2018年12月29日更新
にんにくを食べると、美容や健康への効果が期待できます。
しかし、にんにくには副作用もあり、食べ過ぎると体の不調につながります。
健康の維持には、にんにくの副作用についてよく知っておく必要があります。
そこで、今回はにんにくの副作用をいくつかご紹介します
生のにんにくを食べるときには、その副作用に十分注意しなくてはいけません。
生のにんにくを食べ過ぎると、お腹が痛くなったり、胸やけを起こしたりします。
にんにくを食べると、アリインが強力な殺菌作用のあるアリシンに変化します。
アリシンの殺菌力は、抗生物質の殺菌力にも及ぶほど強力なのです。
このにんにくの成分が、悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺菌してしまうと、腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
その結果、下痢や便秘を引き起こしてしまうこともあるのです。
また、にんにくの強い刺激が原因で、胃壁が傷つくこともあります。
にんにくアレルギーの場合、にんにくを食べると吐き気や腹痛、頭痛などの症状が起こります。
しかし、にんにくの殺菌作用によって腹痛が起こる場合もあり、アレルギーであることを見過ごしてしまうこともあります。
にんにくをほんの少ししか食べていないのに、体の調子が悪くなっている方は、にんにくアレルギーかもしれません。
にんにくの成分の1つであるスコルジニンには、血液をサラサラにする効果があります。
しかし、血液の流れが良すぎると、小さな切り傷でも血が止まらないこともあります。
また、ヘモグロビンの数が減り、貧血の状態になることもあります。
そして、貧血が原因で頭痛やめまい、吐き気などの症状が起こる可能性があるのです。
にんにくを食べて、口や体がにんにく臭くなったことはありませんか。
口臭や体臭のせいで、周りの目が気になってしまうこともあります。
このにんにくの臭いは、食べてから16時間、長いときは約2日も続くこともあります。
これは、単に臭いが口に染みついているからではありません。
臭い成分であるアリシンが体内に吸収されて、毛穴から排出されるためです。
黒にんにくとは、生の白にんにくを熟成させたものです。
この黒にんにくは、生の白にんにくと比べてほとんど副作用がありません。
これは、腹痛や口臭・体臭の原因となるアリシンが熟成の過程でほとんど無くなってしまうからです。
以上、にんにくの副作用とその原因をご説明しました。
株式会社岡崎屋では、副作用の少ない黒にんにくも販売しております。
黒にんにくをお買い求めの際は、ぜひ株式会社岡崎屋をご利用ください。
2018年12月27日更新
現代人は、仕事に家事、趣味や人付き合いなど、やることがたくさんあり、時間に追われています。
スケジュールが詰まっていて、疲れが溜まったまま仕事に出かける方もいらっしゃるかもしれません。
実はにんにくを食べることで、その溜まった疲労を回復することが期待できるのです。
今回は、にんにくの疲労回復の効果についてご説明します。
スタミナ食品であるにんにくには、疲労回復に効果的な成分がたくさん含まれています。
それぞれの成分が、どのように疲労の回復に役立つのか1つずつ説明していきます。
ビタミンB1という成分には、糖をエネルギーに変換する働きがあります。
そのため、疲労を回復するためには、このビタミンB1が重要です。
しかし、ビタミンB1は吸収率が低く、排泄されやすい成分なのです。
にんにくを切ったときに生じる「アリシン」は、ビタミンB1と結合すると「アリチアミン」という成分を作ります。
アリチアミンは、ビタミンB1のエネルギーを作る働きを持っています。
一方で、油に溶けやすいので、体の吸収率が高くなります。
こうして、エネルギーを生み出しやすくするため、疲労回復の効果が期待できます。
スコルジニンには、体内用の養分からエネルギーを作る働きがあります。
また、ビタミンB1のはたらきを高める働きもあります。
そのため、疲労を回復して、更年期の症状である倦怠感を取り除く効果があるといわれています。
