2021年10月10日更新
黒にんにくを摂取すると、様々な健康効果が期待できるのをご存知でしょうか。
日頃の健康維持のためにも、少量からでも摂取することをオススメしています。
今回の記事では、そんな黒にんにくの健康効果について詳しく解説します。
美容・健康面でお悩みの方は是非参考にしてください。
にんにくと言えば白いものを想像するのが普通ですが、その白い状態から3週間〜4週間程度、高温・高湿という一定の環境下にて熟成発酵させると黒にんにくが出来上がります。
化学薬品や添加物は一切使用せずに、手間と時間をかけて熟成発酵させることで、通常のにんにくとは見違えるほど柔らかく、弾力もある黒にんにくになります。
「なぜ黒色になるのか」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょうが、これは熟成発酵させることで引き起こるメイラード反応が関係しています。
生のにんにくのアミノ酸と糖が反応して変化が起きるもので、始めは白色から薄い茶色へ変化し、濃い茶色になって最終的には真っ黒のにんにくが完成します。
これは、食パンの耳や味噌、チュコレートなどと同じメイラード反応だと考えられていますね。
にんにくをイメージしたときに一番最初に思い浮かぶものは、強烈なニオイと刺激のある味でしょう。
しかし、そのイメージとは反対に、黒にんにくは時間をかけて熟成することで柔らかく、甘みのある味わいが実現するので、ドライフルーツのような甘みや食感になります。
そのため、おやつ感覚で食べられる食品になっています。
生の状態のにんにくを食べると、胃腸が荒れて下痢などの体調不良を引き起こし、腸内の悪玉菌とともに善玉菌も殺してしまうなどの悪影響がある場合があります。
ご存知の通り、にんにくは少し刺激の強い食材なので、その分強力な殺菌効果も兼ね備えているのです。
このような副作用を引き起こす原因になっているのが、「アリシン」という殺菌成分の存在です。
黒にんにくの場合は、この「アリシン」が熟成の過程で「S-アリルシステイン」という成分に変化します。
通常のにんにくよりも「アリシン」の含有量が圧倒的に少なくなることで、前述したようなにんにくの副作用はほとんど引き起こさないとされています。
そのため、安心して生の状態でも黒にんにくを食べられます。
刺激が少ないというのは、たくさんの量を食べても問題がないことを意味します。
黒にんにくは、子供からお年寄りまで幅広い年代で愛していただける食品になっています。
しかし、大量に摂取したからといって、薬と同様にプラスの効果が期待できるわけではないので、体にはあまり問題はないですが、適度な量を継続的に摂取すると効果的でしょう。
黒にんにくは、通常のにんにくよりも栄養分を豊富に含んでいます。
そのため、幅広い健康・美容効果が期待できるのです。
まず、黒にんにくに含まれるアミノ酸の一種「アルギニン」という成分は、生の状態のにんにくより約3倍もあります。
疲労感の原因になるアンモニアを除去することで、疲労回復効果があったり、インスリンの分泌を促すなど、様々な効果が期待できます。
主な健康効果としては、血管の老化を防ぐことや免疫力の向上、血糖値の上昇を抑えるなどがあります。
次に、豊富に含まれている「アミノ酸」と「ポリフェノール」です。
ポリフェノールは、野菜の中でもトップの含有量を誇っており、この成分は強い抗酸化作用があります。
釘が茶色く錆びるのと同様に、人間のカラダも酸化現象が起こります。
カラダが酸化すると血管の老化が進んだり、シミやシワといった肌トラブルの原因になります。
抗酸化作用は、これらの老化現象のものになる活性酸素を除去する役割を果たします。
活性酸素は、免疫力の向上や代謝の調節といった良い面もありますが、過剰に摂取すると老化や動脈硬化などの原因にもなります。
生きていく上で活性酸化が多く発生する原因は様々なので、黒にんにくを摂取することで体を健康に保つことが重要でしょう。
さらに、近年花粉症などを抑制する、抗アレルギー作用があることもわかりました。
