2022年10月26日更新
健康を気遣って生活に健康食品を取り入れようと考えている方におすすめなのが黒にんにくです。
しかし、黒にんにくと聞いてもあまり馴染みのない食品のためピンとくる方は少ないでしょう。
そこで今回は、黒にんにくとは何か、またどのような健康効果が期待できるのかについて紹介します。
黒にんにくは、三重県発祥のにんにくの加工食品であり、2004年に偶然がきっかけに誕生したと言われています。
発見されて以来2006年頃から、にんにくの生産量が国内で1位であり、日本で生産されるにんにくの7割を生産している青森県でも製造されるようになりました。
黒にんにくをにんにくの種類の1つだと考え、元から黒い品種であるとよく考えられますが、これは間違っています。
黒にんにくとは、通常のにんにくを加工して作られるため、「黒にんにくの種が欲しい」というお問い合わせもありますが、そのようなものはありません。
通常の白いにんにくを加工することで、にんにくは黒色へと変化していきます。
このプロセスの中で、アルギニン、シクロアリイン、S-アリルシステイン、プロリン、ピログルタミン酸、アミノ酸各種が数倍へと増えて黒にんにくが誕生します。
元国立弘前大学医学部保健学科の佐々木甚一教授が2006年3月に発表した研究内容によると、黒にんにくには人間が本来持っているような機能を活性化させてくれる働きがあります。
このような研究内容が発表されたことがきっかけで、黒にんにくの存在が日本だけでなく世界中にも知られるようになりました。
前述したように、黒にんにくは通常のにんにくの品種の一つではなく、単に熟成加工させた加工食品です。
にんにくを熟成させることによって味が甘く、フルーティーなものへと変化します。
また、通常のにんにく特有の臭いの元であるアリシンも熟成の過程でほとんど無くなるため、食べた後の匂いの心配をする必要がありません。
黒にんにくは、ミネラルやビタミン、健康と美容には欠かせない栄養素であるアミノ酸などが豊富に含まれているため、天然のサプリメントとも呼ばれています。
アミノ酸は、体の調子を整えてくれる他に、体内のタンパク質を構成する栄養素であるため欠かせない栄養素の一つです。
その中でも、黒にんにくに含まれているものでチェックしておきたいのが「リジン」「シスチン」の2つです。
体内では生成できない「リジン」は、必須アミノ酸の一つであり、体内のタンパク質のうちの2パーセントから10パーセントはリジンによって作られています。
リジンには、さまざまな働きがありますが、その中でも重要な役割の一つがブドウ糖を脳にスムーズに運んでくれる役割です。
これにより、集中力の改善や疲労回復などの効果も期待できます。
摂っているリジンの量が足りなくなると、集中力が切れやすくなったり疲れが取れにくくなってしまったり、他にも肝機能や免疫力なども下がってしまうなどの身体にさまざまな不調が現れやすくなります。
シスチンは、非必須アミノ酸の一種であり、必須アミノ酸であるメチオニンを材料に体内で生成されます。
しかし、体内で生成される分だけでは不足がちになってしまうので、食事やサプリメントなど体外からも摂るのが望ましいです。
強い抗酸化作用や代謝サポート作用があるため、シスチンは老化防止や美肌を作るためには欠かせない栄養素の一つです。
美肌効果については、多くの美容サプリメントに含まれるほど高く、シミやそばかす、肌荒れなどの肌トラブルを身体の内側から改善してくれると考えられています。
黒にんにくの保存方法は、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の3つの方法があります。
それぞれの保存方法での大体の賞味期限は、順番に2ヶ月・半年・1年ほどが目安です。
常温保存する場合は、なるべく高温多湿な環境、タッパーやジップロックなどの密閉容器は避け、新聞紙に包んで保存するようにしましょう。
冷蔵保存は、梅雨の時期のようにカビが生えやすい時期におすすめです。
冷蔵保存するときも常温保存の時と同じように密閉容器は避けて新聞紙で包んで保存するようにしましょう。