疲労の原因物質には、アンモニアという成分があります。
これは、タンパク質が燃焼することで発生します。
アンモニアが増加することで、疲労を感じるようになります。
にんにくに含まれるアミノ酸「アルギニン」は、体内の余分なアンモニアを取り除くことを助けます。
そのため、にんにくは疲労回復に効果的です。
特に生のにんにくを熟成させた黒にんにくは、アルギニンをたくさん含んでいるため、疲労回復におすすめです。
疲労回復の効果を得るためには、寝る前ににんにくを食べることがおすすめです。
先程説明した通り、アリシンはエネルギーの生成を促してくれます。
寝る前ににんにくを食べると、眠っている間にエネルギーが十分につくられるので、より疲れを回復できます。
以上、にんにくの疲労回復に役立つ成分とそれぞれの効果についてご紹介しました。
にんにくは忙しい中でも、簡単に食べることができます。
毎日忙しくてお疲れの方は、夜寝る前ににんにくを1片食べてみませんか。
2018年12月25日更新
「指先が冷えやすい」
このような冷え性に悩まされている方は多いでしょう。
冬場はもちろん、夏場も冷え性に苦しんでいる方もいらっしゃいます。
実はにんにくを食べると、この厄介な冷え性を改善する効果が期待できるのです。
今回は、その冷え性改善の効果についてご説明します。
冷え性は、普通の人が寒いと感じない気温でも、全身や体の一部が冷えやすくなる体質です。
女性は筋肉量が少なく、生理によってホルモンバランスが乱れやすいので、冷え性になりやすいです。
冷え性の中でも、手足のように心臓から遠い部分が冷える状態を末端冷え性といいます。
末端の冷えはもちろん、しもやけやあかぎれ、不眠や肩こりなどが引き起こされます。
冷え性を引き起こす原因には、様々なものがあります。
例えば、気温が低いことや、筋肉量の不足、ストレスが挙げられます。
これらの原因によって、血液が粘性になったり、血管が収縮したりします。
その結果、血行不良になり、体が寒く感じるのです。
そのため、冷え性を改善するには、血行をよくすることが大切です。
現在、冷え性に悩んでいる方には、にんにくがおすすめです。
にんにくには、冷え性の改善に役立つ働きがあるからです。
末端冷え性の場合、末端の血管が収縮することが原因の1つです。
にんにくに含まれるアリシンには、末端の血管を広げる働きがあります。
そのため末端冷え性の場合、にんにくを食べることで、症状を改善できるかもしれません。
にんにくには、その臭いの原因であるアリシンという成分があります。
アリシンが脂質と結合することで、脂質アリシンに変わります。
この脂質アリシンとにんにくに含まれるビタミンEは、血流を促す作用があります。
血流が良くなることで、冷え性の改善が期待できます。
全身が冷える方にも、にんにくはおすすめです。
にんにくには、糖などをエネルギーに変換し、燃焼することを助ける働きがあります。
こうして代謝が良くなることで、全身の冷えに対する効果が見込めます。
以上、冷え性とその種類、それぞれの改善につながるにんにくの効果についてご説明しました。
冷え性の方で、それを単なる体質だと甘く見ている人もいるかもしれません。
しかし、冷え性は冷えの症状だけでなく、様々な病気を引き起こすこともあります。
体質だと諦めないで、一度にんにくを継続して食べてみませんか。
冷え性が改善されて、悩みも解消できるかもしれません。
2018年12月23日更新
にんにくは健康によい効果をたくさん含んでいます。
しかし、「薬も過ぎれば毒となる」という言葉の通り、にんにくの成分も食べ方を誤ると、逆に体調を崩してしまうこともあります。
そこで、今回はにんにくを食べるときの注意点をいくつかご紹介します。
にんにくには食欲をそそる香りがしますよね。
しかし、健康のためには食べ過ぎないように注意しなくてはいけません。
生のにんにくは、口の中で噛むと殺菌作用をもつアリシンが発生します。
にんにくを食べ過ぎると、殺菌作用で善玉菌が退治されて、腹痛や下痢・便秘になることがあります。
また、アリシンはにんにくの臭い成分であり、口臭や体臭の原因にもなります。
このような副作用を起こさないためには、摂取量の目安を守ることが大切です。
