出てしまい、実の栄養素が少なくなってしまいます。
そのため、保存する際は、芽が出ないような環境を作ってあげると良いでしょう。
せっかく購入したにんにくから芽が出て来て、劣化することで使えなくなってしまうと嫌ですよね。
そこで、にんにくの鮮度を保ったまま保存するのにおすすめの方法をご紹介します。
大きく分けて3つの方法があるので順番に見ていきましょう。
常温で保存する場合は、冷暗所に置きましょう。
日光が当たると、にんにくの実から芽が出てしまいます。
さらに、にんにくがカビてしまわないためにも、風通しの良い場所におくと良いでしょう。
網の袋やカゴに入れて置くのがおすすめです。
常温で保存した場合、鮮度を保ったまま使用できるのは1ヶ月くらいが目安です。
密閉できる保存容器に入れて置くと良いでしょう。
冷蔵庫で保存する場合は、湿度に要注意です。
水分を含んでしまうと、室温に戻した時に芽が出やすくなってしまいます。
冷蔵で保存した場合、鮮度を保ったまま使用できるのは1ヶ月くらいが目安です。
もし、皮を剥いた状態で保存する場合は、2週間程度で使い切りましょう。
皮を剥いたにんにくは劣化しやすいので、常温保存は難しいため、必ず冷蔵庫に入れましょう。
にんにくをスライスしてオーブンで加熱すると、乾燥にんにくを作ることができます。
乾燥にんにくの状態では数ヶ月保存がきくので、もしにんにくの処理に困った場合にタコライスを作る時にガーリックチップとして使うこともできるのでおすすめです。
ガーリックオイルやニンニクのピクルスを作るのもおすすめの保存方法の1つです。
サラダのドレッシングとして使えますし、ピクルスはサラダに使うこともできます。
皮を剥いて生のにんにくを漬け込みましょう。
ただ、ガーリックオイルを作る場合は、2週間程度で使い切るようにしましょう。
今回は「にんにくの保存方法」をご紹介しました。
芽が出ると、にんにくの実自体に栄養が少なくなってしまうので、なるべく芽が出ないうちに使うと良いでしょう。
また、余ってしまった場合は、ガーリックオイルにして調味料にアクセントをつけるのもおすすめですよ。
2019年04月16日更新
「にんにくの食べ過ぎで腹痛になったニュースがあったけど、どのような原因だったのだろう?また適切な量はどのくらい何だろうか?」
このようににんにくの食べる量にお悩みの方はいらっしゃいませんか?
そこで今回は「にんにくの食べ過ぎで体調不良になる原因と対処法」「にんにくを食べるときの注意点」をご紹介します。
にんにくは疲労回復や血流促進、冷え性改善などの様々な効果があることで有名です。
しかし、量が多すぎると健康に悪影響が出てしまうことがあります。
では、にんにくにはどのような栄養素が含まれているのか見ていきましょう。
アリシンは、にんにくを切ったり、すりおろしたりしたときに発生します。
とても殺菌作用が高く、にんにくが健康に良いとされる理由の1つである成分です。
刺激臭の原因となる成分でもあります。
殺菌作用が高いため、大量に摂取すると、胃の内側の細胞や腸内環境を悪化させてしまうので注意が必要です。
アリシンは熱を加えると、成分が弱くなるため、加熱処理がされていない生のにんにくをたくさん食べてしまうと、腹痛や体調不良が起こりやすくなります。
では、どのくらい食べても良いのか、また、食べるときにはどのような注意点があるのかを見ていきましょう。
先述したように、アリシンは熱に弱いため、加熱処理がしてある料理の場合は、半分程度(5〜6片、20g)、生で食べる場合は、4分の1程度に押さえておくと良いでしょう。
消化器官を刺激するので、過度に摂取すると消化液が大量に出てしまい、胃壁がダメージを受ける場合があります。
さらに、血液をサラサラにする効果もあるため、たくさん食べると血圧が下がってしまい、貧血になることもあるので注意しましょう。
夏バテ対策として食べるのは良いですが、夏場は消化器官が弱っている可能性が高いです。
そのため、通常より体調不良が起こりやすくなってしまうため注意しましょう。
さらに、にんにくに含まれるアリシンは抗菌・殺菌作用があるため、小腸や大腸に共生している善玉菌や日和見菌などを減らしてしまうことがあるので、腸内環境が荒れてしまうことがあります。
適度な摂取を心がけましょう。
腹痛や下痢などが起きてしまった場合、まずはたくさん水を飲みましょう。
アリシンは水に溶けやすいため、水を飲むと刺激を和らげることができます。
にんにくをたくさん食べた場合は、早めに水を飲むと良いでしょう。
腸内環境の悪化が原因で腹痛が起こるため、腸内環境を整える発酵食品を一緒に摂ると良いでしょう。
ヨーグルトや納豆、キムチ、味噌などがおすすめです。
今回は「にんにくの食べ過ぎで体調不良になる原因と対処法」「にんにくを食べるときの注意点」をご紹介しました。
この記事を参考に、健康を損なわない程度の適切な量を食べて、にんにくの効果を存分に活かしてみてくださいね。
2019年04月14日更新
「夏場のエアコンの効いた部屋や、冬場に外に出たままだと、すぐに体が冷えてしまう。」
「冷え性を改善するためににんにくが良いと聞いたけど、どのような効果があるのだろう?」
このように冷え性にお悩みの方はたくさんいらっしゃると思います。
暖かい毛布にくるまっているのに、寒いままだと辛いですよね。
そこで今回は「冷え性の方におすすめなにんにく」についてご紹介します。
みなさんは冷え性の特徴についてご存知でしょうか?