アレルギー改善以外にも、冷え性改善や風邪・生活習慣病の予防にも効果が期待できる食品です。
また、熟成する過程で発生する「S-アリルシステイン」にも強い抗酸化作用があり、活性酸素と腸内の悪玉コレステロールとが結びつくのを防ぐ役割を持ちます。
抗がん作用があることが確認されており、現在も様々な効果の究明が進められています。
他の健康効果としては、血液をサラサラにして血流を良くしたり、アンチエイジング効果も期待できます。
黒にんにくの健康面での気になる効果について解説しました。
とても栄養価が高く健康に体を保つために活躍する商品なので、是非一度効果を実感していただけると良いでしょう。
当社では、サイズや量に関して幅広く取り扱っていおり、お試しキットも販売しているので、気になる方は是非ご購入ください。
2021年10月06日更新
「血圧を下げたい」とお考えの方は多数いらっしゃるかと存じます。
今、血圧を下げる効果があると言われており、注目されている黒にんにくというものがあるのをご存じでしょうか。
今回は、その黒にんにくの良い点についてと、どういった成分が血圧を下げるのに役立っているのかについてご紹介いたします。
日本の伝統食品である納豆や味噌と同様に、熟成黒にんにくは、にんにくそのものの持つ本来の栄養素とは別の、新たな栄養素が生み出されると言われています。
黒にんにくの良さについて、以下の4つをご紹介します。
まず1つ目は、含有成分の変化についてでしょう。
滋養強壮効果が発揮される食材の1つとして認知されているにんにくですが、熟成させることによってさらに有効成分がアップしています。
例えば、S-アリルシステインやポリフェノール、その他の抗酸化物質は、 生のニンニクと比べると黒ニンニクになることで物質量が大幅に増加すると言われています。
皆さんの健康増進や健康維持のために大活躍できるほど、大幅に増加していると言えるでしょう。
2つ目は、匂いや刺激がないことでしょう。
それだけでなく、通常の見た目の白いニンニクと比べると、黒にんにくは臭いや刺激があまり気になりません。
味に関しても、白いニンニクと比較すると、野菜というよりドライフルーツのようにフルーティーになるので、人によってはこちらの方が非常に食べやすいでしょう。
体に良いということを耳にし、食べたいけれどニンニクの臭さや味が合わないために食べることを敬遠してきた方にとっても安心して食べられるようになった方が多数いらっしゃいます。
3つ目は、成分の良質変化についてでしょう。
生ニンニクは通常であれば乳白色ですが、熟成黒にんにくの場合はその名の通り色が真っ黒になります。
色が黒色に変化するのは、熟成させたことによって生まれた酵素の力によるものです。
これは熟成したことにより成分の良質変化が起こったことを示していると言われております。
熟成黒にんにくは、最適温度と湿度を調節することで科学的にニンニクを上手く熟成させたものです。
最適な条件を探し、見つけた条件を装置によって実現させ、ゆっくりとニンニクを熟成し、黒にんにくにすることでニンニク成分により良質な変化をもたらせている言われています。
4つ目は、生のニンニクに比べて熟成することで大幅にパワーアップしていることでしょう。
例えば、生のニンニクよりもポリフェノールの含量量が増し、また生のニンニクには含まれないS-アリルシステインと呼ばれる、健康維持に多面的に役に立つ成分である水溶性含硫アミノ酸の一種が生成されています。
また、生のニンニクの強烈なにおいと刺激ですが、ニンニクを熟成させ黒にんにくになると、臭いの原因である揮発性イオウ化合物が減少するため、臭いが抑えられ、食後の不快臭がないことが特長でしょう。
古代エジプトでは、ピラミッドの建築に従事し、重労働をこなしていた労働者が耐えられるようにニンニクを支給されていたという、記録が残っております。
また、古代ローマでも戦闘時や協議の際に食べるの食品とみなされていたそうです。
熟成黒にんにくは、このニンニク凄まじいパワーを、熟成という技法によって、さらに高められた自然食品なのです。