どうしてもタッパーに入れて冷蔵保存したい場合は、蓋を開けるなどして蒸れないように工夫をするのがポイントです。
冷凍保存は、最も安心して保存できる方法であり、最も簡単な方法でもあります。
冷凍することで皮がベタベタせず、剥きやすくもなります。
保存方法も、バラバラにして保存容器に入れるだけなのでとても簡単です。
今回は、黒にんにくについて徹底的に紹介しました。
健康食品を生活に取り入れたいと考えている方は、ぜひ黒にんにくを試してみてください。
当初は、普通のにんにくや黒にんにくなどのにんにくの加工食品をたくさん取り扱っています。
興味のある方はぜひ一度ホームページをご覧ください。
2022年10月22日更新
肌荒れに黒にんにくがいいと聞いたことがある人は多いでしょう。
今回はそんな黒にんにくについて説明していきます。
黒にんにくは以下のような効果が期待できるとされています。
1つ目は抗がん作用です。
マウスを使った実験で、10匹のマウスに人工的にがんを発症させ、そのうち5匹に黒にんにくのエキスを2日おきに3mg投与することを3回続け、残りの5匹は何もしないという実験が行われました。
その結果、黒にんにくのエキスを投与された5匹のマウスのうち2匹のがんが完全に消失し、残りの3匹もがん細胞が4割消滅しました。
この結果から黒にんにくはがん細胞を消滅させる何らかの効果があると考えられ、ヒトのがんに対しても効果があるのではないかと期待されています。
2つ目は抗酸化作用です。
黒にんにくはとても強い抗酸化作用のあるS-アリルシステインが通常のにんにくと比べておよそ10倍になることがわかっています。
また、黒にんにくはポリフェノールも増加するため、S-アリルシステインとの相乗効果で抗酸化力は通常のにんにくのおよそ10倍です。
抗酸化作用が、美容と健康に役立つことがわかっています。
3つ目は疲労回復効果です。
黒にんにくはアルギニンが通常のにんにくと比較しておよそ3倍含まれています。
アルギニンは免疫力の向上、老化抑制、一酸化窒素生成などの効果が確認されています。
そのため、疲労回復や体力回復を期待できます。
4つ目は冷え性改善です。
黒にんにくは通常のにんにくよりも冷え性改善の効果が高いとされています。
5つ目は血液をサラサラにする効果です。
これもS-アリルシステインによる効果です。
抗酸化作用で悪玉コレステロールが減少し、血液がサラサラになる効果が期待できます。
6つ目は便秘予防です。
黒にんにくが黒くなる理由として熟成によって酵素が働くことが挙げられます。
この酵素が体内の老廃物を排泄する効果が期待でき、便秘解消につながるのではないかとされています。
この他にも抗ウイルスやコレステロール抑制、更年期障害の予防などさまざまな効果が期待できます。
黒にんにくとにんにくの大きな違いは見た目、におい・味、栄養素の3つです。
まずは見た目についてです。
通常のにんにくは中身が乳白色であるのに対し、黒にんにくはその名の通り中身が真っ黒です。
次ににおい・味についてです。
通常のにんにくは生だととても苦く、強烈なにおいがします。
料理で使い、加熱して食べるというのが一般的で生で食べるという人は少ないでしょう。
これに対して黒にんにくは生でも食べられます。
甘く、柔らか食感で、ドライフルーツのようです。
においは多少ありますが、通常のにんにくほど気にならず、問題なく食べられます。
最後に栄養素についてです。
黒にんにくには通常のにんにくには含まれていないS-アリルシステインが含まれています。
他の食材と比較してもこのS-アリルシステインという栄養素が豊富なのは黒にんにくのみと言っていいでしょう。
このS-アリルシステインは前述の通り、抗酸化作用が期待できる栄養素です。
近年は抗酸化作用に加え、抗がん作用や認知症予防の効果も期待できるのではないかと注目を集めています。
黒にんにくはアミノ酸も通常のにんにくより大幅に増加しています。
アスパラギン酸やチロシン、バリン、フェニルアラニン、イソロイシン、ロイシン、プロリン、アラニンなどが2倍から6倍になっています。
