2018年07月25日更新
「黒にんにくってどれくらい持つの?」
「黒にんにくの保存方法が知りたい」
「そもそも黒にんにくに賞味期限ってあるの?」
みなさんはこのような疑問を抱いたことがありますか?
黒にんにくは熟成食品のため、比較的保存期間の長い食品です。
そこで今回は、黒にんにくの保存期間についてお話しします。
黒にんにくは、買った時の皮をまだ剥いていない状態であれば、冷暗所で半年から1年ほど保存が可能です。
黒にんにくはそれ自体に殺菌作用があるため、傷みにくく長期保存に適した食材だと言えます。
保存方法は、寒い季節でしたら外の太陽の光が当たらない場所で保管していただけますし、夏の暑い季節でしたら冷蔵庫で保管していただくのが適しています。
黒にんにくは湿気の高い場所だと傷みやすくなります。
湿気を避けるために水回りでの保管は避けましょう。
そして購入時も1つずつ包装されているものや、脱酸剤が入っているものの方が良いとされています。
黒にんにくは酸化すると風味が落ちてしまいます。
そのため空気にはなるべく触れさせず、食べる直前に皮を剥くようにしましょう。
短期間で食べきるのであれば、バラバラにした状態で常温で置いていてもしばらくは大丈夫です。
しかしバラバラにした場合は、保存期間が短くなってしまいます。
その時の保存方法の注意点は、暗くて湿気の少ない場所で保存することです。ですから新聞紙で包んだり紙袋に入れたりするなどして、太陽や湿度から黒にんにくを守るのが良いとされています。
普通のにんにくであれば長期間放置していると、にんにくから芽が出たり乾燥したりしてしまいます。
しかし、黒にんにくは熟成が進んで甘みが増すことがあります。
みずみずしさは日を追うごとに失われてしまいますが、黒にんにくは比較的長期保存していても美味しさが保たれます。
黒にんにくは冷凍庫で保管すると長持ちします。
冷凍庫に入れると水分は多少なくなりますが、黒にんにくは凍らないため、美味しく食べられます。
冷凍庫に入れる場合は皮を剥いて1つずつラップに包んで保存することをおすすめします。
買いだめした場合はいつ食べきるか分からないことも多いでしょうし、冷凍庫でしたら管理もしやすいと思われます。
黒にんにくは買いだめも可能です。健康維持の一環として黒にんにくを食べる習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか?
2018年07月23日更新
にんにくには、血液をサラサラにしたり、コレステロール値を下げたり、疲労を回復させたりする効果がありますが、黒にんにくは普通のにんにくよりも効果がさらに大きいと言われています。
そのため健康食品として多くの人に愛用されていますが、黒にんにくは効果が大きい分、薬を服用されている方にとっては、飲み合わせの注意が必要となります。
それでは、黒にんにくと飲み合わせの相性が悪い薬にはどのようなものがあるのでしょうか。
免疫抑制剤は、移植手術後の拒絶反応や様々なアレルギー反応の抑制や阻止する働きをもっています。
免疫抑制剤にはシクロスポリンという成分が配合されており、この成分により体が過剰な免疫反応を起こしてしまうのを抑制します。
しかし黒にんにくには、シクロポリスの分解を促進させてしまう作用があるため、同時に服用すると、免疫抑制剤の効力が弱まる可能性があります。
糖尿病の方が服用する血液凝固防止剤はワーファリン(ワルファリンカリウム)とも言い、血液をサラサラにする働きがあります。
黒にんにくにも同じく血液をサラサラにする作用があるため、同時に服用すると過剰に血液の流れを良くして低血糖につながる恐れがあります。
黒にんにくを少し摂取する程度でしたら大丈夫ですが、念のため注意が必要です。
ピルは女性ホルモンの成分が配合されており、効果的に避妊するために服用されます。
