2020年04月03日更新
「しっかり睡眠をとったのに、肌が荒れてる」
それは、もしかすると栄養が足りていないのかもしれません。
そんな時に、おすすめしたいのが、黒にんにくです。
実は黒にんにくは美肌にも効果があることがわかっています。
今回はそんな美肌効果をもつ、スーパー健康食材、黒にんにくのすごさに迫っていきます。
肌のトラブルの原因の一部として、活性酸素の生成とターンオーバーの乱れがあります。
順番に説明していくので、一緒にみていきましょう。
まず、活性酸素の生成についてです。
私たちの体には、酸素が欠かせません。
しかし、同時に酸素には、モノを錆びつかせて変質させる働きもあります。
金属のサビなどは酸素の酸化作用によるものです。
これと同じことが体内でも起きてしまいます。
体に取り込んだ酸素の一部は、活性酸素という酸化力の強い酸素になります。
この活性酸素は、あまりに酸化力が強いため、私たちの肌の細胞まで攻撃してしまうので、良い物質とは言えないでしょう。
その結果、肌の細胞がダメージを受けて、シミ、シワとなってしまうのです。
私たちの肌は、外側から表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)の3層構造になっています。
さらに、もっとも外側の表皮は、表面から順番に、「角質層(かくしつそう)」、「顆粒層(かりゅうそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」、「基底層(きていそう)」の4つの層に分かれています。
さらに、肌のうるおいを左右する角質層は、うるおいを保ってきめを整える皮脂や、表皮の細胞と細胞をつなぎとめている細胞間脂質からなります。
しかし、実は活性酸素が一番酸化しやすい部分は、角質層の皮脂や細胞間脂質なのです。
これらの脂質が酸化されると、過酸化脂質という物質に変化します。
これが、肌トラブルの原因となる「肌サビ」です。
次に、ターンオーバーの乱れについて説明していきます。
先ほど、肌の構造が階層構造になっていることについて説明しました。
この階層構造は、いつまでもとどまっているのではなく、周期的に生まれ変わっています。
これが肌のターンオーバーです。
個人差はありますが、健康な肌は、だいたい28日周期で新たな細胞に入れ替わります。
ところが、生活習慣の乱れなどによって、血行が悪くなると、このターンオーバーに乱れが発生してしまう場合があります。
その結果、古くなった角質層が、いつまで経ってもはがれずに表皮に残ったり、角質層の細胞の間を埋めている細胞間脂質などの保湿成分が作られにくくなったりします。
以上が私たちの肌トラブルが発生する原因の一部です。
先ほどの章で、活性酸素は、肌細胞を酸化させてしまうということを説明しました。
では、肌細胞を活性酸素から防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。
それは、抗酸化作用をもつ食べ物をとることです。
抗酸化作用とは、活性酸素の働きを抑えたり、減らしたりする働きのことをいいます。
この抗酸化作用を多くもつ食べ物を摂取することで、肌細胞を酸化から守ることができるようになります。
そして、抗酸化作用を多く含む食べ物として紹介したいのが、黒にんにくです。
黒にんにくは、強い抗酸化作用をもつ、S-アリルシステインやポリフェノールを豊富に含んでいます。
これらの成分が、抗酸化作用によって、活性酸素の働きを抑制し、肌荒れや老化を防いでくれます。
また、黒にんにくは血行を促進してくれる効果もあります。
血行のめぐりが良くなると、お肌のターンオーバーも正常化されるので、新しい肌細胞を維持できるようになります。
その結果、しわやくすみ、乾燥肌などの肌トラブルの改善を期待できるようになるのです。
血行が促進されると、体温も上昇しやすくなります。
体温が上昇すると、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、呼吸や心臓を動かすなど、生命を維持するのに必要なエネルギーのことです。