毎日が多忙で生活リズムなかなかを変えられない方や高血圧を継続して予防したい方におすすめなのが、おいしく食べるだけで血圧を手軽に整えられる黒にんにくです。
黒にんにくには、動脈硬化を抑えられる成分や、血管の状態を正常に保てる成分が含まれているため、高血圧を予防したり改善したりするために食べられる方が多数いらっしゃいます。
効果があると言われているのが以下の2つの成分です。
1つ目はポリフェノールです。
ポリフェノールに含まれている抗酸化作用が、皆さんの血管活性酸素を取り除くことで、血液循環の状態を正常にしてくれるはたらきがあると言われています。
この効果によって、動脈硬化を予防し、高血圧を抑制できる効果が期待できるでしょう。
2つ目は、S-アリルシステインです。
黒にんにくを作る過程である熟成により、 S-アリルシステインは生成されます。
この成分には、悪玉コレステロールを減少させるはたらきと、サラサラな血液にすることによって血栓や動脈硬化を防ぐはたらきがあると言われています。
そのため、心筋梗塞や脳梗塞を予防するのに効果がある可能性が高いです。
今回は、その黒にんにくの良い点についてと、血圧を下げられる成分についてご紹介いたしました。
効果には個人差がありますが、なかなか忙しくて食事に気を遣うことが難しい方や、ニンニクが苦手だけれど食べられるようになりたい方は、黒にんにくを試してみてはいかがでしょうか。
黒にんにくで健康な体を取り戻しましょう。
2021年10月04日更新
この記事をご覧の皆さんは
「黒にんにくはうつ病に効果があるのだろうか」「黒にんにくの効能を詳しく知りたい」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回はうつ病と黒にんにくの関係性について解説します。
そもそもうつ病とはどのような病気なのでしょうか。
なんとなくは知っていても具体的な原因や症状についていまいちピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここではうつ病の概要について詳しく解説します。
うつ病とは一言でいえば身体と心のバランスを崩してしまった状態のことです。
例えばしなければならないことがあるのに身体が思うように動かなかったり、食欲がない、頭が働かないなどの日常に支障をきたす症状を発症します。
またうつ病とよく似た心の病の中に自律神経失調症という病気もありますが、これら2つの違いは日常の会話ではあいまいなことが多いです。
1つ言えることは、うつ病の方が自律神経失調症よりも症状が深刻で長引くものだと言うことです。
残念ながらうつ病がどうして起こるのかについては未だ明らかではありません。
原因としては生活環境やストレスの重さなどと言われています。
職場や家庭などでストレスを常に抱え込んでしまったり、結婚や引っ越しなど大きなイベントを経験したりなど、ストレスやショックを大きく受けることでうつ病になることも考えられます。
脳科学の側面から見ると、うつ病にはノルアドレナリンとセロトニンという物質がかかわっているとされています。
ノルアドレナリンはストレスを感じたときに放出される物質です。
適度な量だと集中力を上げるのに効果的かもしれませんが、これが常に放出されている状態だと精神に大きく負荷をかけることになります。
またセロトニンは感情を調節する物質です。
これが増えると心身をリラックスさせ、またノルアドレナリンの量も抑制してくれます。
うつ病の予防や改善として効果的な方法の1つに食事にこだわることがあります。
これさえ食べればうつ病が改善されるという食材はないですが、普段から食事にこだわることでうつ病の予防にもつながるでしょう。
うつ病の予防や改善におすすめの食事は一汁三菜のバランスが整った和食です。
また最近の研究では、ねばねばした食品に予防効果があることが分かりました。
うつ病になるとビタミンB1やB2、葉酸、亜鉛、アミノ酸などが不足しがちになります。
つまりうつ病には豊富な栄養素を持つ食品が効果的だということです。
またコレステロールはセロトニンの原料となるので、心の調子を良くする働きがあります。