あまり聞き馴染みのないものが多いかもしれませんが、どれも健康や美容にいいものばかりです。
1つ目は餃子です。
通常のにんにくを使っても美味しいですが、黒にんにくを使っても美味しいです。
通常のにんにくと違い、フルーティーな味わいを楽しめる餃子になります。
2つ目はサラダです。
生でも食べられる黒にんにくならではの食べ方です。
フルーティーな黒にんにくとサラダがよく合います。
生で食べることで栄養素をそのまま摂取できる点もいいです。
3つ目はチーズと合わせることです。
チーズと合わせればワインなどにも合い、おつまみとして楽しめます。
クラッカーの上にチーズと黒にんにくを乗せるだけなので簡単にできます。
4つ目はペペロンチーノです。
通常のにんにくを黒にんにくに変えてつくるというものです。
一般的なペペロンチーノよりもフルーティーになるでしょう。
5つ目はバター炒めです。
これも通常のにんにくの代わりに黒にんにくを使うというものです。
炒めることでコクと甘みが増します。
おつまみにも最適です。
さまざまな美味しい食べ方がありますが、食べ過ぎには注意が必要です。
大量に食べると腹痛を起こす可能性があります。
1日2欠片までとしておきましょう。
今回は黒にんにくについて説明してきました。
食べることで期待できる効果と美味しい食べ方を紹介したのでやってみてください。
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2022年10月18日更新
ダイエットしている人であれば黒にんにくという言葉を聞いたことがあるでしょう。
今回はそんな黒にんにくについて紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
黒にんにくは2004年ごろに三重県で誕生しました。
黒いにんにくを開発しようとしていたというわけではなく、偶然誕生したとされています。
その後、2006年ごろににんにくの国内生産量1位、日本のにんにく生産量の70%を占める青森県でも生産されるようになりました。
実は黒にんにくという種類があるわけではありません。
黒にんにくは一般的な白いにんにくを黒く加工したものです。
そのため、黒にんにくの種というものは存在しません。
白いにんにくが黒くなる過程の中でS-アリスシステイン、プロリン、アルギニン、シクロアリイン、ピログルタミン酸などさまざまなアミノ酸が通常の数倍含まれ、黒にんにくとなります。
2006年3月に元国立弘前大学医学部保健学科の佐々木甚一教授の研究で黒にんにくには、人間が本来持っているさまざまな機能を活性化させる効果があることが判明しました。
この研究結果により、黒にんにくは日本だけでなく欧米やアジアなど世界中から注目されるようになりました。
1つ目はダイエットに大切な栄養素を多く含んでいる食材であることです。
特にピリフェノールやS-アリルシステインといった抗酸化物質は老化の原因となる活性酸素を取り除いてくれる効果があります。
年を重ね、身体の老化が進むと体重が落ちにくくなります。
抗酸化物質を摂ることで身体の老化が改善され、痩せやすい身体になっていきます。
2つ目は脂肪の燃焼が促進されることです。
黒にんにくは運動前に食べることで脂肪を燃やしやすくする効果があります。
この効果の原因はわかっていませんが、インスリンによるものか、アミノ酸が豊富に含まれているからだという説が有力です。
運動前に食べれば、脂肪燃焼を促進するだけなく、エネルギー摂取にもなります。
ただし、食べるだけで脂肪を燃焼するわけではありません。
あくまで運動時の脂肪燃焼効果を上げてくれるというものですので、運動せずに脂肪が燃えるというわけではないことに注意しましょう。
また、黒にんにくにはドライフルーツのような酸味と甘みがあります。
数粒食べるだけでも満足感があり、ダイエット時の食べ過ぎを防げます。
ダイエットにいいからといって美味しくないものを食べ続けるのはしんどいです。
ここからは黒にんにくの美味しい食べ方をいくつか紹介していきます。