このエネルギーは生きている間ずっと必要になるので、寝ているときや、座っている時などの、運動をしていない時でも消費されています。
つまり、太りにくくするには、基礎代謝をあげて、効率良くエネルギーを消費するのが良いでしょう。
黒にんにくには血行促進効果があるので、基礎代謝を効率良く上げるにはうってつけです。
しかも、黒にんにくの元になるにんにくにはアドレナリンという物質が含まれています。
このアドレナリンは、脂肪の燃焼を促進する働きがあるので、黒にんにくを食べれば、より効率的に、太りにくい体をゲットできます。
黒にんにくには、美容に効く成分がたくさん含まれています。
ただ、黒にんにくも薬と一緒で、一日にたくさん摂取するのは推奨されていません。
そのため、1日に1片から2片を目安に毎日継続して食べるように心がけましょう。
私たちは青森県田子町で黒にんにくを生産しています。
ぜひ、通販などでお買い求めくださいませ。
2020年03月30日更新
皆さんは、花粉やハウスダストなどのアレルギーに悩まされてはいませんか。
特に、現代人は睡眠不足や疲労からアレルギーがひどくなりやすいといいます。
そんな中、アレルギーを軽減する食べ物として、黒にんにくに注目が集まっています。
今回は、黒にんにくのアレルギー軽減の秘密について解説していきます。
近年、ぜんそくや花粉症などのアレルギー症状に悩まされる人が増えてきています。
これは、現代人の免疫機能が低下しているためと言われています。
しかし、このアレルギー症状を抑制するとして、近年注目を集めている食べ物があることをご存知でしたか?
それが、黒にんにくです。
黒にんにくは疲労回復や滋養強壮など、健康食材として取り上げられることが多いですが、実はアレルギー抑制の効果もあります。
もともとにんにくは、免疫力を高める食べ物としてよく知られていますが、黒にんにくの効果は、その数倍から数十倍と言われています。
そのため、重度のアレルギーに悩む人の中で、黒にんにくは、ひそかな知名度を誇っているのです。
そして、実際に黒にんにくを習慣的に摂取するようにしてから、アレルギーが緩和されてきたという事例が報告されています。
ここからは、黒にんにくがアレルギーをどのように抑制するのか、その仕組みについて説明していきます。
アレルギーは体を守る免疫反応のエラーだということをご存知でしたか?
私たちの体には、外部からウイルスや細菌が入ってきたときに、やっつけるための免疫という仕組みが備わっています。
ところが、無害であるはずの、食べ物や花粉に対しても免疫反応を引き起こして、攻撃しすぎてしまいます。
これがアレルギー反応です。
では、このアレルギー反応を引き起こす物質の正体はなんなのでしょうか。
その犯人は、IgE(アイジーイー)抗体です。
アレルギーの原因となる物質をアレルゲンまたは抗原といいます。
花粉、ハウスダスト、食物など、私たちの身の回りには多くのアレルゲンがありますが、人によって反応する種類と程度は異なるでしょう。
アレルゲンが体内に入ってくると、これを撃退するために、IgE(アイジーイー)抗体というタンパク質が作り出されます。
このIgE抗体は、皮膚や粘膜に多くあるマスト細胞の表面に、網のように張り巡らされています。
アレルゲンが侵入してきて、IgE抗体の網に引っかかると、マスト細胞の中に詰まっているヒスタミンなどの化学物質が一気に放出されて、かゆみなどの症状が現れてくるのです。
先ほども説明したように、免疫とは、外から入ってきた細菌やウイルスをやっつけるための仕組みです。
もしも、免疫がなくなってしまったら、私たちの体は、すぐになんらかの病気にかかってしまうと言われています。
また、免疫システムは15歳までに完成し、その後、20歳を超えると、免疫力は徐々に落ちていきます。
では、実際に免疫力が落ちるとどうなってしまうのでしょうか。
具体的には、以下のような症状が発生してしまうといいます。