冷え性とは、通常では寒さを感じないような温度でも、全身や手足が冷えて寒気を感じる状態を言います。
体の中の重要な働きをしている臓器を適切に動かすためには、36度以上の温度が必要になります。
しかし、室温が低いと体温を36度以上に保つことが難しくなります。
そのため、体の中心部を温めるように、血液を臓器に集めて体温調節を行います。
その結果、末端部に血流が少なくなり、温度が下がってしまい、冷え性が起きてしまうのです。
体質や過度な食事制限による栄養の偏り、ストレスや室温などの様々な要因によって冷え性が起こりやすくなります。
そのため、若い女性に多く見られる症状の一つです。
血液がドロドロで血流が悪いと、体温の調節がうまくできなくなるので、少しの寒さでも冷え性が起こりやすくなってしまいます。
そのため、冷え性の起きやすい方は、かなり制限の厳しいダイエットやストレスをなるべく減らして、血流をよくする食べ物を食べると良いでしょう。
そこでおすすめなのが、にんにくです。
にんにくは、心拍数や血圧を上げるために使われる神経である交感神経を活発にするという作用を持っているため、ノルアドレナリンの分泌を活性化させ、血液が届きやすくなります。
さらに、通常交感神経が活発化すると、血管が収縮しやすくなるのですが、にんにくは、末端の血管をしっかりと拡張させるという作用があるので、血液を送り出しやすくなり、手足などの末端部分まで温められます。
冷え性を改善するために、血流をよくするにんにくを食べてみてはいかがでしょうか?
今回は「冷え性の方におすすめなにんにく」についてご紹介しました。
過度な食事制限をしていたり、ストレスを溜め込みやすかったりする方は、冷え性になりやすい傾向があります。
そのため、冷え性を予防するために、体温を高める効果が高い食材を食べるのがおすすめです。
みなさんも体温を高めるために、日々の食事ににんにくを取り入れてみてはいかがでしょうか?
2019年04月12日更新
「にんにくを使った料理を食べたいけど、口臭がきになる。臭いが気にならなくなる対策方法とかはあるのだろうか?」
にんにくは美味しく、健康にも効果があるので、食べたくなってしまいますよね。
しかし、臭いが気になり、どうしても食べるのをためらってしまう方が多いと思います。
そこで今回は「にんにくの臭い成分」「にんにくの口臭対策の方法」をご紹介します。
にんにくの臭いの素となっている成分はアリシンです。
アリシンには、血行促進や疲労回復のような効果があります。
一方で、口臭の素になっている弱点もあります。
しかし、臭いが発生する流れを知ることで、対策を立てられます。
では、どのような流れで臭いが発生するのか見ていきましょう。
アリシンは体内で吸収され、分解されると気化して、肺に到達し、口臭となって出てきます。
肺にたまっている空気と混ざってしまうので、歯磨きやマウスウォッシュでは完全に臭いをなくすことはできません。
そのため、分解される前に対処する必要があります。
また、臭い成分は汗と共に出てくるため、翌日は体臭がきつくなることもあるので、注意しましょう。
では、どのように臭いの発生を抑えれば良いのでしょうか?
3つの対策方法があるので、順番に見ていきましょう。
アリシンから発生する臭いを抑えるためには、アリシンを包み込んでしまう栄養素を一緒に摂取すると良いでしょう。
タンパク質やポリフェノールを豊富に含んでいる食べ物がおすすめです。
食事中にタンパク質が豊富な肉や魚、チーズが食べられる場合は、食べると口臭対策になるでしょう。
中でも、牛乳は最もアリシンと吸着しやすいのでおすすめです。
食後には、緑茶やリンゴなどのポリフェノールを豊富に含んでいる物を摂取すると良いでしょう。
緑茶は500ml程度、リンゴは2分の1個程度を食べるのがおすすめです。
アリシンは水に溶けやすいという性質を持っているので、しっかりと水分補給を行いましょう。
緑茶は利尿作用があるため、緑茶を飲んだ場合は、他にも水を飲みましょう。
アリシンは分解されると、血液に含まれてしまいます。
全身に行き渡ってしまうため、汗としてしっかりと排出することが大切です。
明日までに臭い成分を出し切ってしまいたい方は、サウナや熱いお風呂に入り、血行を促進させ、汗をたくさんかくと良いでしょう。
人は寝ている時にたくさんの汗をかくため、臭い成分をしっかりと出せます。
しかし、汗が乾いて体に付いているままの場合もあるため、外出する前にもシャワーを浴びるのがおすすめです。
今回は「にんにくの臭い成分」「にんにくの口臭対策の方法」をご紹介しました。
臭いの素となるアリシンの対策として、牛乳や緑茶を飲むと良いことを知っていただけたと思います。
また、血中に溶け込んだアリシンを体外に出すためにも、水分をたくさんとり、汗をしっかりとかきましょう。
この記事を参考に、にんにくを食べた時は口臭対策を行ってみてくださいね。