極度なダイエットをするとコレステロールが低下し、結果セロトニンの放出量が減ってうつ病になりやすくなるので、必ず避けましょう。
次に具体的なうつ病に効果的な食べ物についてご紹介しましょう。
1つ目はバナナです。
上記で紹介したノルアドレナリンを抑制するセロトニンの材料となるトリプトファンを多く含みます。
単体でもおいしく食べれますし、調理を特にしなくても良いというメリットがありますね。
2つ目は大豆などの豆類です。
タンパク質が多く含まれますがカロリーが控えめなので、健康的に体重を落としたい方にもおすすめです。
玄米などのビタミンB6と炭水化物を含む食品と食べるとより効果があります。
3つ目はにんにくです。
にんにくにもトリプトファンが豊富に含まれており、黒にんにくにも同等の量が含まれるといわれています。
また食欲を増進させる特徴もあります。
ここまでうつ病やうつ病と食事について解説しましたが、ご理解いただけましたか。
最後は黒にんにくの効能についてご紹介します。
1つ目は体力を増やし疲労を回復させる効果が期待できることです。
エネルギー代謝に欠かせないビタミンB1を含みます。
身体を常にエネルギー補給してくれる可能性があるのです。
2つ目は冷えを改善してくれる場合があることです。
特に冷え性は若い女性に多く、これにより免疫力が下がったり代謝が悪くなったりしますよね。
また冷え性によって血液の流れが悪くなり、身体の色々な部分に悪影響を及ぼします。
にんにくや黒にんにくは交感神経を刺激したり、血管を広げたりする働きがあるので、身体の内側からあたたまることが可能だといわれています。
この効能は特に女性に嬉しいですね。
3つ目は美肌になる場合があることです。
肌の質感を左右する皮膚の表面の皮は外からの異物を守り、また水分が逃げるのを防ぎます。
にんにくを食べた後肌がスベスベすると感じるかもしれませんが、これはにんにくに含まれる成分が血液の循環を良くしたからと考えられています。
美肌のためにも積極的に摂取したい食材です。
この記事では、うつ病と黒にんにくの関係性を解説しました。
うつ病とは身体と心のバランスを崩してしまった状態のことです。
また黒にんにくには体力を増強し疲労を回復させる効果があります。
この記事を黒にんにくを購入する際の参考にしていただけると幸いです。
2021年09月30日更新
この記事をご覧の皆さんは
「黒にんにくのおいしい食べ方が知りたい」「黒にんにくの効果についてよく分かっていない」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は黒にんにくの食べ方と効果について解説します。
真っ黒な見た目のにんにくとして知られている黒にんにくですが、具体的にどのような食材なのか詳しくご存知の方は少ないかもしれません。
ここでは黒にんにくの概要を詳しく解説します。
黒にんにくとは生のにんにくを高温かつ高湿の環境で長い間熟成させて作られたものです。
添加物を加えていないにもかかわらず、メイラード反応という還元糖とアミノ化合物を加熱した際に見られる反応によって黒くなると言われています。
生のにんにくは味と香りの刺激が強いため、たくさん食べると臭いが気になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし黒にんにくは特有のにおいが抑えられているため、甘酸っぱい香りがする特徴があります。
糖度が増してまるでドライフルーツのような味と触感になるのです。
また黒にんにくは日本人の研究者によってその優秀な栄養価が明らかになりました。
特にその中でも免疫力についての関心が高まっています。
そもそも免疫とは身体を攻撃する異物を排除しようとする身体の働きのことです。
黒にんにくは身体に悪影響を及ぼす物質の撃退に効果的な好中球やマクロファージの病原菌攻撃作用を増強させる効果があることで知られているのです。
また黒にんにくを日常的に摂取することで、免疫細胞の働きをコントロールするタンパク質を増加させるナチュラルキラー細胞が1.5倍に増加するという報告もあります。