・ウイルス・感染症にかかりやすくなる
・肌が荒れる
・アレルギー症状(花粉症・アトピーなど)にかかりやすくなる
・下痢をしやすくなる
・疲れやすくなる
アレルギー反応が起こるのはもちろんのこと、そのほかにも、いろいろな症状が起こってしまうのですね。
黒にんにくには、アレルギーを抑制する効果があることが報告されています。
では、なぜ黒にんにくを食べると、アレルギーが軽減されるのでしょうか。
それは、黒にんにくには、血流を良くして、体を温める効果があるからです。
最新の研究で、アレルギーは体を温めることが効果的だとわかっています。
黒にんにくの血流をよくする効果によって、体が温まり、アレルギーが緩和されるのです。
また、黒にんにくの滋養強壮効果もアレルギー抑制に良いと言われています。
一般的に、にんにくを食べると精がつくと言われますが、黒にんにくではその効果が増幅されていると言えるでしょう。
黒にんにくは、生にんにくを熟成させたものです。
実は、黒にんにくは低温でじっくりと熟成させたことで、滋養強壮効果が10倍にパワーアップしているのです。
その結果、体内の機能が強化されアレルギーの症状が軽減されると考えられています。
ただ、実際にどの成分が、アレルギーを抑制しているのかということは、正確には解明されていません。
しかし、黒にんにくが免疫力を高めるといった効果で、間接的にアレルギーの抑制に関わっている可能性は高そうです。
黒にんにくがアレルギーにも効果があるということを理解いただけましたでしょうか。
実際に、良い効果も報告されているようなので、ぜひ、試してみることをおすすめします。
私たちは、青森県田子町から黒にんにくを産地直送します。
ぜひ、ご利用くださいませ。
2020年03月26日更新
皆さんは、黒にんにくをご存知でしょうか。
近年、アンチエイジングや、ガンなどの疾患予防に有効として、注目を集めている食べ物です。
今回は、黒にんにくがなぜそんなに注目を集めているのか。
そして、黒にんにくにひめられた驚きの効果について、ひもといていきましょう。
黒にんにくは、にんにくを温度・湿度を一定に保った状態で、1ヶ月ほど熟成させたものです。
黒にんにくは、生のにんにくから作るので、最初は白い見た目をしています。
しかし、熟成が進むにつれ、色が変化し始め、最終的には真っ黒になります。
黒にんにくが注目され始めたのは、2006年頃からでしょう。
日本人研究者が、黒にんにくには、にんにくを超える栄養価があることを発表しました。
そこから、健康食品として、一躍有名になり、今では「黒にんにくサミット」が開催されるほどの人気となっています。
さて、そんな人気を集めている黒にんにくですが、何がすごいのでしょうか。
それは栄養価の高さです。
先ほども説明したように、黒にんにくは熟成の過程で、多くの種類の成分量が増えます。
具体的には、
・アルギニン
・S-アリルシステイン
・シクロアリイン
・プロリン
・ピログルタミン酸
ほか様々なアミノ酸量が増加すると言われています。
特に、S-アリルシステインに関しては、黒にんにくにしか存在しないアミノ酸とも言われています。
実は、このS-アリルシステインがすごいんです。
次の章では、このS-アリルシステインのもつ驚くべき効果について見ていきましょう。
生のにんにくを熟成させると、S-アリルシステインが大幅に増加することは、先ほどの章で、すでに述べました。
では、摂取すると、私たちの体にどんなメリットがあるのでしょうか。
私たちの体にもたらすメリットのひとつに、認知機能の維持が挙げられます。
S-アリルシステインが脳細胞を保護し、神経突起の成長、つまり脳の成長を促すということが、多くの実験からわかっています。
また、血液をサラサラにする効果や、腸内環境も整えてくれます。
そして、さらにS-アリルシステインを取り入れると、アンチエイジングの効果も得られるでしょう。
私たちの体は、酸素を必要としますが、取り込んだ酸素の一部は、活性酸素になります。
