2022年10月06日更新
多くの健康効果が期待できる「にんにく」は、歴史が古く昔から親しまれてきた食品として今でもよく食べられています。
期待できる効果の中には「アンチエイジング効果」があり、健康志向が高まっている現在、さらに注目されている食品です。
今回の記事では、そんなにんにくの健康効果についてご紹介します。
にんにくが人類の歴史に初めて登場したのは、今から遡ることおよそ6,000年前のことです。
紀元前3,750年ごろにつくられたとされている古代エジプト王の墓からは、9個のにんにくの粘土模型が発見されています。
また、紀元前1300年ごろのエジプトの統治者である、ツタンカーメン王の墓からも乾燥したにんにくが6個発見されています。
古代ギリシアの歴史家であるヘロドトスは、著書『エジプト史』の中で、ピラミッド上に刻まれていた碑文の内容を紹介しています。
内容としては、「ピラミッドの建設に従事した労働者たちが大量のにんにく、玉ねぎ、ラデッシュを食し、これらを購入するために多額の銀貨が支払われていた」ことが、その碑文には刻まれていたのです。
にんにくが日本に伝わったのは、中国大陸・朝鮮半島を経由し、4世紀ごろだと言われています。
古事記や日本書記にもにんにくに関して記された文章があり、その当時から人々に親しまれる食品だったことが伺えます。
ピラミッド建設に従事した労働者たちに食されていたことからもわかるように、にんにくは元気の源として昔から人気の食品だったのです。
にんにくには、摂取することで多くの嬉しい効果が期待できます。
ここからは、主に期待できるにんにくの健康効果について3つご紹介します。
1つ目は、「疲労回復」です。
にんにくには、疲労の原因物質を排除してくれる栄養が豊富に含まれており、疲労回復に役立つと言われているビタミンB1も多く含まれています。
その中でもアリシンと呼ばれる栄養は、体内で吸収されやすいアリチアミンという栄養に変換され、長時間の疲労回復効果が期待できます。
そのため、にんにくはスタミナをつけるためにピッタリの食品だと言え、豚肉や玄米などと一緒に摂取するとさらに良いでしょう。
2つ目は、「免疫力向上」です。
人間の身体には、外から入ってくる細菌やウイルスから守る免疫機能がもともと備わっています。
しかし、ストレスや加齢が原因で免疫力が低下すると、この細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなり、病気にかかる可能性が高くなってしまいます。
そこでにんにくには、強力な殺菌効果があるので、ウイルスから身を守って感染症にも強い体づくりに貢献してくれます。
さらに、血行を促進する効果もあることから、動脈硬化や血栓の予防にも期待できるでしょう。
3つ目は、「アンチエイジング効果」です。
にんにくには、老廃物を排除したり、細胞の酸化を防いだりする成分が多く含まれています。
また、代謝作用を高める効果もあることから、いつまでも肌をきれいに保ち、老化を防ぐ効果が期待できます。
健康食品としてのニーズもありますが、にんにくは美肌効果も期待できる万能食品なのです。
にんにくといえば、独特なにおいや刺激ある味わいが最初にイメージされますが、これは先ほどにもご紹介した「アリシン」という成分によるものです。
「アリシン」は、アミノ酸の1種である「アリイン」が変化した物質であり、元からにんにくに含まれている成分ではありません。
もともと「アリイン」は、においのない成分ですが、にんにくを切ったりすり下ろしたりすると、アリナーゼと呼ばれる酸素によってにおいが強烈になります。
「アリイン」にも殺菌作用や様々な健康効果が期待できますが、「アリシン」に変化した後の方がさらにパワーアップすると言われています。
また、この「アリシン」を含む様々な成分は、加工方法によっても種類や量、作用が異なってきます。
その中でも、最近話題になっている時間をかけて熟成させた「黒にんにく」は、生のにんにくを一定の環境下で管理し、余分な水分を取り除きながらじっくり時間をかけて作られる食品です。
