2021年12月06日更新
古くからにんにくは滋養強壮剤など、疲れを軽減させる食材として重宝されてきました。
にんにくといえば、白いにんにくを思い浮かべる方が多いと思いますが、黒いにんにくがあることをご存知でしょうか。
黒にんにくを知らないという方のために、今回は黒にんにくと白にんにくの違いをご紹介していきます。
黒にんにくは、約3週間熟成させたにんにくのことです。
熟成する過程では、化学薬品や添加物が一切使用されていないため完全自然食品です。
黒にんにくは黒いにんにくの品種があるわけではなく、約3週間という長い時間をかけて熟成することで、黒く変化します。
白いにんにくを発酵させる際に起こるミラード反応により、にんにくの糖とアミノ酸が反応して色が変色します。
また熟成させることでにんにく特有の固さはなくなり、柔らかさのある弾力が生まれます。
にんにくは熟成されることによって健康維持の手助けをしてくれる「アミノ酸」や抗酸化作用のある「ポリフェノール」や「S-アリルシステイン」などの有効成分が大幅にアップします。
また、にんにくが持つ「アリシン」、「スコルジニン」が滋養強壮や疲労回復に役立ちます。
にんにくと聞いて独特の香りを思い浮かべる方は多くいらっしゃいます。
しかし、黒にんにくは熟成によりにんにく特有の香りが抑えられ、マイルドな風味とともに後味もさっぱりします。
さらに黒にんにくを食べると、老化防止や病気の予防にもつながるという研究結果が出ています。
最近では毎日の病気の予防として、おやつに黒にんにくを食べる方もいらっしゃいます。
黒にんにくと白にんにくの違いは主に5つあります。
1つ目は、「S-アリルシステイン」が多く含まれていることです。
S-アリルシステインとは、さまざまな食材の中で黒にんにくにしか含まれていない有効成分です。
この有効成分は物忘れや老化を防ぐ効果が期待できるだけでなく、免疫力を高める効果があるため病気の予防にも効果的です。
また冷え性にも効果的なため、冷え性にお悩みの女性にもおすすめです。
2つ目は、にんにく特有の香りがしにくいことです。
にんにくの独特の香りが苦手の方はいらっしゃいますが、黒にんにくはそのような方にもおすすめです。
独特の香りが無くなったからといって病気予防に効果がないわけではなく、白にんにくと同じ効果が黒にんにくにもあることが最近の研究で明らかにされました。
3つ目は、各種アミノ酸の含有量がアップすることです。
アミノ酸は全部で20種類あるとされ、それらのアミノ酸の総量が熟成されることにより増大します。
特に、アスパラギン酸、チロシン、バリン、フェニルアラニン、イソロイシン、ロイシン、プロリン、アルギニン、アラニンの9種類のアミノ酸は、にんにくを熟成させることにより総量が2〜6倍にアップします。
4つ目は、総ポリフェノール量の増加です。
ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、摂取することで生活習慣病の予防やアンチエイジングなどの手助けにもなるとされています。
にんにくも熟成されることによってこのポリフェノール量が大幅に増加にするため、健康に効果的です。
黒にんにくはスーパーフードとしても注目を集めています。
ここでは黒にんにくを簡単に、毎日の料理に取り入れられるおすすめ食べ方を4つご紹介します。
まず1つ目は、サラダやドレッシングに混ぜて食べる方法です。
黒にんにくは黒い見た目ですので、サラダのトッピングとしても使えます。
サラダに乗せることによって色のアクセントにもなります。
また、細かく刻みドレッシングに加えることで、手軽に黒にんにくを楽しめます。
2つ目は、炒め物やハンバーグに混ぜる方法です。
他の食材と混ぜることで、黒にんにくの見た目が苦手な人でもにんにくが持つ風味を十分に味わえるでしょう。
3つ目は、果物のように食べる方法です。
みかんを食べる時と同様、皮を向いて食べるのもおすすめです。
ただし、1日に大量に食べることは胸焼けなどの原因になるので注意が必要です。
4つ目は、黒にんにくで醤油を作る方法です。
黒にんにくを醤油につけておくと炒め物などにも簡単に使えるほか、お刺身の醤油として使えます。
黒にんにくは、毎日続けて食べることでより大きな効果を発揮するとされています。
