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  • 2018年07月08日更新

    にんにくを食べるなら生?加熱?成分の違いをご説明します

    みなさん、にんにくは生で食べることが多いですか?それとも加熱することの方が多いですか?

    生ですと、すりおろして焼肉と一緒に食べたり、ラーメンに入れて食べたりすることが多いですし、加熱ですとペペロンチーノや炒め物の風味付けに使ったり、丸ごと焼いたりして調理します。

    ところでみなさんは、にんにくを食べるなら生で食べるか加熱して食べるか、どちらがより効果的に栄養を摂取できるかご存知でしょうか?

    今回は、生で食べる場合と加熱して食べる場合のにんにくの成分の違いについてご説明します。

     

    ■にんにくは加熱すると一部の有効成分が失われる

    にんにくを加熱して失われる成分はアリシンです。

    ここで、アリシンの持つ効能として、

    ・疲労回復や滋養強壮
    ・血流を良くし、血栓を防ぐ
    ・血糖値の上昇を抑え、ダイエットにもつながる
    ・美肌やシミ、シワの予防などのアンチエイジング

    などが期待されています。

    アリシンは、にんにくに最初から存在している成分ではなく、にんにくの細胞組織が壊れることによって生成される成分です。

    細胞組織が破壊される時に、アリナーゼという分解酵素によってアリシンが生成されます。しかしアリナーゼは熱に弱いため、加熱すると成分が弱まってしまいます。
    その結果、アリシンが生成されにくくなってしまうのです。

     

    ■加熱してもアリシンは生成される

    先ほどにんにくを加熱するアリナーゼが壊れてしまい、アリシンが生成されにくくなると言いましたが、アリシンが完全に生成されなくなってしまうわけではありません。

    加熱してもアリナーゼは完全には消滅しません。さらに人間がもともと持っているビタミンB6という成分も、アリシンを作り出す機能があります。

    ですから、生のにんにくよりもアリシンの量は減りますが、加熱したにんにくでも十分な効果が得られます。

     

    ■生のにんにくはお腹を壊しやすい

    アリシンには殺菌作用があるため、生のにんにくを食べすぎると強すぎる殺菌作用のために、腹痛や下痢を引き起こす可能性があります。
    そのため、加熱によりアリシンの量を減らしてから食べた方が体には優しいかもしれません。

    生のにんにくと加熱したにんにくの成分の違いをご理解いただけたでしょうか?

    健康な身体づくりの心強い味方であるにんにくですが、黒にんにくだとさらに高い効果が得られます。
    味も普通のにんにくよりもマイルドで食べやすいのが特徴です。

    栄養成分の高さを求めるなら、一度黒にんにくを試してみてはいかがでしょうか?

  • 2018年07月06日更新

    初めての方でも安心!黒にんにくの食べやすい方法をご紹介します

    みなさんは、黒にんにくを食べたことがありますか?

    黒にんにくは普通のにんにくを熟成させたもので、普通のにんにくと違い生でも食べやすいのが特徴です。

    黒にんにくはフルーツのような甘さがあり、そのままでも十分お召し上がりいただけます。

    しかし中には、黒にんにくでも生で食べることに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。

    そこで今回は、黒にんにくを食べやすくする方法についてご紹介します。

     

    ■細かく刻んで調味料として使う

    普通のにんにくでも一般的な調理法です。
    みじん切りにして餃子やハンバーグのたねに混ぜたり、野菜と一緒に炒めたり、パスタに混ぜてペペロンチーノのようにしたりすることもできます。

    黒にんにくを入れることによって料理にコクが出るほか、普通のにんにくよりも臭いが気にならないため、お子さまにとっても食べやすいかもしれません。

     

    ■ご飯と混ぜて味付きご飯にする

    黒にんにくは味噌や醤油との相性も抜群です。

    例えば、粗めに砕いた黒にんにくに味噌や調味料を加えたものを、おにぎりに塗って焼いたら味噌焼きおにぎりになります。

    また、黒にんにくをすりおろしたものと醤油で味付けしたお米に好きな具材を入れて炊いたら、黒にんにくの風味の効いた炊き込みご飯にもなります。

     

    ■酢漬けにする

    黒にんにくは生のままでも食べられますので、きゅうりやトマトのように、調理せずにお酢に浸しておくと、黒にんにくのピクルスができあがります。

    お酢には殺菌作用があるため、黒にんにくをそのままの状態で保管するよりも長期保存が可能になります。

     

    ■デザートにする

    黒にんにくは甘みが強く、にんにく特有の臭みもほとんどないため、お菓子作りの材料としてもお使いいただけます。ほとんど気にせずにお召し上がりいただけますよ。

    ドライフルーツのような感覚でパウンドケーキの生地に混ぜても良いですし、ペースト状にして、タルトやクッキーの生地の風味や味を出す役割としてもお使いいただけます。

    普通のにんにくをデザートとして使うことはなかなかないため抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、黒にんにくはフルーツガーリックとして甘いものと一緒に食べられることもあります。

    試してみたい黒にんにくのアレンジはございましたか?