もともとは生のにんにくと同様に白色をしていますが、熟成が進むと徐々に黒色へと変化し、最終的に真っ黒になることから「黒にんにく」という名がつけられました。
黒にんにくは甘酸っぱく、ドライフルーツのようなねっとりとした食感で食べやすく、にんにくが持つ強烈なにおい・味わいがなくなるのが特徴です。
また、ただ食べやすくなっているだけでなく、生にんにくと比べるとS-アリルシステインやポリフェノールなどの成分が飛躍的に増加しており、高い抗酸化力やアンチエイジング効果が期待できると人気の食品です。
今回は、アンチエイジング効果も期待できる黒にんにくの効果についてご紹介しました。
黒にんにくは食べやすく、高い効果も期待できる食品なので、幅広い世代の方にオススメの食品です。
当社では、様々なサイズ・量のにんにく・黒にんにくを販売しております。
興味がある方は、ぜひ当社のサイトよりご購入ください。
2022年10月04日更新
健康に良いとされる黒にんにくは、市販品が多く販売されています。
しかし、黒にんにくを自宅で作る方法もあり、炊飯器を使えば手軽に黒にんにくを作れます。
そこで今回は、黒にんにくを炊飯器で作る方法を、黒にんにくの解説も交えながらご紹介します。
日本国内でにんにくといえば、青森県が有名です。
青森県は、にんにくの国内生産量で他県を圧倒しており、国内生産量全体の6割から7割ほどが青森県で生産されています。
今回解説する黒にんにくの主要な産地も、青森県です。
しかし黒にんにくは、その青森県ではなく、三重県で偶然に誕生したとされています。
起源についてはいろいろな説が飛び交っていますが、2004年頃だとする説が有力です。
青森県では2006年頃から生産され始めたと言われています。
黒にんにくは、元々が黒いにんにくの品種だと思ってしまいますが、実は違います。
黒にんにくとは、一般的な白いにんにくに、熟成加工してできるにんにくのことです。
製造方法はさまざまですが、化学的な解説をすると、にんにく内の糖質と、アミノ酸やタンパク質が化学的な反応を起こすことで、黒にんにくへと変化していくのです。
種の状態から黒にんにくとして育てられているわけではないのです。
2006年、元弘前大学医学部教授、佐々木甚一氏による黒にんにくの研究が、黒にんにくの普及に大きく貢献しました。
この研究は、「黒にんにくには、人間が元来持っている免疫機能を活性化させる作用がある」ことを明らかにしました。
研究によって明らかになった、黒にんにくに秘められたそのパワーが世界的に注目を浴び、黒にんにくは広まりました。
そんな黒にんにくは、普通の白いにんにくとどこが違うのでしょうか。
まず、普通のにんにくと黒にんにくとは見た目も味も臭いも違います。
見た目については、色が白なのか黒なのかで違います。
味についてですが、白いにんにくは、刺激がある味です。
一方で黒にんにくは、フルーティな味わいでドライフルーツに近い味わいです。
臭いについても、白いにんにくには独特の臭いがありますが、黒にんにくには臭いがほとんどありません。
次に違う点は、栄養素についてです。
黒にんにくはその熟成の過程で、にんにくに含まれている成分量が劇的に増加することが分かっています。
・アルギニン
・S-アリルシステイン
・シクロアリイン
・プロリン
などの成分が増加します。
加えて、アミノ酸の量も数倍増加します。
生で食べるときにも大きな違いがあります。
白いにんにくの主成分はアリシンです。
このアリシンは、その独特の臭いの素でもあり、殺菌作用も有しているのですが、そのアリシンの殺菌作用は、生の状態だと強力です。
食べすぎると、腹痛や下痢などの症状を引き起こしたり、腸内の善玉菌も殺菌したりするため、悪影響にも繋がります。
しかし黒にんにくは、先ほどもご紹介したように、独特の臭いがほとんどありませんので、アリシンが減少していることが分かります。
これは、黒にんにくへの熟成する過程で、アリシンがS-アリルシステインへと変化することによります。
そのため、黒にんにくは、生で食べたとしても身体に悪影響を及ぼしづらいのです。