以上が黒にんにくのざっくりとした概要でした。
少しでも黒にんにくについての理解が深まったのではないでしょうか。
黒にんにくには豊富な栄養素が含まれていますが、特に注目してほしいが以下の3つです。
・Sアリルシステイン
・シクロアリイン
・GABA
それぞれ1つずつ解説していきます。
1つ目はSアリルシステインです。
生のにんにくにはあまり含まれていない抗酸化作用のある成分です。
この成分は肝障害を予防したり抗酸化作用で活性化酸素の増加を抑制してくれたりする働きがあると言われています。
2つ目はシクロアリインです。
タマネギに含まれるイソアリインが加熱したことにより変化した栄養素で、血液をサラサラにする効果がある可能性があります。
血液がサラサラになると代謝が上がるので、身体にとってうれしい効果ですね。
3つ目はGABAです。
これはストレス対策に役立つ栄養素で、興奮を抑えたりリラックスさせたりする効果があると言われています。
またGABAはその他にも、血圧を下げる働きや肝機能を高める働き、脂質代謝を高める働きがあると言われているため、お酒を飲む方に特に効果的な栄養素とも言えるでしょう。
黒にんにくはここまで紹介した栄養素以外にもアルギニンやポリフェノールなども豊富に含みます。
つまりたくさんの栄養素を黒にんにくの1粒で摂取可能ということですね。
このように黒にんにくは私たちの身体にとっていわば自然のサプリのような働きをしてくれるのです。
ここまで黒にんにくについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたか。
それでは黒にんにくは具体的にどのように調理すれば良いのでしょうか。
実は日本では健康食品というイメージの黒にんにくですが、世界では料理に使用するのが一般的と言われています。
ここではおすすめの食べ方を紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
黒にんにくは熟成が進んだことで、甘いのが特徴です。
イメージとしてはバルサミコ酢を少し煮詰めたような風味と思っていただけると良いでしょう。
柔らかくて甘い黒にんにくは生のにんにくよりもさまざまな料理に応用することが可能です。
おすすめの食べ方の1つ目は黒にんにくを使ったガーリックバターです。
黒にんにくとバターを混ぜてできる簡単な料理ですが、パンや目玉焼きに使うと非常においしくいただけます。
2つ目は黒にんにくのドレッシングです。
ここでは黒にんにくをみじん切りにして加えます。
触感と味のアクセントに加えて彩りも魅力的になりますね。
また和風・洋風・中国風のどの組み合わせのドレッシングにも良く合います。
3つ目は黒にんにくのソースです。
このソースは肉料理にも魚料理にも合います。
ソース単体として使うのも良いですが、マヨネーズや生クリームなどを加えることで奥行きのあるソースが完成します。
ぜひ試してみてください。
この記事では、黒にんにくの食べ方について解説しました。
黒にんにくとはにんにくを熟成させて味や糖度を楽しめるスーパーフードです。
黒にんにくはタレとして使用したりおつまみにしたりできます。
この記事を黒にんにくを購入する際の参考にしていただけると幸いです。
2021年09月26日更新
この記事をご覧の皆さんは
「黒にんにくについて気になっているが副作用が心配」「黒にんにくにはどんな栄養素が含まれているのだろう」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は黒にんにくの栄養素と副作用について解説します。
健康や美容に効果があるといわれている黒にんにくですが、具体的にどのような栄養素が含まれていて、またどんな効果があるのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは黒にんにくの豊富な栄養素と効能について詳しく解説します。
黒にんにくにはビタミンやミネラルのほかにも、健康と美容に必須で身体の細胞の調子を整えるアミノ酸が豊富に含まれています。