    黒にんにくにはたくさんの使い方があります。
    生の状態だけではなく、様々な料理にアレンジして飽きずに食べられるのが、黒にんにくの魅力です。

    みなさんも黒にんにくを食べて、健康的な生活を送りませんか?

  • 2018年07月04日更新

    生ニンニクを食べることで得られる効果とは?

    にんにくは、古くから薬としても親しまれ、現在でもスタミナ回復などの目的から、健康食品として食べられていることでも有名ですね。

    その高い健康効果については、たくさんの研究がなされ、多くの人たちから注目を集めています。
    今回は、そんな生ニンニクの効果をご紹介します。

    ■生ニンニクの効果とは

    ・疲労回復作用

    にんにくといえばスタミナというイメージがあると思います。

    にんにく独自の成分であるスコルジニンやアリシンには、エネルギーを生産するのに欠かせないビタミンB1の吸収効率を高める力があります。

    ・抗酸化作用

    多くの病気は、体内の活性化酵素が細胞をさびつかせることが原因で起こります。
    活性化酵素を退治する抗酸化作用が強いポリフェノールなども含まれています。

    そのため、にんにくはアンチエイジングや病気の予防にもおすすめです。

    ・抗血栓作用

    にんにくは血液をサラサラにする働きもあります。
    血管を詰まらせ、心筋梗塞などの血管性疾患につながる血小板を作ることを防ぎます。
    これは、にんにくに含まれるチルアリルトリスルフィドやアホエンの働きです。
    この効能は、にんにくにおける血流促進、高血圧抑制、血管系疾患予防などの効果のベースとなっています。

    ■生ニンニクの副作用・注意点とは

    このように、様々な点で効果が高いにんにくですが、それゆえに副作用もあります。

    ・胃痛

    にんにくは生食すると刺激が強く、胃壁が傷ついてしまうことがあります。
    加熱すると刺激が弱まりますが、お腹の弱い方は摂取量に気を付けましょう。

    ・腹痛・下痢

    にんにくは殺菌作用が強いです。
    そのため、善玉菌まで除去してしまう恐れがあります。そのため、やはりお腹が弱い方は摂取量に気を付ける必要があります。

    ・におい

    にんにくのにおいは、もともとは無臭のアリインという成分が、すりおろされることでにおいを発するアリシンになることで生じます。

    アリシンは熱に弱いため、においが気になる方は加熱すると良いでしょう。
    ですが、油と一緒に加熱すると、アリシンは分解されません。

    臭い対策としては、アリシンを包み込み、その作用を弱くしてくれるたんぱく質や脂質を含む肉や魚、強力な消臭作用カテキンを含む緑茶などを一緒に摂取するのがおすすめです。

    ■まとめ

    色々な効果がある生ニンニク。
    これからの暑くなってくる季節、スタミナをつけるためにたくさん食べたいですね。

    6月はにんにくが旬の季節で、岡崎屋ではにんにく生産量日本一の青森県田子町の田子にんにくを取り扱っています。

    ぜひこの機会に生ニンニクを楽しんでみてはいかがでしょうか?

  • 2018年06月30日更新

    美容や老化防止、健康に効果がある黒にんにくの成分とは

    にんにくのパワーを何倍にもアップさせた黒にんにく。

    健康・美容・老化防止など、効能はさまざまですが、その理由は何なのでしょうか。

    今回は、人間の体に良い効能をもたらす、黒にんにくの成分をご紹介します。

    ■ポリフェノール

    緑茶やコーヒー、チョコレートや赤ワインにも含まれる成分で、老化防止を促す抗酸化作用が特徴です。
    ポリフェノールは一日に1000~1500mgほど摂取するのが望ましく、黒にんにく一片で215㎎摂取することができます。

    ポリフェノールはこまめに分けて摂取することが望ましいとされており、そのほかコーヒーや緑茶などで得られるポリフェノールを補完することができます。

    ■S‐アリルシステイン

    通常のにんにくの16倍も含まれており、にんにくにしかない成分です。
    病気の原因となる活性化酵素を取り除く、抗酸化作用が非常に強いです。そのため、病気の予防や、ボケ防止などさまざまな症状に効果があります。
    また、神経細胞の寿命を延ばすという特性も持っており、世界的に注目されています。