しかし黒にんにくに含まれている薬物分解酵素がピルの効果を弱める可能性があります。ですからピルを服用している際は、黒にんにくの摂取を控えることをおすすめします。
抗HIV剤にはウイルスを抑制する作用があります。HIV発症時に服用する薬は多くの成分が配合されている場合がありますが、黒にんにくが成分のバランスを崩し、結果的に効力を弱めてしまう恐れがあります。
特にサキナビルというHIV治療に用いられる薬は、黒にんにくの摂取により薬の血中濃度が下がる可能性があります。
この他にも黒にんにくと飲み合わせに注意した方が良い薬は存在します。
健康を増進するための黒にんにくが、逆に健康を阻害してしまったら意味がありません。
現在服用している薬がある場合は、黒にんにくと同時に服用しても大丈夫か調べるようにしましょう。
もしくは、薬に詳しい医者や薬剤師に飲み合わせを相談することをおすすめします。
2018年07月21日更新
黒にんにくは健康食品として有名で多くの方に愛用されています。
そんな黒にんにくですが、
「風邪を引いているけど食べても大丈夫?」「黒にんにくを食べたらお腹を壊しそう」「黒にんにくってサプリメント感覚で食べるものなの?」
などと、黒にんにくに関して不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、黒にんにくの摂取に関する情報をお伝えします。
黒にんにくにはたくさんの効能があり、体調がすぐれない時に食べるのも非常に効果的です。
黒にんにくは殺菌作用があるため、ウイルス退治にも効果を発揮してくれます。そのため風邪予防にも良いと言われているのです。
そして、夏バテによる精力・食欲の低下を緩和する効果、整腸作用があるため便秘解消にもつながります。
にんにくを食べてお腹を壊したことがある方もいらっしゃるかと思いますが、その原因はにんにくの殺菌作用によるものです。
生のにんにくは殺菌作用が非常に強いため、にんにくの刺激により胃腸が荒れて下痢を引き起こす可能性があります。
しかし黒にんにくは熟成の過程で刺激の元となる成分が弱まるため、適量であれば胃腸が荒れてしまう心配はほとんどありません。
効能の多さの割に安全性も高い黒にんにくですが、以下のような方は摂取を控えましょう。
・血液凝固剤を服用している人
・にんにくアレルギーの疑いがある人
・医師や薬剤師からにんにくの摂取を控えるように言われている人
にんにくには血流を良くする働きがあるため、にんにくを食べると血液凝固剤の働きが弱まってしまいます。糖尿病の方などは主にこの薬を服用されている方が多いので、注意が必要です。
また血液凝固剤以外にも普段から服用している薬があるという方は、何らかの理由で飲み合わせが良くないとされる場合がありますので、一度医者や薬剤師に相談してから黒にんにくの摂取を検討されることをおすすめします。
基本的に黒にんにくは体調不良の時に食べても大丈夫です。
むしろスタミナアップの効果も期待できるため、体調がすぐれない時は黒にんにくを食べることをおすすめします。
しかし効能が高いとはいえ、食べ過ぎには注意です。たくさん食べたからと言って効果が比例して大きくなるわけではありませんし、食べすぎると胸焼けしてしまう可能性もあります。
毎日黒にんにくを適量食べて、健康的な生活を送りましょう。
2018年07月19日更新
みなさんは、世界で1番にんにくの生産量が多い国をご存知でしょうか。
正解は中国です。
世界中のにんにくのうち約80%が中国産であると言われています。
みなさんがスーパーマーケットで見かける海外産のにんにくも、だいたい中国産であることが多いのではないでしょうか?
では国内だったらどこの都道府県がにんにくの生産量1位かご存知ですか?
答えは青森県です。
国内のにんにくの約70%は青森県のにんにくだと言われています。
にんにくは産地によってそれぞれ性質が異なり、特徴にも違いが生じます。
ではにんにくは産地によってどのような違いがあるのでしょうか?