摂取量の目安は、生のにんにくであれば1日当たり1片までです。
加熱したにんにくであれば、1日当たり2~3片まで食べても大丈夫です。
お子さんに食べさせる際は、それぞれ半分の量までにしておきましょう。
生のにんにくは刺激が強い食品です。
空腹のときに生にんにくをたくさん食べてしまうと、胃腸を刺激しすぎてしまいます。
その結果、胃痛や腹痛などの症状があらわれる可能性があります。
にんにくを食べるときは、できるだけ空腹時を避けるようにしましょう。
にんにくには、血液をさらさらにする成分があります。
そのため、出血性後天性凝固異常症のように、血が止まりにくい病気をもつ方は、さらに血が止まりにくくなる可能性があります。
血液凝固系の障害を持つ方は、にんにくを食べないように注意しましょう。
「相互作用」という言葉をご存知でしょうか。
薬を他の薬や食品と一緒に摂ることで、体に与える影響のことです。
薬そのものには影響はなくても、他のものと組みわせることで、健康に悪影響が出ることもあります。
先程述べたように、にんにくに含まれるアリシンには、血液をさらさらにする働きがあります。
ワルファリンなどの抗凝血薬とにんにくを組み合わせると、相互作用によって、血液が必要以上にさらさらになってしまいます。
その結果、ちょっとの傷でも出血がおさまらない危険があります。
抗凝血薬を飲んでいるときは、にんにくは控えましょう。
以上、にんにくを食べる前に、確認すべき注意点についてご説明しました。
にんにくも注意しなければ、体に悪影響を与えるかもしれません。
にんにくを食べるときには、一度ご紹介した注意点を確認してみてください。
2018年12月21日更新
どんな時でも、おいしい食べ物を食べると幸せな気持ちになりませんか。
できることなら、ダイエット中でも美味しいものを食べたいですよね。
実はにんにくは、食べることでダイエット効果があるのです。
一方で、ダイエットのために適切な摂取量も決まっています。
そこで今回は、そのにんにくのダイエット効果と一日の摂取量の目安をご紹介します。
にんにくを食べることで体の代謝を上げる効果があります。
にんにくの臭い成分である「アリイン」を、刻んだり、つぶしたりすると「アリシン」に変化します。
糖質をエネルギーに変えるビタミンB1は、アリシンと結合して「アリチアミン」に変わると吸収率が10倍になるといわれています。
そのため、糖の代謝が改善され、脂肪をため込みにくくなります。
にんにくの成分であるアリシンを加熱すると、「スコルジニン」という成分に変化します。
この「スコルジニン」は、酸化還元作用があり、体を若返らせて「新陳代謝」を上げる効果があります。
「新陳代謝」とは、劣化した細胞が新しく生まれ変わることです。
新陳代謝が上がると、基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になれます。
更に肌のターンオーバーが促進されるので、美肌効果もあります。
「ノルアドレナリン」とは、神経伝達物質の1つであり、一般的にはストレスを感じたとき、集中力が必要な状況で分泌されます。
また、脂肪を分解する時に必要なホルモンでもあります。
にんにくを食べることで、ノルアドレナリンの分泌が促されます。
そして、ノルアドレナリンの血中濃度が上がることで、体内の余分なエネルギーを消費して、体脂肪が燃えやすくなります。
にんにくに含まれるアリシンは胃腸の働きを活発にするため、食欲が増えてしまいます。
しかし、食べ過ぎると胃腸に負担がかかり、下痢になることもあります。
また、糖質が高いので、摂取量は1日につき生は1片、加熱した場合でも3片までにしておきましょう。
以上、にんにくを食べることで得られるダイエット効果をご紹介しました。
にんにくには、素晴らしいダイエット効果がありますが、ダイエットに使うためには食べ過ぎないように注意しなくてはいけません。
にんにくを食べてダイエットする際は、にんにくのダイエット効果をよく理解したうえで、そして適切な量を食べましょう。
にんにくの摂取で、リバウンドしにくい理想のボディラインを手に入れませんか。