黒にんにくは市販品も多く販売されていますが、ここでは自宅で作る方法をご紹介します。
実は、黒にんにくは自宅で作れるのです。
最もポピュラーなのは、炊飯器を使ったものです。
これは、炊飯器の保温温度が黒にんにくへの熟成温度と近しく、適切だからです。
注意点としては、黒にんにく専用の炊飯器を用意すると良いでしょう。
にんにくの独特の臭いがつくことは必至ですし、熟成期間もある程度長いので、古くなった炊飯器やリサイクルショップにあるものをおすすめします。
ここからは、具体的な作り方についてご紹介します。
・にんにく
・お酢
どちらも適量で構いません。
お酢は、にんにくが漬かるくらいの量が適量です。
ここからは作り方の手順です。
*にんにくをお酢に漬ける
まず、にんにくをお酢に漬けます。
にんにくを炊飯器に入れ、お酢を注いで1日おきましょう。
玉の状態でも良いですし、粒にしても構いませんが、皮はむかないようにしましょう。
剥いてしまった部分が硬くなってしまい、仕上がりが悪くなります。
1日経過したら、にんにくを取り出して、1日弱ほど外で干します。
焦げつかないように、炊飯器の底に竹ざるをセットします。
その上に干していたにんにくを並べます。
この時、にんにくの上にガーゼをかけておくと、にんにくがムラなく熟成します。
セットが全て終わったら、炊飯器を閉じ、保温スイッチを押します。
そのまま10〜14日ほど温めます。
最初の1週間のうちは、1日1回はにんにくを上下逆さまにする操作をしましょう。
その期間が終わったら、中身が黒くなってねっとりしているか確かめましょう。
そのような状態になっていたら熟成は完了です。
その後は外で1日は干して、黒にんにくの完成です。
黒にんにくは、常温保存でも適切に保存すれば1カ月はもちます。
長期で保存したい場合は、冷蔵庫や冷凍庫で保存すると良いでしょう。
今回は、黒にんにくを炊飯器で作る方法を、黒にんにくの解説も交えながらご紹介しました。
黒にんにくには、健康に良い成分が豊富に含まれています。
今回ご紹介した情報を参考に、ご自宅の炊飯器で黒にんにくを作ってみてはいかがでしょうか。
2022年09月30日更新
にんにくは私たちの生活にとても身近な食材です。
そのまま食べるも良し、料理の香り付けや薬味としても良し、幅広い場面で活躍します。
そんなにんにくは健康にも良いとされ、毎日食べたい方も多いと思います。
そこで今回は、にんにくを毎日食べるメリットについて、保存方法や選び方と合わせてご紹介します。
にんにくには健康に良いイメージがありますが、実際どのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
ここでは、その効果について解説します。
にんにくを毎日食べることによって、以下のような効果があると言われています。
・疲労回復
・血行促進
・殺菌作用
・整腸作用
以下より1つずつ解説します。
まずは疲労回復についてです。
にんにくには、にんにくの臭いの素になっている成分のアリシンが含まれています。
このアリシンは、体内でビタミンB1と結合することで、脂溶性のアリチアミンに変化します。
このアリチアミンは、糖質の代謝のサポートをして、エネルギーをスムーズに生み出します。
この作用によって、疲労回復につながっているのです。
また、にんにくの主成分の1つのスコルジニンも疲労回復につながることに加え、精力増強の作用もあります。
かつて仏教では、精がつくと修行の邪魔になるために、にんにくを食べることが禁止されていたくらいです。
次に血行促進についてです。
先ほども登場したアリシンは、血管を広げる作用があり、それによって血行が促進されます。
にんにくに豊富にあるビタミンEも似たような作用があり、血行促進にはもってこいの食材です。
毎日摂取することで、血の巡りが良くなることはもちろん、それによって手足の冷えの悩みも解消することが期待できます。
続いて殺菌作用です。
にんにくには、抗菌や殺菌作用もあります。
ここでもアリシンが登場しますが、このアリシンに抗菌・殺菌作用があります。