ドレッシングや醤油などの調味料に黒にんにくを混ぜ合わせることで、手軽に黒にんにくを食べられます。
そのまま食べることに抵抗がある方はぜひ、上記の調理方法を試してみてくださいね。
数あるスーパーフードの中でも近年注目を集め始めている黒にんにくは、食べることで白にんにくの倍以上の効果を発揮します。
食べるだけで病気の予防や疲労回復にもつながるため、健康で元気な体づくりにとても効果的です。
今回の記事を読んで少しでも黒にんにくに興味を持った方は、ぜひ一度ご賞味ください。
2021年12月04日更新
黒にんにくが、なぜ黒色なのかを知らない方は多くいらっしゃいます。
実は、通常のにんにくと同様に、元は白色をしているのです。
そこで今回の記事では、この変色に関わる「メイラード反応」について詳しく解説します。
黒にんにくが気になっている方は、是非参考にしてください。
紀元前3200年頃には、すでに栽培されていたと言われるにんにくですが、エジプトのピラミッド建設に従事した者に支給された記録が残っているほど、昔から疲労回復や強壮作用があると言われてきました。
また、国内では古事記や源氏物語に、食されていたという記録が残っています。
健康維持に欠かせない栄養や食物繊維が多く含まれた食品であり、健康的な野菜の代表とも言えるでしょう。
そんなにんにくを、高温高湿の環境に一定期間置いて熟成させると、元の白色が黒く変色します。
見た目の変化以外にも、通常のにんにくと比べると、様々な違いがあります。
例えば、抗酸化作用のある「ポリフェノール」や「S-アリルシステイン」、健康維持のために摂取した栄養素「アミノ酸」などの有効成分が、飛躍的にアップします。
そのほかにも、「アリシン」や「スコルジニン」といった、滋養強壮や疲労回復効果が期待できる栄養成分を、黒にんにくが補ってくれます。
「実際に黒にんにくを食べて効果があるのか」とお考えの方も多くいらっしゃるでしょうが、黒にんにくの効果の検証も現在進んでいます。
老化防止や病気予防の効果が期待できるという研究結果が出ています。
そのため、薬のように毎日継続して摂取する方も、最近では多くなっています。
にんにくと聞いて、あの独特なニオイや刺激ある味をイメージする方は多いでしょう。
しかし、黒にんにくは熟成の過程を経て、強いニオイが抑えられてマイルドになるだけでなく、後味も良く、食べた後でも、にんにくによる口臭は気になりません。
甘酸っぱくフルーティな味わいになるので、おやつ感覚で幅広い年代でおいしく召し上がれます。
黒く変色して黒にんにくになると先述しましたが、なぜそのような変化が起きるのでしょうか。
まず、この黒い正体は、にんにくに含まれている「糖」や「アミノ酸」などの甘み成分です。
通常の白いにんにくを熟成させることで、白色から茶色、茶色から黒色と変化が起きるのです。
そして、アミノ酸と糖が反応して起きる変化のことを「メイラード反応」と言います。
このメイラード反応とは、糖とアミノ酸が相互に作用して、褐色物質と特有の香気成分を生じさせる反応のことを指します。
分かりやすくすると、茶色く色づいて様々な香り成分を生む反応のことです。
このメイラード反応による変化は、黒にんにくの美味しさの秘訣でもあります。
例えば、日本料理で言えば、鰹節の香りも熟成によるものです。
味噌はもともと白色の大豆が変化してできており、コーヒーも苦味だけでなく、良い香りがするのも全て、メイラード反応による過程が関係しているのです。
私たちは、様々な味や香りが一緒になった複雑なものほど、美味しいと感じる傾向があります。
その複雑な味には、いろいろな栄養素が含まれているのですね。
黒にんにくを選ぶ際、味と安心感なら青森県、価格なら中国と言えます。
青森県は国内産のにんにくのおよそ80%を占める、日本トップのにんにく産地です。
そのほかの県を見てみると、岩手県、香川県、秋田県、福島県の順に生産量が多くなっています。
また、中国から輸入されたにんにくは、国内消費量の約半分にもなります。
黒にんにくの味を左右する要素は、にんにくに含まれる糖度が影響します。
中国産のにんにくの糖度が約33度であるのに比べ、青森県産は43〜45度もあります。
比較すると、青森県産のものは格段に糖度が高いことがわかりますが、甘みが強い分美味しく仕上がります。