この活性酸素は、健康な細胞までもを酸化させてしまいます。
つまり、この活性酸素が肌細胞を酸化させてしまうことで、老化が進んでしまうのです。
そして、酸化された細胞が蓄積されていくと、老化が早まってしまいます。
さらに、それだけにとどまらず、ガン細胞が増殖したり、動脈硬化を引き起こすなど、様々な疾患の原因になることがわかっています。
これを防ぐのが、抗酸化作用をもつS-アリルシステインです。
黒にんにくを測定をしてみると、生のにんにくの80倍もの含有量があることがわかりました。
黒にんにくは、ただ生のにんにくを食べるよりも、効率よく抗酸化物質を摂取できるとわかります。
しかし、これだけメリットばかりだと、デメリットはないのかと疑ってしまいたくなりますよね。
ところが、S-アリルシステインには、健康上のデメリットと思われるものは、ないのだそうです。
というのも、脳内には、血液脳関門という、フィルターのような仕組みがあります。
このフィルターによって、少しでも危険なものはシャットアウトされてしまいますが、S-アリルシステインはなんなく通過します。
つまり、体がこの成分は安全だと判断しているわけです。
生のにんにくは、強烈なニンニク臭があり、味も生で食べるには向いていません。
しかし、熟成した黒にんにくは、全く別物のようになります。
まず、味ですが、ドライフルーツのような食感に生まれ変わり、糖度も増します。
食べる瞬間は、甘酸っぱい香りが広がり、生にんにくに特徴的な、にんにく臭さはありません。
そのため、どんな人でも食べることが可能です。
また、黒にんにくは熟成することで、アリシンという物質が減少しています、
アリシンは生のにんにくに多く含まれる物質で、たくさん摂取すると、胃への負担となります。
黒にんにくは、アリシンが少ないので、お年寄りから、子供まで、幅広い年齢の方に、食べていただけます。
ただ、薬と同じで、1日にたくさんの量を食べることは、あまり推奨されていません。
適量は、1日に1片から2片です。
例えば、毎日朝ごはんの後に、1片食べるなど決めておくと、毎日続けやすくなるかもしれません。
黒にんにくの凄さについてご理解いただけたでしょうか。
これほどたくさんのメリットがあって、しかもデメリットの見当たらない健康食材は他にないと思われます。
私たちは、青森県田子町で黒にんにくの産地直送を行っております。
通販でも販売致しておりますので、少しでも気になった方は、是非お買い求めください。
2020年03月22日更新
冷え性の方は、夏でもブラケットが必要になるほど手足が冷たくなってしまいますよね。
冷えは、ちょっとした不調と思われがちですが、実は万病のもととも言われる厄介な症状です。
今回はそんな冷え性を改善してくれる黒にんにくを、紹介します。
冷え性の原因から、黒にんにくがなぜ有効なのかまで、わかりやすく解説していきます。
私たち人間のおよそ半数が、悩まされていると言われているほど、冷え性はメジャーな症状です。
冷え性自体は、男性よりも女性の方に起きやすい症状と言われており、その理由には以下のことが挙げられます。
・女性は男性に比べると、熱を発生させる筋肉が少ない
・皮膚の表面温度が低い
・貧血や低血圧の人が多い
・月経の影響で、腹部の血液が滞りやすい
こういった理由から、女性に冷え性が起こりやすくなっているのです。
冷え性は、人によって、程度に個人差があります。
例えば、手足がつめたくなる、肩がこる、しもやけができやすいなど、冷えの感じ方は人によって様々です。
しかし、これらの原因は、血流を良くすることで、改善できます。
まず、冷え性が起こる原理を理解しましょう。
私たちの体は、寒さを感じると、まずは重要な臓器の集まる、中心部に血液を集めようとします。
その結果、手足の末端や、皮膚の表面などに張りめぐらされている毛細血管を収縮させ、外から中へと、血液を送ろうとするのです。
この状態になると、手足などの末端には、血液が行き渡りにくくなります。
血液が行き渡りにくくなると、十分な熱が運び込まれないので、温度が下がってしまうのです。