にんにくが薬味として登場するといえば、カツオのたたきや馬刺しの薬味としての場面がポピュラーでしょう。
これは、味付けとして美味しいからというのはもちろんですが、食中毒を防ぐためにも合理的な方法なのです。
加熱しても一定程度の殺菌作用で食中毒予防効果が期待できますが、生にんにくの方が効力は高いです。
そのため、薬味としては、すりおろしやみじん切りで取り入れられてます。
最後に整腸作用です。
ここでもアリシンが登場します。
にんにくの効果や作用のほとんどは、独特な臭いをもたらすアリシンによるものです。
そして、このアリシンが胃腸の動きを促進させる作用があります。
加えて、胃液の分泌も促進させるので、胃腸の調子を整える効果が期待されます。
これらの効果は毎日継続的に食べることで、より発揮されます。
しかし食べ過ぎには注意で、多く摂取してしまうと逆にお腹を壊したり、下痢になったりなどの不調に繋がります。
にんにくは、注意して保存すれば、長い期間保存できます。
その保存方法と注意点について解説します。
冷蔵庫で保存する場合は、にんにくの薄皮を剥くのがベターです。
乾燥が気になる場合はキッチンペーパーに1カケラずつそれぞれ包んで、そのにんにくを、ジップロックに入れて保存しましょう。
この方法で保存すれば、品質を保った状態で1ヶ月は保存できます。
冷凍保存の場合は、約半年ほど保存が可能です。
基本的には皮ごとジップロックに入れて保存しますが、あらかじめ使用方法に合わせて薄切りやみじん切りにしておくのも手です。
その場合は香りが飛んでしまうので、半月が目安の保存期間です。
料理の味付けにそのまま活用する場合におすすめの方法です。
みじん切りや薄切りにしたにんにくを、醤油やオリーブオイルなどに漬け、冷蔵保存します。
臭いがどうしても広がってしまうので、密閉容器に入れることを忘れないようにしましょう。
にんにくは新鮮なものの方が美味しいです。
新鮮なにんにくには、より多くの水分が含まれていてみずみずしく、美味しさや香りが引き立っています。
ここでは、新鮮なにんにくを選ぶコツを2つ解説します。
まず、実に固さがありつつ、ふっくらと丸みがあるにんにくを選びましょう。
少し時間が経っているにんにくは、丸みを崩し歪んでいたり、実がやわらかくなったりしています。
2つ目に、重みがあるにんにくを選びましょう。
新鮮なにんにくには、より多くの水分があります。
そのため同じ大きさでも、より重いにんにくは新鮮なにんにくです。
そこで今回は、にんにくを食べるメリットについて、保存方法や新鮮なニンニクの見極め方と合わせてご紹介しました。
疲労回復だけでなく、血行促進や殺菌、整腸作用もあり、健康的なメリットが豊富です。
一方で、食べ過ぎには気をつけなければなりません。
今回ご紹介した情報が、皆さんのお役に立てば幸いです。
2022年09月26日更新
「黒にんにくは、なんとなく健康に良さそうだけど詳しいことは知らない」
黒にんにくは文字通り、粒が黒いにんにくですが、このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は黒にんにくについて、その発祥や栄養素、食べ方もあわせて解説します。
日本国内でにんにくといえば、青森が有名です。
青森県は、にんにくの国内生産量で他県を圧倒しており、国内生産量全体の6割から7割ほどが青森県で生産されています。
今回解説する黒にんにくの主要な産地も、青森県です。
しかし黒にんにくは、その青森県ではなく、三重県で偶然に誕生したとされています。
起源についてはいろいろな説が飛び交っていますが、2004年頃だとする説が有力です。
青森県では2006年頃から生産され始めたと言われています。
黒にんにくは、元々が黒いにんにくの品種だと思ってしまいますが、実は違います。
黒にんにくとは、一般的な白いにんにくに、熟成加工してできるにんにくのことです。
製造方法はさまざまですが、化学的な解説をすると、にんにく内の糖質と、アミノ酸やタンパク質が化学的な反応を起こすことで、黒にんにくに変わります。