また、糖度の高い青森県産のものは、完全に熟成するため、特有のいやなニオイがほとんどしません。
美味しい作物を作るためには、その作物に適した環境が必要です。
当社の青森県田子町にある農場で収穫されたにんにくの糖度は、47.3度もありました。
もちろん、自然の作物であるため、年柄や気象条件によって多少変動します。
しかし、フルーツよりも甘いにんにくを実現できている背景には、にんにく適した気候が関係しているのです。
中国産と青森県産の黒にんにくは、味以外にも違いがあります。
中国産と比較すると、青森県産の方が、1粒1粒が大きい特徴があります。
バラバラにしなくても、ひっくり返して後ろから見てみると、その違いがよくわかります。
青森県産は大体1個が6〜7粒であるのに対し、中国産は12〜13粒ほどあるものもあります。
粒が大きいメリットとしては、皮が簡単に向けるため、食べやすい点がありますね。
今回は、黒にんにくのメイラード反応について解説しました。
なぜ白色だったにんにくが黒く変色するのか、おわかりいただけましたか。
当社では、オススメの黒にんにくだけでなく、幅広い商品を販売しています。
サイズや量もお好みのにんにくを選んでいただけるので、気になる方はぜひご利用ください。
2021年11月30日更新
黒にんにくは、健康維持のために様々な効果が期待できますが、その中に病気予防があります。
内側から強くすることで、ウイルスや細菌を寄せ付けない体づくりが可能になります。
そこで今回の記事では、病気予防の効果について詳しく解説します。
健康面でお悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてください。
1つ目は、生活習慣病の予防になる効果です。
人間の体は年齢とともに、体内に活性酸素が蓄積してしまいます。
加齢以外にも、生活習慣の乱れやバランスの悪い食事、ストレスによっても活性酸素は増えます。
この活性酸素が増えると、老化によるシミ・シワの増加や動脈硬化、生活習慣病の原因になります。
これらの問題を解決してくれるのが、「S-アリルシステイン」という成分です。
このS-アリルシステインには、老化や動脈硬化、生活習慣病などの原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
そのほかにも、肝機能促進や抗がん作用などにも効果が期待できることが確認されています。
また、S-アリルシステインの大きな特徴として、即効性が挙げられます。
口から摂取して、約15〜30分程度で吸収できるので、即効性も期待できる成分です。
2つ目は、血液がサラサラになる効果です。
研究によって、循環器病の予防や治療効果が期待できることが報告されています。
その中でも、コレステロールや血圧を低下させてくれる役割が注目を集めています。
これらから分かるように、黒にんにくには血液をサラサラにする効果が期待できるのです。
日本の3大死因のうち、2つは循環器系の病気です。
そして、これらは動脈硬化が原因となって発症するとされています。
黒にんにくを食べると、常に血液がサラサラな状態を保てるため、健康的な体を維持して、病気にかかりにくい体作りに貢献してくれるでしょう。
3つ目は、疲労回復や体力・精力増強効果です。
黒にんにくは、生のにんにくに比べて熟成の過程を経ているので、様々な成分が増加しています。
その中の1つに「アルギニン」という成分があります。
アルギニンはアミノ酸の1種で、老化防止や一酸化炭素生成などの効果があります。
そして、黒にんにくにはこのアルギニンが、生のにんにくの3倍も含まれています。
疲労感の原因物質であるアンモニアを除去する役割もあるので、健康維持のために効果的な要素が、黒にんにくには豊富に含まれています。
にんにくは健康的なイメージが強いですが、大昔から様々な病気の治療にも使われてきました。
古代インドやギリシャでは、感染症や病気を治す治療薬として活躍していました。
古代エジプトでは、ピラミッド建築に従事した労働者に、体力増強や疲労回復の目的で供給されていたという記録が残っています。
また、古代ローマにおいては、競技や戦闘時に使用する強壮剤として広まっていました。