1つ目はシンプルにそのままで食べることです。
黒にんにくは熟成により、にんにく特有の匂いはほとんどありません。
甘みも強く、皮を剥けばそのまま食べられます。
柔らかい食感が特徴的で、甘酸っぱさが初めに来た後、コク深さと甘みが広がります。
そのまま食べる場合は腸内環境を乱す効果を持つアリシンが少量ながら含まれているため注意が必要です。
1日2欠片以内にすることをおすすめします。
多く食べ過ぎてしまっても、吸収できない栄養素は全てそのまま体外に出てしまいます。
これではもったいないですので、しっかり用量を守りましょう。
2つ目は刻んで料理のトッピングにすることです。
フルーティーな甘酸っぱさがあるため、サラダなどに合います。
3つ目はドレッシングにすることです。
黒にんにくを刻み、酢、オリーブオイル、塩コショウと混ぜればドレッシングとしてさまざまな料理に使えます。
刻んだにんにくが食感のアクセントにもなります。
4つ目は炒め料理に合わせることです。
黒にんにくの栄養素を効率的に摂取するために、他の食材と一緒に食べることも上げられます。
豚肉と一緒に食べると、ビタミンB1とアリシンが結びつき、スタミナを上げる効果が期待できます。
豚肉の生姜焼きに黒にんにくを使ったタレをかければ、より風味豊かになります。
タレは刻んだ黒にんにくにおろし生姜、おろしりんご、酒、砂糖、みりん、醤油を混ぜて作れます。
夏バテ予防に効果が期待できるたれができます。
5つ目はスムージーにすることです。
にんにくをスムージーにすることに拒否感がある人はいるでしょうが、黒にんにくはスムージーにしても美味しいです。
黒にんにくはフルーティーな甘酸っぱさがあるので、イチゴやバナナなどの果物と牛乳を入れてミキサーにかければ美味しいスムージーができます。
6つ目はお茶にすることです。
黒にんにくは実だけでなく、皮も有効利用できます。
黒にんにくの皮はお湯を注ぐだけでお茶になります。
皮にもポリフェノールという抗酸化作用のあるものが多く含まれており、健康効果が期待できます。
普段捨ててしまう皮も役に立つので、捨てる部分がありません。
今回はそんな黒にんにくについて紹介しました。
他にもたくさんの料理法がありので、調べてみてください。
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2022年10月14日更新
ニンニクには、さまざまな効果があることをご存知でしょうか。
ニンニクに含まれている栄養素によって、健康に良い作用がたくさんあるのです。
そこで今回は、ニンニクの主な栄養素や便秘解消に役立つ理由についてご紹介します。
併せて美味しいニンニクの選び方もご紹介しますので、日々の食卓に摂り入れてみましょう。
ニンニクには、主にどのような栄養素があるのでしょうか。
ここでは、ニンニクの主な栄養素をご紹介します。
・アリシン
アリシンは、疲労回復や滋養強壮、免疫力の向上、がんの予防等につながると言われています。
摂取することによって、冷え性のケアや動脈硬化、血栓の予防にも効果があるとされています。
・カロテン
カロテンは、皮膚や粘膜の健康をサポートします。
摂取すると、体内でビタミンAに変化する性質があり、肌荒れや爪が割れやすくなることを防いでくれます。
・リン
リンは、健康な歯や骨を作る働きがあります。
新しい歯や骨の発達にも不可欠な成分ですので、健康な体の維持に貢献しています。
・葉酸
葉酸は、貧血予防や、胎児の発育をサポートする働きがあります。
・ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変換する働きがあります。
他にも、タンパク質の分解を手助けする働きがありますので、筋トレやダイエット等でプロテインを摂取されている方は特に一緒に摂取したいものとなります。
体を鍛えたい方やダイエットしたい方にとって味方となる食材です。
実は、ニンニクは、便秘解消に役立つと言われています。
意外に思われる方も多くいらっしゃると思います。
ここからは、ニンニクが便秘解消に役立つ理由をご紹介します。