これが冷えの正体です。
確かに、冷え性は手足などの心臓から遠い場所でよく起きるので、納得できるのではないでしょうか。
先ほどの説明で、冷え性は血行不良から起こるということを理解いただけたと思います。
そのため、冷え性を改善するためには、血行を良くする必要があります。
しかし、単純に血行をよくすると言っても、どうすればいいのかよくわかりませんよね。
ここからは血行をよくするための方法を紹介します。
例えば、血行促進のためには有酸素運動をすればいいとよく言われています。
ただ、忙しい社会人にとって、まとまった時間を取れないという人も多いのが現実ですよね。
そこで、今回紹介したいのは、黒にんにくで血行を改善する方法です。
黒にんにくは、生にんにくを熟成させたものです。
ドライフルーツのような食感と、生にんにく特有のにんにく臭がしないため、子供から大人まで、誰でも食べることができます。
しかも、熟成の過程で、アリシンという殺菌性の強い成分が減少しているため、食べても胃が痛くなることもありません。
そして、この黒にんにくの特徴は、食べやすくなっただけではありません。
実は、黒にんにくは血行を促進し、基礎代謝を高める効果があることがわかっています。
基礎代謝とは、心臓や呼吸など、生きていく上で、必要不可欠な動きに消費されるエネルギーのことです。
代謝には、基礎代謝、活動代謝、食事誘導性熱代謝の3種類がありますが、基礎代謝は、その中で、最もエネルギー消費量が多いです。
つまり、基礎代謝が上がれば、体のエネルギー消費量が上がるので、それに伴って、体温も上昇するというわけです。
また、基礎代謝が上がると、体の余分な脂肪を燃焼してくれるので、ダイエットをしている人にもおすすめしたいです。
さらに、黒にんにくの効果はこれだけではありません。
黒にんにくには、血行を促進してくれる効果もあります。
血行が促進されると、全身の隅々まで、血液が行き届くようになります。
そして、血液によって全身に熱が運ばれ、末端冷え性の直接的な改善につながります。
黒にんにくには、冷え性を改善するための成分が生ニンニクよりも多く含まれています。
例えば、アルギニンというアミノ酸は、冷え性改善に効果的な成分のひとつでしょう。
これは、生ニンニクが熟成する過程で、およそ3倍ほどの量に増えると言われています。
アルギニンは、私たちの血管の内側の血管内皮細胞で、一酸化炭素(NO)の生成を促進します。
一酸化窒素には、血管を拡張する効果があることを知っておきましょう。
つまり、一酸化窒素が多く生成されることで、血管が拡張され、より血液が流れやすくなるのです。
他にも、黒にんにくには、スコルニジンというアミノ酸が豊富に含まれていることもわかっています。
このアミノ酸も、アルギニンと同様に、一酸化窒素の生成を促進し、血行をよくしてくれます。
このように黒にんにくにはたくさんの効果があることを知っておきましょう。
黒にんにくは冷え性にきく健康食材ということをおわかりいただけたでしょうか。
毎日1片から2片ずつ摂取すると、冷え性改善にかなり効果がでたという報告があります。
冷え性に悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか。
2020年03月18日更新
「便秘で、お腹の調子があまり良くない」
便秘はそれほど痛みを伴うものではありませんが、腸内環境は確実に悪化しています。
腸内環境が悪化すると、肌荒れなどのトラブルに発展してしまいます。
今回な便秘の原因と、便秘に有効な食べ物についてご紹介していきます。
私たちの体は、酸素を使って栄養素を分解し、エネルギーとすることで生命を維持し続けています。
しかし、エネルギーを作り出す過程で、吸収した酸素の2%は毒になってしまいます。
その毒は、活性酸素と呼ばれています。
名前からはあまり害を感じませんが、この活性酸素が増えると、老化や病気の原因になるでしょう。
ただ、活性酸素自体は、人間である以上、どうしても生まれてしまいます。