まず中国産のにんにくは国内産のものと比べて値段が安いのが1つ目の特徴です。なぜ安いかと言うと、人件費の問題もありますが、育てる際に農薬を使用し、にんにくが育ちやすくなっている可能性が非常に高いからです。
そして2つ目の特徴に粒が小ぶりなことが挙げられます。
中国のにんにくは国産のものと比べても粒が小ぶりです。
そして3つ目の特徴として、中国のにんにくは日本のにんにくと違い安全基準が低いことが挙げられます。
中国のにんにくは日本で使用禁止の農薬が使われていたり、輸送する際に防腐剤など様々な薬品が使用されていたりすることがあります。
ただ中国産のにんにく全てが安全性が低いわけではありません。中国産のものでもJASマークが付いているものであれば、日本の安全基準を満たした安全性の高いにんにくだと言えます。
青森県のにんにくは中国産のにんにくで挙げた特徴の逆のことが言えます。
値段は中国産の2~3倍以上することがあり、1つの粒も非常に大きくてみずみずしいのが特徴です。
さらに青森県にはブランドにんにくというものが多く、生産者自ら厳しい基準を設けてにんにくを栽培していることもよくあります。
それでは、その中で最も有名なブランドにんにくをご紹介します。
全国的にも有名なブランドで、最高品種のにんにくとしても高い人気を誇っています。
濃厚な味が特徴的で栄養価が高いです。
以上が、中国産と青森県産のにんにくの特徴の違いでした。
このようににんにくは、産地の違いで味や見た目、栄養価に大きな違いが生じます。
岡崎屋が提供している黒にんにくも青森県産の福地ホワイト六片を使用しており、栄養豊富で食べやすい健康食品です。
みなさんも産地にこだわった黒にんにくで、健康な生活を送りたいと思いませんか?
2018年07月17日更新
みなさんはポリフェノールにどのようなイメージを抱かれているでしょうか?
「シミに効果的」
「お肌をきれいにする」
実際このような効果から、多くの方がポリフェノールを積極的に摂取したいとお考えだと思います。
ポリフェノールといえば赤ワインが有名ですが、実は黒にんにくにもポリフェノールが多く含まれていることをご存知でしたか?
ポリフェノールには様々な種類が存在し、それぞれ効果も違います。
大抵のポリフェノールには抗酸化作用があるため、美肌に効果的です。しかしそれ以外にもポリフェノールの種類によって発揮される効果が異なります。
赤ワインやカシス、ブルーベリーに多く含まれる成分です。
視力回復に効果的です。
豆類に多く含まれる成分です。
女性ホルモンに似た働きをするため、更年期症状の緩和や女性らしい身体づくりのサポートにもなります。
コーヒーに多く含まれる成分です。
脂肪の代謝を促し、内臓脂肪の減少をサポートします。
・ケルセチン
血流の改善や骨粗しょう症の予防、さらに関節炎を抑える効果があります。
・s-アリルシステイン
記憶力をアップさせて、認知症の予防にも効果を発揮するほか、集中力アップやうつの緩和にも効果的であるとされています。
大人の1日のポリフェノール摂取量の目安は1000mg~1500mgだと言われています。
ポリフェノールは身体に嬉しい成分がたくさん存在しますが、体内に蓄積できません。
また、ポリフェノールの摂りすぎは場合によっては肝臓を弱めてしまう可能性があるので、毎日こまめに摂取するのが効果的です。
100ml中に200mg前後存在していると言われています。
ポリフェノールはぶどうの皮と種の部分に多く含まれているため、皮から色素を多く抽出しているフルボディタイプのワインがより多くのポリフェノールを含みます。
黒にんにくは100gあたり1000mg程度存在のポリフェノールを含んでいると言われています。その量は熟成前の普通のにんにくと比べて、熟成度合いによっても変わりますが、6倍以上です。
そのため、国産の粒の大きいにんにくであれば1日1~2粒程度で十分な効果が得られます。
黒にんにくはワインのようにアルコール分がないため、手軽に毎日摂取できるのがメリットです。
みなさんも黒にんにくで上手にポリフェノールを摂取しませんか?