    ■アルギニン

    アルギニンはアミノ酸の一種で、体内でも生成されます。
    年を取るにつれて減少する傾向にあるため、老化防止と密接な関係にあります。

    ・成長ホルモンの働きを促し筋肉や骨を強化する
    ・ビタミンB1と結びついて疲労物質を取り除く
    ・病気と闘うT細胞を増やす
    ・精力の増強
    など主にエネルギーのアップに役に立ちます。
    栄養ドリンクにも使われており、その効果は高いものだといえるでしょう。

    ■スコルジニン

    S‐アリルシステインと同じく、にんにくにしかない成分です。
    にんにくの特有のにおいのもとであり、疲労回復や健康増進に役に立つアリシンとは異なり、無臭ですが同じくらいの効果を持ちます。

    その役割は、ビタミンB1を助け、糖質をエネルギーに変えて、筋肉や神経を積極的に動かすことです。

    このほかにもスコルジニンには、強力な酸化還元作用、老廃物を酸化分解し体外に排出する作用、精力を増強する作用などがあります。

    また、血管を拡張する作用もあるため、血の巡りをよくし、冷え症の改善などにも効果が見込まれます。

    ■まとめ

    このように、黒にんにくは従来のにんにくの成分がよりパワーアップし、健康・美容に高い効果があることが分かります。

    特に、万病のもととなる活性化酵素を取り除く成分がたくさん含まれているのは大きなメリットです。毎日すこしずつ、健康や美容を維持できます。
    岡崎屋の黒にんにくで美容や健康により良い生活を送りませんか?

  • 2018年06月26日更新

    旬の生にんにくの魅力をご紹介!にんにくの旬っていつ?

    にんにくの旬をご存知ですか?

    ほかの野菜と違って、にんにくは一年中値段もほぼ変わらず販売されているため、にんにくの旬と言われてもピンとこない方も多いですよね。

    にんにくの旬は6月です。
    季節にあった旬の食材って、新鮮でおいしいですよね。
    今回は、6月にしか味わえない、旬の生にんにくの魅力をご紹介します。

    ■にんにくの旬があまり知られていないのはなぜ?

    スーパーマーケットでは、にんにくは一年中販売されているイメージがあると思います。
    それは乾燥にんにくで、保存がきくため一年中販売されています。そのため、通常のにんにくには、旬がないも同然なのです。

    ■生にんにくってどんなもの?

    そこで、皆さんにお伝えしたいのが、6月に収穫される生にんにくのおいしさです。
    乾燥された通常のにんにくと違い、生にんにくは収穫したてで、水分量が多いのです。
    そのため生にんにくは新鮮で、にんにくの旨みや香りが含まれています。

    特に岡崎屋では、にんにくの本場である、青森県田子町の田子にんにくを取り扱っています。

    ■田子にんにくの魅力とは?

    青森県田子町は、にんにくの生産量日本一の町です。
    周りを山に囲まれたこの町は、「たっこ」と呼びます。
    山に囲まれているため、寒暖差が大きいことが、田子にんにくが美味しい理由のひとつです。
    気温が下がると、野菜や果物の細胞は、防御反応で糖度を高め、各種アミノ酸・アスパラギン酸を増加させます。そのことによって、実が引き締まり甘みやコク、しっとりとしたまろやかさのある、奥深い味わいになるのです。

    ■生にんにくのおすすめのお召し上がり方

    生にんにくは、一般的な乾燥にんにくと同じようにすりおろしても、通常より風味が豊かで、十分お楽しみいただくことができます。
    ですがやはり、まるごと揚げる、ホイル焼きにするなど、生ニンニク自体を楽しめる召し上がり方がおすすめです。

    火を通すと、生にんにくの甘みと旨味が増し、旬の生にんにくならではのおいしさをお楽しみいただけます。お酒やご飯のお供にもぴったりです。

    そのうえ、生食するより刺激が少なくなるので、お腹の弱い方にも安心です。

    ■まとめ

    旬の生にんにくの魅力、おわかりいただけたでしょうか。

    これからどんどん気温が高くなってきます。夏バテ防止にも生にんにくは最適です。
    6月は、岡崎屋自慢の新鮮な田子にんにくをお楽しみいただける、年に一度の機会です。

    青森県田子町から、大きく甘い生にんにくを直送いたします。ぜひお試しください。

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