にんにくは食材としてだけではなく、健康食品としても世界中で人気が高いです。
アメリカでは、健康食品の中でもトップの売り上げを誇っています。
この背景には、人体における多くの効能が、証明されてきた結果ともいえるでしょう。
また、にんにくには免疫力を増強する効果があります。
免疫とは、外界から侵入してきた細菌やウイルス、カビといった異物に攻撃を仕掛け、排除する働きのことです。
免疫細胞には多核白血球やリンパ球、マクロファージなどがあります。
これらがお互いに連携して役割分担しながら、病原菌やがん細胞から身を守ってくれるのです。
いつ食べるとより効果を得られるのか、気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、「いつ食べればベスト」という決まった時間は存在しません。
そのため、朝でも昼でも夜でも、お好きな時間に食べていただければ良いでしょう。
しかし、目的や得たい効果によっては、食べるべきタイミングは決まっています。
例えば、忙しくて疲労感が抜けない、寝不足などの場合は、夜眠る前がオススメです。
黒にんにくに含まれる成分「アリシン」は、体内のエネルギー生成を手助けしてくれます。
そのため、眠る前に黒にんにくを食べると、エネルギーがスムーズに生成され、疲労回復効果が期待できます。
さらに、次の日に向けてのエネルギーも充電してくれます。
美肌効果を期待して黒にんにくを食べる場合も、眠る前がオススメです。
黒にんにくには、美肌づくりには欠かせない栄養素「ポリフェノール」が豊富に含まれています。
実際に、美肌効果を期待して、黒にんにくを摂取される方も多いのでないでしょうか。
ポリフェノールには、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があります。
しかし、ポリフェノールの欠点として、長時間効果が持続しない点があります。
そのため、成長ホルモンが分泌され、お肌の修復が進む夜の時間帯の前、つまり眠る前に食べるとうまく抗酸化作用が働いてくれるでしょう。
今回は、黒にんにくに期待できる、病気予防の効果について解説しました。
新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、健康に体を保ってしっかりと免疫力をつけると良いでしょう。
当社では、幅広いにんにく商品を取り揃えているので、気になる方はぜひご利用ください。
2021年11月26日更新
黒にんにくは、通常のにんにくと比べて食べやすいため、ついつい食べ過ぎてしまう場合もあります。
しかし、食べ過ぎによって体調不良を引き起こす可能性があります。
そこで今回の記事では、黒にんにくの摂取目安や副作用について解説します。
これから黒にんにくを始める方も、ぜひ参考にしてください。
黒にんにくは、1日にどの程度食べなければいけないという決まりはありません。
その日の体調や気分に合わせて、1日1〜3粒くらいを目安に食べると良いでしょう。
また、時間帯も同様に、いつ食べなければいけないという決まりはありません。
しかし、時間帯や黒にんにくから得たい効果によって、食べると良いとされる時間帯はあります。
例えば、1日をエネルギッシュに過ごしたい場合は、朝に食べると活発に動けます。
反対に、1日の疲れを取りたいのであれば、夜寝る前に食べると良いでしょう。
黒にんにくを食べると代謝や血流が上がり、運動のパフォーマンスがアップするので、運動30分〜1時間程度前に食べるのも良いでしょう。
そんな様々な効果が期待できる黒にんにくですが、食べ過ぎによる副作用を気にする方もいらっしゃいます。
しかし、食べ過ぎによる重篤な副作用は、特にないとされています。
白いにんにくの場合、含まれている「アリシン」を大量に摂ると、腸内環境が乱れる可能性があります。
その一方で、黒にんにくは熟成に過程により、アリシンはほとんどなくなっているので、その心配はありません。
重篤な副作用はないと言っても、人によっては食べすぎて胃の不快感や体調不良を起こす方もいらっしゃいます。
ついつい食べ過ぎないように注意して、まずは少量から始めるのをオススメします。
栄養は一度にたくさんとっても、過剰分は体外に排出されるだけになってしまいます。