その中でも特に以下の3つのアミノ酸を中心に解説していきましょう。
・リジン
・シスチン
・アルギニン
1つ目はリジンです。
この栄養素は体内で生成されないですが、私たちの身体の中にあるタンパク質の内2から10パーセントがこのリジンからできています。
リジンのさまざまな働きの1つに、脳をスムーズに動かすというものがあります。
脳に必須のブドウ糖を届けることで、集中力の向上や疲労回復が期待されるのです。
このリジンは不足してしまうと、疲れが取れず集中力が落ちるなどの不調が現れるといわれています。
2つ目はシスチンです。
シスチンは上記とは違って体内でも生成できます。
体内では必須アミノ酸のメチオニンという材料から作られますが、不足しやすい栄養素なのでできれば体外からも摂取したいところです。
シスチンには抗酸化能力と代謝を促す能力があり、美肌や身体の酸化、老化を防止するのに欠かせません。
さまざまなスキンケアのサプリメントに含まれる成分で、シミやそばかす、肌荒れなどを内側からケアしてくれます。
さらにシスチンは肌だけでなく髪や爪の健康にも効果的です。
どれも見た目を若々しく保つために重要な部分なので、不足しないように心がけたい栄養素ですね。
3つ目はアルギニンです。
これは筋トレのサプリによく使われる栄養素で、上記のシスチンと同じように体内でも作られる栄養素の1つです。
しかし成長期の子どもや筋肉を鍛えたい方にとっては体内で作られる分だけでは足りないため、必須アミノ酸の1つとも言えるでしょう。
実はこのアルギニンには成長ホルモンの合成を進める能力があり、筋肉量を上げたり代謝を向上させたりする効果があります。
成長ホルモンが年齢とともに低下してくることを考えると、成長期の子どもや筋肉を鍛えたい方だけではなく、大人や高齢者にもアルギニンのサポートは必要でしょう。
さらにアルギニンはリジンと組み合わせることでストレスを抑え、不安感を解消する効果もあります。
身体と精神両方の健康にアプローチできる栄養素なのです。
ここまで黒にんにくに含まれる3つのアミノ酸の働きや効果についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
実は黒にんにくにはこれらの効能以外にもさまざまな効果が期待できます。
特にS-アリルシステインとポリフェノールは白にんにくよりも多く含まれています。
これらは細胞を酸化させる活性酸素を取り除き、疲労回復や老化防止などの効果があります。
このように黒にんにくは免疫力向上や疲労回復にとって最高の薬となるのです。
おいしくてついつい食べ過ぎてしまう黒にんにくですが、食べ過ぎによる副作用はあるのでしょうか。
黒にんにくはにんにくと違って食べ過ぎによって深刻な副作用を引き起こすことはありません。
それは黒にんにくに含まれている成分が低刺激だからです。
黒にんにくは生のにんにくを熟成させることで作られるため、本来にんにくに含まれていた刺激物が大きく減り、むしろ腸内環境をしっかり整えてくれます。
ただごくまれに黒にんにくが悪影響を及ぼす可能性のある方もいらっしゃるので気をつけましょう。
・にんにくアレルギーを持っている
・処方箋を飲んでいる
・持病があり食事制限をしている最中である
このような方はご自身の体調をよく見て、かかりつけのお医者さんと相談しながら黒にんにくを取りましょう。
黒にんにくの1日の目安についてですが、5粒程度が目安と言えます。
ただ、1から2粒のみでも効果を感じる方もいらっしゃるので、たくさん食べる必要はありません。
重要なのは一度でたくさん摂取することではなく、毎日1粒でも良いので続けることです。
最初は1日1粒からで大丈夫なので、無理なく続けられる健康習慣を作っていけたら良いでしょう。
ぜひこの機会に黒にんにくと一緒に健康的な生活を送りませんか。
この記事では、黒にんにくの栄養素と副作用を解説しました。
黒にんにくには重篤な副作用はないですが、人によっては体調を崩す可能性があるので1日の目安をしっかり守りましょう。
この記事を黒にんにくを購入する際の参考にしていただけると幸いです。