人間の腸内には、およそ1000種類、100〜1000兆個の細菌がいるとされています。
これらを腸内フローラとも呼びます。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見細菌に分類されます。
健やかな腸内環境の場合、優勢なのは善玉菌で、弱酸性です。
腸内環境が酸性であることは、悪玉菌が増えることを防ぎ、有害物質の生成の予防にもなります。
日々の生活の中で、不規則な生活習慣やバランスの悪い食事である場合は悪玉菌が増え、腸内環境が悪化し、下痢や便秘といった腹部の不調につながってしまいます。
そんな中、ニンニクを摂取することで、便秘を解消できます。
ニンニクには、糖質の一種であるオリゴ糖が多く含まれています。
オリゴ糖が大腸に届くと、腸内に元々存在する善玉菌の栄養源となり、増殖してくれる作用があります。
この善玉菌に、便通を整える作用がありますので、便秘の解消につながるのです。
なお、便秘解消のためのニンニクの効果をより高めるためには、プロバイオティクスを一緒に摂取することをおすすめします。
プロバイオティクスとは、ビフィズス菌や乳酸菌のことで、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる作用があります。
これらは、納豆や漬物、乳酸製品に多く含まれていますので、ニンニクと一緒に摂ると良いでしょう。
このようにとても良い効果が見込まれるニンニクですが、食べ過ぎには注意しましょう。
口臭、体臭、吐き気等に繋がる恐れがあるからです。
ここまでで、ニンニクの効果についてご紹介しました。
積極的にニンニクを摂り入れていきたいですよね。
では、ここからは美味しいニンニクの選び方をご紹介します。
ご紹介するポイントをもとに、美味しいニンニクをぜひ食べてみてください。
1つ目は、固く綺麗な丸みを帯びていることです。
ニンニクが全体的に丸く、綺麗な形をしていることは、水分が多くて新鮮である証拠です。
形が歪んでいたり柔らかくなっていたりするニンニクは、収穫から時間が経過している傾向にあります。
程よく固さがありつつ、綺麗な丸びを帯びているものを選ぶと良いでしょう。
2つ目は、ずっしりと重いことです。
新鮮なニンニクは水分を含んでいますので、ずっしりと重くなっています。
水分があり、新鮮な証拠です。
軽いニンニクは、香りやおいしさに欠けているかもしれません。
以上が美味しいニンニクの選び方でした。
なお、ニンニクは、保存方法に注意すれば長持ちします。
冷蔵庫で保存する場合、およそ1ヶ月保存できます。
薄皮をむいて、ジップ付きの保存袋に入れて保存しましょう。
冷凍保存する場合、およそ2種間保存できます。
皮ごと、ジップ付きの保存袋に入れて保存しましょう。
しょうゆなどに漬け込んで保存する場合、およそ1週間保存できます。
臭いが強いため、密閉容器に入れることをおすすめします。
今回は、ニンニクの主な栄養素や便秘解消に役立つ理由についてご紹介しました。
ニンニクには、主にアリシン、カロテン、リン、葉酸、ビタミンB6が含まれます。
体に良い作用をもたらす栄養素ですので、積極的に摂り入れることをおすすめします。
にんにく日本一の青森から直送いたしますので、ぜひ当社をご利用ください。
2022年10月10日更新
「黒にんにくと白にんにくの違いは何だろう」
「どのように黒にんにくを保存すれば良いのかな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
今回は、黒にんにくと白にんにくの違いと常温・冷蔵・冷凍保存のコツについてご紹介します。
また、食べ過ぎによる危険性についても解説しますのでぜひ最後までご覧ください。
一般的にスーパーで売られているニンニクは白ニンニクとも言われますが、これに対して黒ニンニクも存在します。
ニンニクといえば、免疫力アップやアンチエイジング効果がありますが、実は白ニンニクよりも黒ニンニクの方が、さらに体に良いとされています。