薬も同様に、大量に摂取しては悪影響を及ぼす場合もありますよね。
何より大切なことは、毎日継続的に摂り続けることなので、気長に続けるようにしましょう。
黒にんにくの食べ過ぎによる重篤な副作用はないと先述しましたが、生のにんにくを食べすぎて体調を崩すケースがあります。
黒にんにくにも起きないとははっきり言えないので、対処法をぜひ頭に入れておくとよいでしょう。
まず、にんにくを食べすぎたと感じたら、お水を飲むようにしましょう。
「アリシン」は水溶性の成分なので、水分を摂取すると体から排出しやすくなります。
胃腸への刺激を考慮する場合は、白湯を飲むのがオススメです。
また、善玉菌を守るためにヨーグルトや納豆、味噌などの乳酸菌を多く含む食品を摂取しましょう。
腸内の細菌バランスを整える働きだけでなく、胃腸への刺激も抑えられます。
食べ過ぎを未然に防ぎ、にんにくの吸収をおだやかにして、体への負担を減らすポイントがあります。
例えば、空腹時にいきなりにんにくを食べるのはやめましょう。
胃が空っぽの状態でにんにくを摂取すると、粘膜へダイレクトに刺激が加わるため、胃腸が荒れやすくなります。
また、たんぱく質を多く含んだ食品と一緒に摂ると良いです。
乳製品や豆製品、肉や魚といった良質なたんぱく質を多く含んだ食品がオススメです。
黒にんにくは、生の状態のにんにくから高温・高湿の環境で一定期間熟成させることで完成します。
つまり、元は同じように白いにんにくだったというわけです。
見た目以外にも、生のにんにくと黒にんにくには大きな違いがあります。
生のにんにくをイメージすると、刺激ある味や強烈な臭いが思い浮かびますよね。
それに対して黒にんにくは、ドライフルーツのような甘みと食感になります。
驚くべきことに、ほとんど臭いも感じず、フルーツのような甘みが熟成によって生まれます。
1ヶ月程度にんにくを熟成させただけで、全く別物に変化するのです。
また、黒にんにくはその熟成過程で、アルギニンやS-アリルシステイン、シクロアリイン、プロリンといった成分が増加します。
さらに、アミノ酸の量も増え、その量は生のにんにくの数倍にもなります。
当社の黒にんにくは、普通の白いにんにくと比べてアルギニンが3倍以上、総ポリフェノールが6倍以上、S-アリルシステインが約16倍にも増加しています。
もちろん黒にんにくの中でも、栽培されている気候や年柄によって違いがあるので、より栄養価の高い良質な黒にんにくを選ぶと良いでしょう。
また、黒にんにくの増加したアルギニンやポリフェノール、アミノ酸による効果は様々です。
例えば、アミノ酸は疲労感の原因物質であるアンモニアを除去する働きがあるため、疲労回復効果が期待できます。
豊富なポリフェノールは、野菜の中でもトップの含有量を誇り、老化現象の元である活性酸素を除去する働きがあります。
健康に過ごすために欠かせない成分が多く含まれているので、ぜひ黒にんにくを取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回は、黒にんにくの摂取目安や副作用について解説しました。
毎日継続的に食べて、健康な毎日を過ごせると良いですね。
当社では、幅広いにんにく商品を取り扱っており、比較的安価からでも始められます。
お試しキットも販売しているので、気になる方はぜひご購入ください。
2021年11月22日更新
黒にんにくは、長期保存が可能な食品ですが、気をつけないとカビが発生したり、風味が落ちたりします。
特に、家庭で黒にんにくを作った場合は、水分量の調整ができていないことが多く、注意が必要です。
そこで今回の記事では、黒にんにくの正しい保存方法や期間について詳しく解説します。
黒にんにくは、日数が経っても品質に変化が起きづらく、長期保存に適した食品です。
しかし、湿度の高い場所で保管していると、皮が蒸れてカビが発生する可能性があります。
カビが発生する原因としては、「酸素」「水分」「温度」の3つがあります。
水分と温度については、比較的コントロールしやすい傾向にあるでしょう。
そのため、乾燥して涼しい場所で保存すると、長期間保つことができるので、意識するべきですね。
黒にんにくは、常温保存以外にも、冷蔵や冷凍保存も可能です。