では、なぜ酸化ストレスがある人とない人が存在するのでしょうか。
酸化ストレスは、活性酸素が体に害を与える作用と、体が活性酸素を抗酸化作用によって解毒する作用のバランスが崩れた状態と定義されています。
つまり、抗酸化作用をもつ物質が不足し、活性酸素の解毒が間に合わなくなっているのです。
腸内には様々な、腸内細菌が存在しています。
例えば、TVCMなどでもよく聞く、ビフィズス菌や乳酸菌に代表される善玉菌などです。
ほかにも、悪玉菌や日和見菌という風に、大きく分けると3種類に分類できるでしょう。
この中で、便秘に関係するのは、善玉菌と悪玉菌です。
食生活の乱れなどにより腸内環境が悪化すると、悪玉菌が有害物質を大量に発生させます。
そして、体は発生した有害物質を無毒化するために、活性酸素を作り出します。
有害物質を無毒化するために増えすぎてしまった活性酸素は、腸の細胞まで傷つけてしまうのです。
ここで、活性酸素と便秘との関連性をしめす事例をご紹介します。
軽い便秘傾向のある男女48名を2グループにわけ、片方のグループには、抗酸化作用(活性酸素を無毒化する作用)を多く含む食材を与えました。
そして、もう片方のグループには同じ種類の食べ物で、抗酸化作用を含まない食材を与えました。
これを1日20gずつ4週間食べ続けてもらい、便通への影響を調査しました。
結果は、抗酸化作用を食べたグループの方で、便通の改善がみられ、実験的に便通改善の可能性が示唆されました。
まず、便秘改善に抗酸化作用が関係しているということを述べました。
そして、ここからは高い抗酸化作用をもつ黒にんにくについての紹介をしていきたいと思います。
にんにくにはもともと、抗酸化作用を含む物質があります。
しかし、生のにんにくを熟成させて作った黒にんにくは、抗酸化作用を含む物質が増量・生成されているのです。
例えば、CMなどでよく聞く、ポリフェノールも抗酸化作用に効果的な物質のひとつです。
黒にんにくは、生にんにくに比べて、5~10倍程度のポリフェノールが含まれています。
また、黒にんにくにしか存在しない、S-アリルシステインも抗酸化作用を示します。
S-アリルシステインは他にも、認知症に対する効果が示されていたり、血液をサラサラにしてくれたりします。
以上紹介してきたように、黒にんにくには抗酸化作用を示す、栄養素がたくさん含まれています。
そのため、現時点で便秘気味の人は、黒にんにくが便秘に効果的ということは、頭に入れておくといいでしょう。
黒にんにくには、代謝をよくする効果があることもわかっています。
にんにくを食べて、体がポカポカしてきた経験はないでしょうか。
黒にんにくは、基礎代謝を向上させ、体を温める効果があります。
冷え性は、血行不良で手足などの末端に血液が回りにくくなることで発生します。
そのため、体が温まることで、血行が促進し、冷え性の改善につながるのです。
また黒にんにくにはアルギニンという物質が多く含まれています。
アルギニンは、市販の栄養ドリンクにも含まれている物質です。
その働きのひとつとして体内のアンモニアを分解してくれるはたらきがあります。
アンモニアは、疲労のもととなる物質で、体にとっては有害です。
このアンモニアを分解するので、黒にんにくは疲労回復にも効果があるのです。
しかも、黒にんにくは、熟成の過程で、アルギニンの量が、生にんにくの3倍程度に増加するといいます。
そのため、より疲労回復効果を期待できる健康食材として、注目が集まっているのでしょう。
その他にも、アルギニンにはインスリンそのものに働きかけ、血糖値を正常化してくれる効果があります。
血糖値が気になる方は、1日1片から取り入れてみるといいかもしれません。
黒にんにくは便秘改善に効くだけでなく、健康維持のために、重要な成分がたくさん含まれています。
黒にんにくで、腸内環境を健やかに保っていきましょう。
私たちは青森県田子町から品質の高い黒にんにくの生産、販売を行っています。
当社製品は糖度も高く、とても美味しいので、ぜひお試しくださいませ。