その理由としては、S-アリルシステイン、アミノ酸各種、総ポリフェノールの成分含有量が、黒ニンニクの方が白ニンニクよりも大幅に多いことが明らかであるからです。
では、その違いについて詳しく見ていきましょう。
まず、S-アリルシステインです。
このS-アリルシステインは、あらゆる食材の中で黒ニンニクのみに含まれています。
抗がん作用と抗酸化作用により免疫機能を高めがんや老化の予防に役立ちます。
最近では認知症予防としても注目されています。
S-アリルシステインは血行を良くしてくれるので、冷え性の方にとっても嬉しい成分となっています。
次に、アミノ酸各種が大幅にアップすることです。
アミノ酸とは、タンパク質の原材料のことで、全部で20種類あります。
体の細胞はタンパク質でできていますので、とても重要な役割を果たしてくれるでしょう。
最後に、総ポリフェノール量が大幅にアップすることです。
ポリフェノールとは、チョコレートや赤ワインをイメージされる方も多いと思います。
実は黒ニンニクにもたっぷりと含まれているのです。
ポリフェノールは、植物の光合成によってできる自然の苦味や渋み、色素のことを指します。
自然界に5000種類以上あるとされています。
摂取することによって、生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果的でしょう。
では、そんな効果のある黒ニンニクですが、どのように保存すればよいか分からないという方も多いでしょう。
ここからは、黒ニンニクの常温・冷蔵・冷凍保存のコツについてご紹介します。
黒ニンニクは、冷暗所で保存すると良いでしょう。
朝と晩の温度差があったり、高温多湿で日差しが入ったりするところは避けましょう。
できるだけ風通しが良いところがおすすめです。
適温は15〜25度です。
黒ニンニクは冷蔵庫でも保存可能です。
春や夏といった高温多湿の季節においては、新聞紙に包んで冷蔵保存しましょう。
新聞紙が湿気を吸い取ってくれますので、定期的に交換すると良いでしょう。
バラバラにしてしまうと水分が抜け、固めの食感になってしまうかもしれませんので、保存する場合は丸ごと保存することをおすすめします。
冷蔵保存の場合、2〜3ヶ月ほど保存できるでしょう。
実は、冷凍保存することがベストです。
もともと水分を少なくして作られていますので、ガリガリにならなくて済みます。
密閉可能なジッパー付きの保存袋に入れ、保存しましょう。
冷凍保存であれば、1年ほど保存できるでしょう。
丸ごとでも、皮を剥いてから冷凍もできます。
ここまでは、ニンニクが良い効果があることをご紹介しましたが、食べ過ぎることによる危険はあるのでしょうか。
結論から申しますと、ニンニクの食べ過ぎは体に悪いです。
ニンニクにはアリインと呼ばれる成分が含まれており、丸ごと調理するとアリシンに変化せずにアリインのまま体内に吸収されます。
これが大量に吸収されると、血中のヘモグロビンが減少し赤血球を破壊してしまうので、貧血、血圧低下、めまい、嘔吐といった症状につながる恐れがあります。
また、アリシンは殺菌作用が強いので、大量摂取により腸内環境にある悪玉菌だけでなく善玉菌まで殺してしまいます。
これにより腸内環境が悪化するので、腹痛や下痢、便秘につながる恐れがあります。
なお、ついつい食べ過ぎてしまったということもありますよね。
そんな時は、水を飲んでください。
アリシンは水溶性の成分ですので、水を飲むことで体内から排出しやすくなります。
さらに、善玉菌を守るためにも、乳酸菌を多く含む乳製品や納豆等を摂取することをおすすめします。
腸内細菌のバランスを整えてくれますし、胃腸への刺激も抑えられます。
ニンニクの吸収を和らげるためには、空腹時にいきなりニンニクを食べないこと、タンパク質を多く含む食品と一緒に食べることを意識してみてくださいね。
今回は、黒ニンニクと白ニンニクの違いと常温・冷蔵・冷凍保存のコツについてご紹介しました。
黒ニンニクには多くの効果がありますので、ご紹介した注意点を参考にしながら摂取してみてくださいね。
ぜひ岡崎屋の黒ニンニクをご賞味ください。