種の状態から黒にんにくとして育てられているわけではないのです。
2006年、元弘前大学医学部教授、佐々木甚一氏による黒にんにくの研究が、黒にんにくの普及に大きく貢献しました。
この研究は、「黒にんにくには、人間が元来持っている免疫機能を活性化させる作用がある」ことを明らかにしました。
研究によって明らかになった、黒にんにくに秘められたそのパワーが世界的に注目を浴び、黒にんにくは広まりました。
白いにんにくは臭いの成分のアリシンが含まれていますが、黒にんにくにはほとんど含まれていません。
黒にんにくにする熟成の過程で、栄養素にも変化があります。
「天然のサプリメント」とも言われる黒にんにくには、アミノ酸が豊富に含まれています。
そのアミノ酸の中でも、今回は特に3つのアミノ酸について解説します。
1つ目は、リジンです。
リジンにはさまざまな働きがあります。
リジンには、ブドウ糖をスムーズにエネルギーへと変える作用があるため、集中力アップや疲労回復に貢献します。
他にも、成長促進や育毛につながったり、肝機能をサポートしたりしてくれます。
なおリジンは体内では生成できない必須アミノ酸と呼ばれるうちの1つで、不足すると集中力が落ちたり、免疫力がダウンしたりして不調になると言われています。
2つ目は、シスチンです。
シスチンには、美肌効果や身体の酸化や老化防止に大きく貢献します。
これは、シスチンに抗酸化能力と代謝サポート能力があることに由来し、美肌効果についてはスキンケアサプリメントにも含まれるほどです。
シスチンはリジンとは違い、体内で生成できる非必須アミノ酸という区分ですが、体内生成の限りでは不足しがちと言われます。
3つ目は、アルギニンです。
アルギニンには、成長ホルモンの合成促進作用があり、筋肉の合成に効果があります。
アルギニンも非必須アミノ酸ですが、子供の成長時や筋肉をつけたい人にとっては、体内生成分では足りません。
そのため、能動的に摂取したいアミノ酸の1つです。
リジンとあわせて摂取することで、ストレスホルモンの分泌抑制効果もあると言われています。
そのため、黒にんにくはストレス対策にも大きく貢献します。
このようにさまざまな効果が期待される黒にんにくですが、どのような食べ方があるのでしょうか。
以下では4つご紹介します。
1つ目は、そのまま食べることです。
黒にんにくは、白にんにくと違いクセがあまりないので、果物と同じ感覚で食べられます。
黒にんにくは、その熟成の過程でフルーティな味わいに変化し、ドライフルーツに近い味わいを楽しめるのです。
食べ過ぎには注意で、1日2片までを目安にすると良いでしょう。
2つ目に、トッピングとして食べる方法です。
サラダやパスタに、刻んでトッピングすると見た目も黒色でおしゃれになり、甘酸っぱいので調味料としても相性が良いです。
普段の料理にちょっとしたアクセントとしていかがでしょうか。
3つ目に、チーズと合わせる食べ方です。
チーズと非常に相性が良く、おつまみとしておすすめの食べ方です。
パンやクラッカーに乗せて食べるのもおすすめです。
4つ目は、バターと合わせる食べ方です。
黒にんにくには脂溶性の成分が含まれていて、油と相性が良いです。
黒にんにくを使ったガーリックバターは、パンに塗ったり、普段の料理のアレンジなどに美味しく使えます。
今回は黒にんにくの発祥や栄養素、食べ方について解説しました。
三重県発祥と言われ、注目を浴びている黒にんにくには、健康的なパワーや美肌効果も持ち合わせます。
今回ご紹介した情報を参考に、皆さんも黒にんにくを手にとってみてはいかがでしょうか。
2022年09月22日更新
身体に嬉しい栄養素が豊富に含まれている黒にんにくは、健康食品として食事に取り入れる方が非常に多いです。
天然のサプリメントと呼ばれるほど健康効果が期待されている黒にんにくですが、食べているのにもかかわらず効果を実感できない方もいるでしょう。
そこで、黒にんにくの効果をより実感できる食べ方を紹介します。
黒にんにくは、三重県発祥の食品であり偶然がきっかけで生まれたと言われています。