それぞれの方法と保存期間を詳しく解説していきます。
常温保存をする場合は、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
例えば、ザルやカゴなどの上に置いて、黒にんにくの底が蒸れるのを防ぎ、カビを発生させなくできれば理想的です。
常温保存でも、1ヶ月程度であれば保存がききます。
そのため、1ヶ月くらいで食べきれる量であれば、常温保存でも問題はないでしょう。
2〜3ヶ月でも持ちますが、黒にんにくの特徴であるブニブニ感が、乾燥することでグミのような固い食感になる可能性があります。
また、水分量が多く、黒にんにくから液が垂れてくることがあります。
そうなれば見た目も良くないので、冷蔵か冷凍保存した方が良いでしょう。
冷蔵庫で保存する場合は、タッパー類に密封して保存できます。
密閉していても、温度が低い冷蔵庫では、ほとんどカビは発生しません。
2〜3ヶ月以上保存したいのであれば、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
状態の良い黒にんにくだと、1年程度保存しても問題ないです。
しかし、水分の多い黒にんにくは注意が必要で、保存容器についた湿気を十分拭き取ってあげ、向きを変えるなどして蒸れを防止するようにしましょう。
*冷凍保存
冷凍庫で保存する場合は、半年から1年程度であれば、余裕で持ちます。
凍らせると、カビや腐敗の心配は全くないからです。
冷凍庫に入れておくと、黒にんにくが凍ってカチカチになると普通は考えますが、実は冷たいグミのような食感になるため、カチカチにはなりません。
解凍しても品質は変わらないため、長期間保存をしたい場合は、冷凍庫に入れると良いでしょう。
先述したように、保存面でも優秀な黒にんにくですが、腐ることはあるのでしょうか。
結論から言うと、正しい保存方法を実践していれば、腐ることはありません。
熟成の過程で、黒にんにくの中にある雑菌が死滅するからです。
しかし、湿度の高い場所で保管したり、容器内で結露ができたりすると、カビが発生してしまいます。
傷んだ黒にんにくは、カビや雑菌によって、味や臭いに悪影響を及ぼします。
例えば、アンモニア臭がするなどの変化が見られる場合があります。
そういった場合は食べるのを避け、すぐ処分するようにしましょう。
普通のにんにくは、独特な匂いや刺激のある味が特徴ですが、黒にんにくにはそれらの特徴はありません。
とても食べやすく、多くの健康効果も期待できる食品ですが、その分手間もかかっていることで、普通のにんにくよりも少し高価です。
無駄にしないためにも、正しい保存方法で、バッチリ対策を施して美味しく食べましょう。
「常温」「冷蔵」「冷凍」の3つの保存方法があると先述しましたが、中でもオススメなのが冷蔵保存です。
1ヶ月程度で食べきってしまう場合は、涼しい場所で常温保存しておいても問題はありませんが、風味を損なわずに食べられます。
しかし、温度が上昇する夏場でも安心して保存したいのであれば、冷蔵庫に入れた方が良いでしょう。
お店で買った黒にんにくであっても、パッケージを開封して1ヶ月程度で食べきる場合は、ジップロックに入れて、涼しい場所で常温保存でも大丈夫です。
しかし、確実に品質を保って保存するには、冷蔵庫で保存した方が安心でしょう。
また、冷蔵庫に入れてすぐは、温度差によって中から外へ湿気が出やすいため、最初はジップロックの口を開けて冷蔵庫に入れると良いでしょう。
外の皮がカサカサになったら大丈夫なサインなので、口を閉じて保存すれば、品質が維持しやすいので、ぜひ試してみてください。
冷凍保存は、冷蔵保存よりも長期間保存ができますが、そのまま食べようと思うと、本来の黒にんにくのしっとりした食感が味わえなくなります。
もちろん、解凍すれば元に戻りますが、少し面倒ですよね。
後で食べる分は冷凍保存して、これから食べる分は冷蔵保存など分けると、食べやすいでしょう。
今回は、黒にんにくの正しい保存方法と期間について解説しました。
黒にんにくを美味しく食べるためにも、正しい保存方法を実践しましょう。
当社では、青森県田子町から美味しいにんにくをお届けしています。
幅広いにんにくを取り扱っているので、気になる方はぜひお試しください。