その後2006年より、にんにくの生産量が多い青森県でも生産されるようになりました。
黒にんにくがにんにくの種類である、とよく勘違いされる方がいますが、実際に黒にんにくは普通のにんにくを熟成して作られるにんにくの加工食品の一つです。
そのため、よく黒にんにくの種が欲しいとおっしゃる方が多いですが、そのようなものは存在しません。
黒にんにくが作られる時に熟成の過程でアルギニン・プロリン・シクロアリイン・S-アリルシステイン・ピログルタミン酸・アミノ酸などが数倍に増えて黒くなります。
2006年に元国立弘前大学医学部保健学科の佐々木甚一教授が発表した研究によると、黒にんにくを食べると、人間が本来持っている様々な機能を活性化させてくれる効果が期待できます。
また、この研究が発表されたことがきっかけに黒にんにくは日本だけでなく世界中に広まりました。
黒にんにくを食べたことがある人ならば、すぐわかりますが、食べたことのない人にとっては未知の食品ですよね。
見た目も相まって食べるのに、抵抗を感じてしまう方も少なくはないでしょう。
そんな人のために、黒にんにくは普通のにんにくと実際どのような点が違うのか、どのような栄養素が含まれているのかを紹介します。
黒にんにくと比べてにんにくは、様々な料理で使用されていて日常的に口にしている方が多いでしょう。
ご存知の通り普通のにんにくは白色であり、刺激のある味できつい匂いが特徴的な食べ物です。
このような特徴を持つにんにくに対して、黒にんにくは熟成されるにつれて色が黒く変化します。
また、甘いフルーティな味へと変化し、ドライフルーツのような食感になります。
普通のにんにくのようなきつい匂いがなく、むしろ臭いはほとんど感じられません。
このように、にんにくは熟成させることにより、全く違った特徴の食べ物へと変化します。
前述したように、黒にんにくは熟成して作られていて、その過程でアルギニン・プロリン・シクロアリイン・S-アリルシステイン・ピログルタミン酸・アミノ酸が数倍へと増加します。
最近では、多くの会社が黒にんにくを製造していて、自宅でも簡単に作れる方法が紹介されていて、比較的手に入りやすくなりました。
しかし、黒にんにくは熟成される期間や熟成温度、湿度などの熟成される環境によって熟成度合いは異なり成分量に違いがでます。
そのため、黒にんにくの商品を選ぶときは、より栄養価の高いものを選ぶのがおすすめです。
普通のにんにくは、比較的刺激の強い食品のため食べ過ぎてしまうと胃腸の荒れや下痢を引き起こし、強い殺菌作用から腸内の善玉菌も殺してしまう可能性があります。
これはにんにくに含まれている「アリシン」という成分が原因ですが、にんにくを熟成する過程でアリシンは「S-アリルシステインという成分に変化します。
そのため、黒にんにくに含まれる「アリシン」の量は大幅に減少するため、にんにくを食べ過ぎたときに見られるような副作用は黒にんにくにはありません。
黒にんにくの効果をより実感できる食べ方の一つ目は、生のままで食べる方法です。
にんにくの匂いの元である成分の「アリシン」には、疲労回復や殺菌効果などの働きがあり、これは黒にんにくにも含まれています。
アリシンは熱に弱い成分であるため、できるだけ加熱せずに生のまま食べるのがおすすめです。
黒にんにくを加熱料理に使っていつも食べている方は、一度生のまま食べてみてください。
2つ目の方法が、1日に1欠片か2欠片毎日食べ続けることです。
黒にんにくには、アリシンのように刺激成分が完全に無いといった食品では無いので、一度に食べ過ぎてしまうと、胸やけや胃もたれなどを引き起こしてしまう可能性があります。
また、黒にんにくの効果が得たいからと言ってたくさん食べると、次の日に効果が出るというものでもありません。
黒にんにくの1日に食べる適量である1欠片から2欠片をコツコツと毎日食べ続けるのが大切です。
黒にんにくが身体にいい食品だからと言って、一度にたくさん食べてしまうのではなく、適量を毎日コツコツと食べるのがポイントです。
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